【Excel】最近使ったファイルの表示件数を増やす方法

この記事では、Excelで最近使ったファイルの表示件数を増やす方法を解説します。表示件数はExcelのオプションから変更でき、最大50件まで増やせます。最近使ったフォルダーの件数も同じ画面から設定できます。

「少し前に開いたファイルが一覧から消えた」「目的のファイルを探すたびにフォルダーを開くのが面倒」というときは、表示件数を増やしておくと便利です。

ただし、表示件数を増やしても、Excelのホーム画面に並ぶファイルは10件までです。変更後の件数は、「ファイル」→「開く」→「最近使ったアイテム」で確認できます。

「最近使ったアイテム」の履歴を削除したい場合は「エクセルやワードの「最近使ったアイテム」の表示を削除する方法」をご覧ください。

目次

Excelの最近使ったファイルは最大50件まで表示できる

Excelの「最近使ったファイル」は、最大50件まで表示できます。「最近使ったフォルダー」も同じく50件までです。どちらもExcelのオプション画面から変更でき、0から50までの数を指定できます。

ただし、設定した件数が、すべての画面にそのまま表示されるわけではありません。最近使ったファイルは、表示する画面によって並ぶ件数が異なります。

表示される場所並ぶ件数
「ファイル」タブを開いた直後のホーム画面「ファイル」タブを開いた直後のホーム画面10件まで。
設定を変更しても変わらない。
「ファイル」→「開く」→「最近使ったアイテム」設定した件数まで並ぶ。スクロールして確認できる。
最近使ったファイルが表示される2か所と、並ぶ件数の違い

表示件数を50にしても、ホーム画面だけを見ていると変更前との違いが分かりにくいことがあります。設定後は「ファイル」→「開く」→「最近使ったアイテム」を確認してください。

検証環境ではExcelのレジストリに100件分のファイル履歴が保存されていました。WordとPowerPointでも同様に100件を確認しています。Excelの表示件数を増やすと、すでに保存されている履歴から、設定した件数まで表示されます。

表示件数を25件から50件に増やした場合、新しくファイルを開かなくても、以前に開いたファイルが一覧に現れることがあります。保存される履歴の件数は、Excelのバージョンや利用環境によって異なります。

Excelで最近使ったファイルの表示件数を増やす方法

Excelで最近使ったファイルの表示件数を増やすには、オプションの「詳細設定」を開きます。手順は次のとおりです。

  1. 「ファイル」タブ→「その他...」→「オプション」の順にクリックする
  2. 「詳細設定」→「表示」と進み、「最近使ったブックの一覧に表示するブックの数」に数を入力して「OK」をクリックする
  3. 「ファイル」→「開く」→「最近使ったアイテム」で、増えたことを確認する

実際の画面を見ながら詳しく解説していきます。

STEP
「ファイル」タブをクリックする

Excelを開いた状態で、画面左上にある「ファイル」タブをクリックしてください。

Excelで最近使ったファイルの表示件数を変更するため、シート画面の左上にある「ファイル」タブをクリックするスクリーンショット
Excelを開いて左上の「ファイル」タブをクリックする
STEP
「オプション」を開く

「ファイル」をクリックすると、Excelのホーム画面が開きます。

左側のメニューを一番下までスクロールし、「その他...」→「オプション」の順にクリックしてください。

Excelのホーム画面で左側のメニューを下までスクロールし、「その他...」から「オプション」をクリックするスクリーンショット
左メニューの「その他...」から「オプション」を開く
STEP
「詳細設定」をクリックする

「オプション」をクリックすると、「Excelのオプション」が開きます。

左側の一覧から「詳細設定」をクリックしてください。

基本オプションが表示された「Excelのオプション」の画面で、左側の一覧から「詳細設定」をクリックするスクリーンショット
「Excelのオプション」の左の一覧から「詳細設定」をクリックする
STEP
「表示するブックの数」を変更する

「詳細設定」をクリックすると、設定項目が右側に並びます。

画面を下にスクロールして「表示」の見出しを探し、「最近使ったブックの一覧に表示するブックの数」に増やしたい数を入力してください。入力できるのは0から50までです。

