【Windows11】Alt+TabでEdgeのタブを表示しない方法 - タブを消してウィンドウだけにする

この記事では、Windows11のAlt+TabにMicrosoft Edgeのタブを表示しない方法を解説します。

Alt+Tabを押してアプリを切り替えようとしたとき、Edgeのタブがずらっと並んでしまい、目的のExcelやWordになかなかたどり着けない……そんな経験はありませんか。社内でも「ウィンドウを1つしか開いていないのに、Alt+Tabに大量の画面が出てくる」という問い合わせをよく受けます。

情シスとして社内PCのサポートをしていると、この設定に気づかないままEdgeを使っているユーザーが多いことに気づきます。設定変更は1か所のプルダウンを変えるだけで完了し、再起動も不要です。

この記事では、なぜEdgeだけこの動作になるのかという仕組みの説明から、設定アプリでの変更手順まで、実際の画面を使いながら詳しく解説します。

目次

なぜEdgeだけAlt+Tabでタブが個別に表示されるのか

Alt+Tabのタスク切り換えでEdgeのタブが個別に表示されるのは、バグではなくWindowsの仕様です。MicrosoftはWindows 10の2020年秋のアップデート(October 2020 Update)からWindowsとMicrosoft Edgeを連携させる「マルチタスク機能」を追加しました。この機能により、Alt+Tabのタスク切り替え画面にEdgeのタブが個別のウィンドウとして表示されるようになっています。

初期設定では「開いているウィンドウとMicrosoft Edgeで最近開いた5つのタブ」が表示される設定になっています。そのため、Edgeで複数のタブを開いた状態でAlt+Tabを押すと、ExcelやWordなどのアプリに加えてEdgeのタブが最大5つ並んで表示されます。

なお、ブラウザーのタブがAlt+Tabに個別表示される動作は、主にMicrosoft Edgeで発生します。Google ChromeやFirefoxでは、通常はタブ単位ではなくブラウザーのウィンドウ単位で表示されます。

Alt+TabでEdgeのタブを表示しない設定手順

Alt+TabでEdgeのタブを表示しない設定は、Windowsの設定アプリにある「マルチタスク」から変更します。設定は1か所のプルダウンを切り替えるだけで即座に反映されます。

  1. Windowsキーを押してスタートメニューを開き、「設定」をクリックする
  2. 左側の「システム」をクリックする
  3. 「マルチタスク」をクリックする
  4. 「スナップまたはAlt+Tabを押したときにアプリのタブを表示する」を「タブを表示しない」に変更する

実際の画面を見ながら詳しく解説していきます。

この設定は、Alt+Tabの表示だけでなく、ウィンドウのスナップ時に表示されるアプリのタブ候補にも影響します。スナップ機能自体を無効にしたい場合は、ウィンドウのスナップ機能を無効にする方法をご覧ください。
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STEP
Windowsキーを押して「設定」をクリック

キーボードのWindowsキーを押すか、タスクバーにあるWindowsロゴをクリックしてください。

スタートメニューが表示されたら、歯車のアイコンの「設定」をクリックしてください。

Windows11のスタートメニューが開いた状態で、左下の歯車アイコン「設定」をクリックするスクリーンショット
スタートメニューから「設定」をクリックする
STEP
「システム」をクリック

「設定」をクリックすると、Windowsの設定アプリが開きます。

キーボードのWindowsキー+Iキーを押すことでも、Windowsの設定アプリを開くことができます。
また、Windowsの設定アプリを開くショートカットをデスクトップに作成すると便利です。

左側にある「システム」をクリックしてください。

Windows11の設定アプリが開き、左側メニューの「システム」をクリックしているスクリーンショット
左側メニューの「システム」をクリックする
STEP
「マルチタスク」をクリック

「システム」をクリックすると、システムの設定画面が開きます。

画面をスクロールし、「マルチタスク」をクリックしてください。

Windows11のシステム設定画面で「マルチタスク」をクリックしているスクリーンショット
「マルチタスク」をクリックする
STEP
「タブを表示しない」を選択

「マルチタスク」をクリックすると、システムのマルチタスク設定画面が開きます。

「マルチタスク設定画面」は、Windows+Rを押して「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを開き、その中にms-settings:multitaskingと入力してEnterを押すことでも開けます。
「ファイル名を指定して実行」で使用できるコマンドについては、「ファイル名を指定して実行で使えるコマンド一覧 - Windows 11」で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

その中にある「スナップまたはAlt+Tabを押したときにアプリのタブを表示する」の右側にあるプルダウンメニューを「タブを表示しない」に変更してください。

これでAlt+Tabを押したときに、Microsoft Edgeのタブが個別に表示されなくなります。

Windows11のマルチタスク設定画面で「スナップまたはAlt+Tabを押したときにアプリのタブを表示する」のプルダウンを「タブを表示しない」に変更しているスクリーンショット
プルダウンを「タブを表示しない」に変更してAlt+TabへのEdgeタブ表示をオフにする

Alt+TabでEdgeのタブを表示しない方法に関するよくある質問と答え

Alt+TabでEdgeのタブを表示しない方法に関するよくある質問と答えをまとめました。

Alt+TabでEdgeのタブを表示しない設定はどこにありますか?

