ユーザー アカウント制御(User Account Control 略してUAC)とは、パソコンに重要な変更が生じる可能性がある動作に対して、Windowsから「本当に良いんですね?」という確認を求められる仕組みです。
主にAdministrator(パソコンの管理者)権限が必要な動作で表示され、「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」という内容のダイアログがポップアップします。

このダイアログは初期設定ではスクリーンショットを撮ることができません。(画面が暗転していて、スクリーンショットのキーを押しても反応しません。)
手順書等を作成する際には、ユーザーアカウント制御画面もスクリーンショットできるととても便利だと思います。
ここでは、Windows11でユーザーアカウント制御画面をスクリーンショットする方法を実際の画面も交えて詳しく解説していきます。
コントロールパネルを開く

キーボードのウィンドウズキーと、[R]を押してください。
「ファイル名を指定して実行」と書かれた小さなウィンドウが立ち上がります。
そのウィンドウの中に[control]または[C:\Windows\System32\control.exe]と入力して[OK]をクリックしてください。

「コントロールパネル」と表示された上記の画面が開けば成功です。
「コントロールパネル」と表示されていて、見た目が上記の画像と異なる場合は、右上の表示方法を[カテゴリ]に変更してください。
ユーザーアカウント制御設定を変更する

コントロールパネルの左上にある[システムとセキュリティ]をクリックしてください。

「システムセキュリティ」と書かれた画面に移動したら、その中の右上にある[ユーザーアカウント制御設定の変更]をクリックしてください。

「ユーザーアカウント制御設定」と書かれたウィンドウに移動したら、左側にあるスライドバーを1段下げてください。
「ユーザーアカウント制御の設定」では、パソコンに重要な変更が生じる可能性がある動作に対し、セキュリティメッセージを最高レベルの「常に通知する」から最低「通知しない」まで4段階あります。
1段下げることでデスクトップを暗転しない設定に変わります。(右側の枠内に表示されます)
この状態で右下にある[OK]をクリックしてください。

スライドバーを1段下げて右下にある[OK]をクリックすると、「ユーザー アカウント制御」の画面が表示されるので、[はい]をクリックしてください。
これで今後ユーザーアカウント制御画面が表示されても、画面が暗転せずスクリーンショットを撮ることができます。
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