入力したら「OK」をクリックします。

Excelの設定画面では、「最近使ったファイル」ではなく「最近使ったブック」と表記されています。

「Excelのオプション」の「詳細設定」で、「最近使ったブックの一覧に表示するブックの数」に50を入力して「OK」をクリックするスクリーンショット
「表示」の「最近使ったブックの一覧に表示するブックの数」を変更する
STEP
「開く」画面で増えたことを確認する

「OK」をクリックすると、「Excelのオプション」が閉じます。

「ファイル」タブを開き、左側の「開く」をクリックしてください。「最近使ったアイテム」の「ブック」タブに、設定した件数まで並びます。

一覧は日付ごとに区切られています。下にスクロールすると、以前に開いたファイルも表示されます。これで表示件数の変更は完了です。

「ファイル」→「開く」と進んだ「最近使ったアイテム」の「ブック」タブに、最近開いたファイルが日付ごとに並んでいるスクリーンショット
増えた件数は「開く」→「最近使ったアイテム」で確認する
ホーム画面は10件までしか並びません

「ファイル」タブを開いた直後のホーム画面にも「最近使ったアイテム」が並びますが、ここに表示されるのは10件までです。表示件数を50件に設定しても11件目以降は並びません。検証環境ではウィンドウを最大化しても縮めても10件のままで、ウィンドウサイズによる違いはありませんでした。設定した件数を確認したいときは「開く」画面を使ってください。

Excelで最近使ったフォルダーの表示件数を増やす方法

Excelでは、最近使ったファイルだけでなく、最近使ったフォルダーの表示件数も変更できます。よく使うフォルダーが一覧から消えてしまう場合は、ファイルとあわせて表示件数を増やしておきましょう。

  1. 「ファイル」タブ→「その他...」→「オプション」→「詳細設定」の順に進む
  2. 「表示」の「お気に入り以外の最近使ったフォルダーの数を表示」に数を入力して「OK」をクリックする
  3. 「ファイル」→「開く」→「最近使ったアイテム」の「フォルダー」タブで確認する

実際の画面を見ながら詳しく解説していきます。

STEP
「最近使ったフォルダーの数」を変更する

ファイルのときと同じ画面で設定します。「ファイル」→「その他...」→「オプション」→「詳細設定」と進み、「表示」の見出しまでスクロールしてください。

「お気に入り以外の最近使ったフォルダーの数を表示」に増やしたい数を入力し、「OK」をクリックします。こちらも0から50まで指定できます。

「Excelのオプション」の「詳細設定」で、「お気に入り以外の最近使ったフォルダーの数を表示」に50を入力して「OK」をクリックするスクリーンショット
「お気に入り以外の最近使ったフォルダーの数を表示」を変更する
STEP
「フォルダー」タブで増えたことを確認する

「OK」をクリックすると、「Excelのオプション」が閉じます。

「ファイル」→「開く」と進み、「最近使ったアイテム」の「フォルダー」タブをクリックしてください。設定した件数まで、最近開いたフォルダーが並びます。

フォルダー名の下には、そのフォルダーの場所も表示されます。これで設定は完了です。

「開く」の「最近使ったアイテム」で「フォルダー」タブに切り替え、最近開いたフォルダーが日付ごとに並んでいるスクリーンショット
「ブック」の隣にある「フォルダー」タブに切り替えて確認する

Excelで最近使ったファイルの表示件数を増やす方法に関するよくある質問と答え

Excelで最近使ったファイルの表示件数を増やす方法に関するよくある質問と答えをまとめました。

Excelで最近使ったファイルは何件まで表示できますか?

最大50件まで表示できます。Excelのオプションで0から50までの数を指定でき、それ以上は入力できません。最近使ったフォルダーも同じく50件までです。

Excelで最近使ったファイルの表示件数を増やすにはどうすればいいですか?