Windowsキー+Iキーを押して設定アプリを開き、「システム」→「マルチタスク」の順に進んでください。
「スナップまたはAlt+Tabを押したときにアプリのタブを表示する」というプルダウンメニューが表示されるので、「タブを表示しない」を選択します。
保存ボタンは不要で、選択後すぐに反映されます。

なぜEdgeだけAlt+Tabでタブが個別に表示されるのですか?

これはバグではなく、WindowsとMicrosoft Edgeが連携する「マルチタスク機能」の仕様です。
Windows10の2020年秋のアップデート(October 2020 Update)から追加された機能で、初期設定では最近開いた5つのタブがAlt+Tabの切り替え画面に個別表示されます。
Google ChromeやFirefoxなど他のブラウザーでは同じことは起きません。Microsoft Edgeだけの仕様です。

「タブを表示しない」以外にどんな選択肢がありますか?

プルダウンメニューには4つの選択肢があります。
「開いているウィンドウとMicrosoft Edgeのすべてのタブ」はすべてのタブを個別表示します。
「開いているウィンドウとMicrosoft Edgeで最近開いた5つのタブ」が初期設定で、最大5つのタブを表示します。
「開いているウィンドウとMicrosoft Edgeで最近開いた3つのタブ」は表示数を3つに絞ります。
「タブを表示しない」を選ぶとウィンドウ単位の切り替えに戻り、Edgeは1つのウィンドウとしてのみ表示されます。

設定を変更したのにAlt+TabにEdgeのタブが表示されたままです。

設定変更は保存操作なしに即座に反映されますが、反映されない場合はMicrosoft Edgeを一度完全に閉じて再度開いてみてください。
それでも解消しない場合は、Windowsキー+Iキーで設定アプリを開き、「システム」→「マルチタスク」→「スナップまたはAlt+Tabを押したときにアプリのタブを表示する」が「タブを表示しない」になっているかを再確認してください。
複数のEdgeウィンドウが開いている場合は、すべてのウィンドウを閉じてから再起動すると改善することがあります。

「タブを表示しない」にするとEdge内のタブ切り替えはできなくなりますか?

いいえ、Edge内のタブ切り替えには影響しません。
この設定はAlt+Tabのタスク切り替え画面に表示する内容を変えるだけです。
Edgeのタブを切り替えたい場合は、Edgeを前面に表示してからCtrlキー+Tabキーで次のタブへ、Ctrlキー+Shiftキー+Tabキーで前のタブへ切り替えられます。
詳しくはMicrosoft Edgeのキーボードショートカットまとめをご覧ください。

Windows10でも同じ設定でEdgeのタブ表示を消せますか?

はい、設定画面から変更できますが、項目名と選択肢の名称がWindows11と異なります。
Windows10の場合は、設定アプリの「システム」→「マルチタスク」→「AltキーとTabキー」のプルダウンメニューで「ウィンドウのみを開く」を選択してください。

Edgeの設定画面からAlt+Tabのタブ表示を変える方法はありますか?

いいえ、この設定はEdgeの設定画面にはありません。
Windowsキー+Iキーで開くWindowsの設定アプリ側にある機能のため、「システム」→「マルチタスク」から変更する必要があります。
Edgeの設定を探してもこの項目は見当たらないため、Windows側の設定アプリを使ってください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
記事の内容は独自検証に基づくものであり、MicrosoftやAdobeなど各ベンダーの公式見解ではありません。

記事内で紹介している手順はあくまで一例です。OSのバージョンやPC環境によって操作画面・手順が異なる場合があり、目的に応じた最適な方法も環境ごとに異なります。参考のうえご利用ください。

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※Microsoft、Windows、Adobe、Acrobat、Creative Cloud、Google Chromeほか記載の製品名・サービス名は各社の商標または登録商標です。

公式情報・関連資料と検証環境
公式情報・関連資料
実行環境詳細と検証日
  • OS:Windows 11 Home 25H2(64bit)
    ※本記事の手順は Windows11 Home / Pro / Enterpriseで共通です(ポリシーで制限された環境を除く)。
  • ハードウェア:Intel(R) Core(TM) Ultra 7 155H (1.40 GHz) / 32GB RAM
  • Microsoft Edge:バージョン 149.0.4022.80 (公式ビルド) (64 ビット)
  • 最終検証日:2026年6月29日
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この記事を書いた人

情シスの自由帳管理人のアバター 情シスの自由帳管理人 情シスの自由帳管理人

社内SE歴15年以上。現在も社内のPC管理・ネットワーク・サーバー運用から、日常的なトラブル対応、プログラム開発まで幅広く従事しています。
「情シスの自由帳」では、パソコンが苦手な方や新人の社内SEの方、テレワーク中に困りごとがある方に向けて、実務経験に基づいた再現性の高い解説を心がけています。

【基本検証環境】
Windows 11 Home(64bit)/Intel(R) Core(TM) Ultra 7 155H(1.40GHz)/32GB RAM

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