【Windows11】メモ帳で文字を折り返して表示する設定|画面幅で自動調整

【Windows11】メモ帳で文字を折り返して表示する設定|画面幅で自動調整

Windowsに標準搭載されているメモ帳(Windows Notepad)で長文の文書を作成する際、画面の端で文字が途切れてしまうことがあります。

そのような場合でも、以下の手順でメモ帳の「文字列の折り返し」機能を有効にすれば、文章がメモ帳のウィンドウ幅で自動的に改行され、すっきりと表示されます。

  1. メモ帳を起動し、右上の「設定」をクリック
  2. 「文字列の折り返し」をオン(有効)にする

本記事では、この「文字列の折り返し」機能を利用して、より快適にメモ帳を活用するための設定方法をご紹介します。
「メモ帳 折り返して表示」や「メモ帳 折り返し 設定」で検索されている方は是非最後までご覧ください。

目次

メモ帳で文字を折り返して表示する設定

Windows標準のテキストエディタ「メモ帳(Windows Notepad)」で、画面幅に合わせて自動で文字を折り返して表示する設定方法を、実際の画面を使いながら分かりやすく解説します。

STEP
メモ帳の右上にある「設定」(歯車の)アイコンをクリック

メモ帳を起動し、右上にある「設定」(歯車の)アイコンをクリックしてください。

メモ帳で文字を折り返して表示する設定 Step1 メモ帳の右上にある「設定」(歯車の)アイコンをクリック
メモ帳で文字を折り返して表示する設定 Step1 メモ帳の右上にある「設定」(歯車の)アイコンをクリック
STEP
「文字列の折り返し」をオン(有効)にする

「設定」(歯車の)アイコンをクリックすると、「設定」と書かれた画面が表示されます。

その中にある「文字列の折り返し」をオン(有効)にしてください。

メモ帳で文字を折り返して表示する設定 Step2 「文字列の折り返し」をオン(有効)にする
メモ帳で文字を折り返して表示する設定 Step2 「文字列の折り返し」をオン(有効)にする
STEP
「文字列の折り返し」が有効になったことを確認する

メモ帳の「右端で折り返す」機能をオン(有効)にすると、入力した文字列がウィンドウの幅に合わせて自動的に改行され、表示されます。

「右端で折り返す」機能をオフ(無効)にすると、長い行はウィンドウの幅で自動的に改行されず、横スクロールバーが表示されるようになります。

メモ帳で文字を折り返して表示する設定 Step3 「文字列の折り返し」が有効になったことを確認する
メモ帳で文字を折り返して表示する設定 Step3 「文字列の折り返し」が有効になったことを確認する

メモ帳で文字を折り返して表示する場合の注意点

メモ帳の「文字列の折り返し」機能を使用する際には、以下の点に注意してください。

  1. 改行コードは挿入されない
    • 「右端で折り返す」は表示上の折り返しであり、テキストファイル自体に改行コードは追加されません。
    • 折り返しを無効にしたり、ウィンドウ幅を変えたりすると、表示上の改行位置も変わります。
    • 他のテキストエディタで開いたり、メールに貼り付けたりすると、意図しない改行になることがあります。
  2. 印刷時のレイアウトには影響しない
    • 印刷時の折り返しは、メモ帳の「ページ設定」の余白と、プリンターの設定で決まります。
      印刷前にプレビューで確認し、必要に応じて余白を調整してください。
  3. 特定のフォーマットのファイルには注意
    • CSVファイルやソースコードなど、特定のフォーマットを持つファイルでは、折り返しによってデータの構造が変わる可能性があります。
      これらのファイルを扱う際は、「文字列の折り返し」をオフ(無効)にすることを推奨します。
  4. フォントによって折り返し位置が変わる
    • プロポーショナルフォント(文字によって幅が異なるフォント)を使用している場合、等幅フォントに比べて、折り返し位置が予測しにくくなります。
      メモ帳で使うフォントで等幅フォント(例:MS ゴシック、Consolas)を選択すると、折り返し位置がより安定します。

メモ帳で文字を折り返して表示する設定に関するよくある質問と答え

メモ帳で文字を折り返して表示する設定に関するよくある質問と答えをまとめました。

Windows11のメモ帳で、文字を画面幅に合わせて折り返すにはどうすればよいですか?