Excelのオプションから変更します。「ファイル」タブ→「その他...」→「オプション」→「詳細設定」と進み、「表示」の見出しにある「最近使ったブックの一覧に表示するブックの数」に数を入力して「OK」をクリックしてください。
画面付きの手順は「Excelで最近使ったファイルの表示件数を増やす方法」で解説しています。

設定画面に「最近使ったファイル」という項目が見当たりません。

Excelの設定画面では「ファイル」ではなく「ブック」と書かれています。
「詳細設定」の「表示」にある「最近使ったブックの一覧に表示するブックの数」がそれにあたります。
Wordなら「文書」、PowerPointなら「プレゼンテーション」と、アプリごとに言葉が変わります。

「最近使ったファイル」の表示件数を50にしたのに増えていないように見えます。

見ている画面が違うかもしれません。「ファイル」タブを開いた直後のホーム画面には10件までしか並ばず、設定を50件にしても増えません。「ファイル」→「開く」→「最近使ったアイテム」を開くと、設定した件数まで表示されます。ホーム画面の右下にある「その他のブック」からも同じ場所へ行けます。

最近使ったファイルの一覧はどこで見るのが一番見やすいですか?

「ファイル」→「開く」→「最近使ったアイテム」の画面です。日付ごとに区切られていて、スクロールすれば過去の分までたどれます。ファイル名の下に保存場所も出るので、同じ名前のファイルが複数あっても取り違えません。

最近使ったフォルダーの表示件数も増やせますか?

はい、増やせます。ファイルと同じ「詳細設定」の「表示」に「お気に入り以外の最近使ったフォルダーの数を表示」があり、0から50まで指定できます。設定した結果は「ファイル」→「開く」→「最近使ったアイテム」の「フォルダー」タブで見られます。

「[ファイル] タブのコマンド一覧に表示する、最近使ったブックの数」にチェックを入れるとどうなりますか?

「ファイル」タブを開いたときの左下に最近使ったブックの名前が直接並びます。
一覧を開かずに選べるので、決まったファイルを毎日開く人には便利です。こちらも50まで指定できますが、メニューの高さに収まる分しか並びません。左側が長くなって邪魔に感じたら、チェックを外せば元に戻ります。

エクスプローラーの「最近使用したファイルを表示する」をオフにすれば、Excelの履歴も消えますか?

検証環境では、エクスプローラーの「最近使用したファイルを表示する」をオフにしても、Excel側の履歴は削除されませんでした。WindowsのエクスプローラーとExcelの「最近使ったファイル」は、別の仕組みで管理されています。
Excelに表示する件数を減らしたい場合は、Excelのオプションにある「最近使ったブックの一覧に表示するブックの数」を変更してください。

最近使ったファイルの履歴は、どこに保存されていますか?

レジストリのHKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\16.0\Excel\User MRUの下です。
キーがサインインしているアカウントごとに分かれているので、別のアカウントに切り替えると履歴も別になります。同じアカウントを使っている限り、表示件数の設定も履歴も引き継がれます。

社内の共有パソコンで、開いたファイル名を他の人に見られたくありません。

表示件数を0にすると、一覧には何も出なくなります。ただし履歴が消えるわけではなく、件数を戻せばまた並びます。タスクバーのアイコンを右クリックしたときにも最近使ったファイルが出るので、そちらはタスクバーの最近使ったアイテムを非表示にする手順で別に設定してください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
記事の内容は独自検証に基づくものであり、MicrosoftやAdobeなど各ベンダーの公式見解ではありません。

記事内で紹介している手順はあくまで一例です。OSのバージョンやPC環境によって操作画面・手順が異なる場合があり、目的に応じた最適な方法も環境ごとに異なります。参考のうえご利用ください。

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公式情報・関連資料と検証環境
公式情報・関連資料
実行環境詳細と検証日
  • OS:Windows 11 Home 25H2(64bit)
    ※本記事の手順は Windows11 Home / Pro / Enterpriseで共通です(ポリシーで制限された環境を除く)。
  • ハードウェア:Intel(R) Core(TM) Ultra 7 155H (1.40 GHz) / 32GB RAM
  • Excel:Microsoft 365 MSO (バージョン 2605 ビルド 16.0.20026.20010) 64 ビット
  • 最終検証日:2026年9月1日
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この記事を書いた人

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社内SE歴15年以上。現在も社内のPC管理・ネットワーク・サーバー運用から、日常的なトラブル対応、プログラム開発まで幅広く従事しています。
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【基本検証環境】
Windows 11 Home(64bit)/Intel(R) Core(TM) Ultra 7 155H(1.40GHz)/32GB RAM

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