Microsoft Edgeのアドレスバーを非表示にするには以下の3通りの方法があります。
- アドレスバーを非表示にして起動するショートカットを作成する
- WEBサイトをアプリとしてインストールする
- 全画面表示にしてアドレスバーを非表示にする
ここでは、Microsoft Edgeのアドレスバーを非表示にして、アプリのように表示する方法を操作画面も交えて詳しく解説していきます。
アドレスバーを非表示にした場合、訪問しているサイトのURLがわからなくなるため、正式なサイトにアクセスしているのか、偽サイトにアクセスしているのか判別できなくなる危険性があります。
Microsoft Edgeのアドレスバーを非表示にして起動するショートカットを作成する方法
ここでは、Microsoft Edgeのアドレスバーが非表示の状態で起動するショートカットを作成する方法を解説します。
この操作には管理者権限が必要になる場合があります。

これはショートカットの中身を変更する方法です。万が一の備えて、今あるショートカットをコピーしてバックアップしておくことをオススメします。
まずはMicrosoft Edgeのショートカットを[右クリック]し、[プロパティ]をクリックしてください。

[プロパティ]をクリックすると、「Microsoft Edgeのプロパティ」と書かれた小さなウィンドウが開きます。
その中にあるリンク先(T)の中身を編集します。
"C:\Program Files (x86)\Microsoft\Edge\Application\msedge.exe" --profile-directory=Default --app="https://www.google.com/"
元々書かれていた「"C:\Program Files (x86)\Microsoft\Edge\Application\msedge.exe"」に「 --profile-directory=Default --app="https://www.google.com/" 」を追加します。
上記はMicrosoft Edgが”C:\Program Files (x86)\Microsoft\Edge\Application\msedge.exe”にインストールされていることを前提にしています。
https://www.google.com/ は開きたいサイトのURLを入力してください。
URLが空白であったり正しくない場合(https等が抜けている場合も)、ショートカットが動作しない可能性があります。
入力が終わったら[OK]をクリックしてください。
[適用]はクリックしなくて大丈夫?と思った方はこちらのOKボタンと適用ボタンの違いについてを是非ご覧ください。

作成したショートカットをクリックすると、アドレスバーが無い状態(アプリモード)でMicrosoft Edgeが起動します。
元に戻したい場合は、先程ショートカットに追記した 「 --profile-directory=Default --app="https://www.google.com/" 」 を削除して[OK]をクリックしてください。
WEBサイトをアプリとしてインストールする
WEBサイトをアプリとしてインストールすることで、アドレスバーを表示させずにMicrosoft Edgeを開く方法です。
アプリとしてインストールするため、パソコンの管理者権限が必要になります。また、削除する場合はコントロールパネル等からアンイストールする必要があります。

まずは、URLを非表示の状態で開きたいサイトに移動してください。
※Microsoft Edgeの初期ページではWEBサイトをアプリとしてインストールすることはできません。
URLを非表示の状態で開きたいサイトに移動したら、Microsoft Edgeの右上にある[・・・]をクリックしてください。
[・・・]をクリックすると下に向かってメニューが展開されます。
その中から[アプリ]をクリックしてください。
[アプリ]をクリックすると、右か左に向かってメニューが展開されます。
展開されたメニューの中にある[このサイトをアプリとしてインストール]をクリックしてください。

[このサイトをアプリとしてインストール]をクリックすると画面が切り替わり、「アプリのインストール」と書かれたウィンドウがポップアップします。
ここに名前を入力して、右下にある[インストール]をクリックしてください。
ここで付けた名前はアンイストール時(削除時)にも使うので、わかりやすい名前にすることをオススメします。

[インストール]をクリックすると、このアプリのショートカットをどこに配置するか問われます。
必要な項目にチェックを入れて、[許可]をクリックしてください。
ここでは「タスクバーにピン留めする」と「スタートにピン留めする」を選択してみます。

これで「すべてのアプリ」と「スタート画面」にピン留めされました。
「デスクトップにショートカットを作成する」にもチェックを入れている場合は、デスクトップにショートカットが作成されます。

「すべてのアプリ」と「スタート画面」にピン留めされたショートカットをクリックすると、アドレスバーが非表示になっていてアプリのような画面でMicrosoft Edgeが起動します。
アプリとしてインストールしたWEBサイトを削除する方法
アプリとしてインストールしたWEBサイトを削除するには、コントロールパネル等からアンイストールする必要があります。
コントロールパネルからプログラムを削除する方法についてはこちらで詳しく解説していますのでぜひご覧ください。
全画面表示にしてアドレスバーを非表示にする
これはもっともシンプルにアドレスバーを非表示にする方法です。
Microsoft Edgeを起動し、キーボードの[F11]を押してください。

若干見た目は異なりますが、アドレスバーを非表示にするという目的は達成されます。
全画面表示を辞めるには再度キーボードの[F11]を押してください。
Google Chromeのアドレスバーを非表示にする方法
Microsoft Edge同様に、Google Chromeにもアドレスバーを非表示にする方法があります。
こちらの「Google Chromeのアドレスバーを非表示にする方法」に、Google Chromeのアドレスバーを非表示にする方法を詳しく解説していますのでぜひご覧ください。
その他Microsoft Edgeに関する記事
その他Microsoft Edgeに関する記事はこちらです。ぜひご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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