メモ帳を開き、右上の「設定」をクリックします。次に、「文字列の折り返し」をオン(有効)にすれば、設定は完了です。
これで、入力したテキストがウィンドウの幅に合わせて自動的に改行されるようになります。

メモ帳の折り返し設定を解除したい場合は、どうすればよいですか?

メモ帳を開き、右上の「設定」をクリックします。次に、「文字列の折り返し」をオフ(無効)にすれば、設定は完了です。
これで、文字の折り返しが無効になり、1行が長く表示されるようになります。

メモ帳の「文字列の折り返し」とは、具体的にどのような機能ですか?

「文字列の折り返し」は、Windowsのメモ帳に標準搭載されている機能の一つです。
この機能を有効にすると、入力したテキストがメモ帳のウィンドウの右端に到達した際に、自動的に次の行に折り返されて表示されます。
これにより、横スクロールバーを使わずに文章全体を確認できるようになります。

メモ帳の折り返しは、ショートカットキーで設定できますか?

いいえ、メモ帳の「文字列の折り返し」機能にはショートカットキーが割り当てられていません。
設定や解除は、メモ帳の設定画面から行ってください。

メモ帳で「文字列の折り返し」をオン(有効)にしても文字が折り返されません。

まず、メモ帳を一度全て閉じて再起動してみてください。
それでも改善しない場合は、Windows Updateの実施Microsoft Storeを通じてメモ帳を最新バージョンにアップデートしてください。
また、極端に大きなフォントサイズを使用していると、画面幅に収まりきらない場合があります。メモ帳のフォントサイズを調整してみてください。

メモ帳で文字を折り返すと、表示がおかしくなります。

一部のフォント(特にプロポーショナルフォント)や、特殊な文字コード(機種依存文字など)が含まれているテキストファイルでは、折り返すことで表示が乱れることがあります。
等幅フォント(MS ゴシック、Consolasなど)に変更するか、Notepad++など別のテキストエディタでの編集をお試しください。

メモ帳の内容をメールに貼り付けたら、変なところで改行されてしまいます。

メモ帳の「文字列の折り返し」機能は表示のみの変更で、テキストデータ自体には改行コードは追加されません。
そのため、メールに貼り付けると、送信先の環境によっては意図しない場所で改行されることがあります。

メモ帳で折り返した後の行の高さ(行間)を変更できますか?

Windows11の標準のメモ帳では、行の高さ(行間)を直接変更する機能はありません。
行間はフォントの種類とサイズによって変わります。

メモ帳の折り返し位置を、自分で指定することはできますか?

いいえ、Windows11の標準のメモ帳では、折り返し位置を任意に指定することはできません。
折り返し位置は、ウィンドウの幅と、選択されているフォントによって自動的に決定されます。
もし特定の位置で改行したい場合は、手動でEnterキーを押して改行を挿入する必要があります。

メモ帳で、特定の文字数で折り返すように設定できますか?

いいえ、Windows11のメモ帳には、文字数を指定して折り返す機能は搭載されていません。
「文字列の折り返し」機能は、あくまでウィンドウ幅に合わせて自動的に折り返す機能です。
特定の文字数で改行したい場合は、Wordのページ設定機能を利用するか、手動でEnterキーで改行を入れる必要があります。

メモ帳で、折り返し位置にインデント(字下げ)を設定できますか?

いいえ、Windows11の標準のメモ帳には、折り返し位置にインデントを設定する機能はありません。

「文字列の折り返し」を有効にした場合、印刷時も同じように折り返されますか?

いいえ、メモ帳の「文字列の折り返し」設定は、画面表示のみに影響し、印刷時のレイアウトには影響しません。

メモ帳の折り返し機能を使って、縦書きの文章を作成できますか?

いいえ、Windows11のメモ帳には縦書き機能がありません。
縦書きの文章を作成したい場合は、Wordや、縦書きに対応した専用のテキストエディタ(例:VerticalEditor)をご利用ください。

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