こんな人にオススメの記事です
- Wordのファイルがアプリの強制終了などで破損してしまった場合
Wordで日々の業務をこなしていると、「ファイルが開かない」「保存したはずのデータが消えてしまった」など、思いもよらないトラブルに見舞われることがありませんか。
大切な情報を扱うアプリケーションだからこそ、ファイル破損は見過ごせない問題です。
この記事では、Wordの基本機能を使って破損したファイルを修復する方法を実際の画面を使いながらわかりやすく解説しています。
Wordの「開いて修復」機能で破損ファイルを復元する手順
Wordで文書を開いた際に破損が見つかると、通常は「文書の回復モード」で自動修復が試みられます。
ただし、回復モードが起動しない場合や修復がうまくいかない場合もあるため、次の手動手順を実行してWordファイルの回復を試してみてください。
- Wordを起動して「ファイル」→「開く」をクリック
- 「参照」をクリック
- 修復したいWordファイルを選択
- 「開く(O)」ボタンの右側にある「▼」→「開いて修復(E)」をクリック
- 「修復(R)」をクリック
- 修復が完了したら「閉じる(C)」をクリックしてウィンドウを閉じる
こうした方法を知っておくと、万が一Wordファイルが開けなくなったときでも、慌てずに対処しやすくなります。
ここからは、Wordの基本機能を使って破損したファイルを修復する方法を、実際の画面を使いながらわかりやすく解説していきます。
まずは、何も書かれていない新規文書(空のファイル)を開いてください。
次に、左上の「ファイル」をクリックしてください。
「ファイル」をクリックすると、Wordのホーム画面が表示されます。
次に、ホーム画面左側にある「開く」をクリックしてください。
次に、「参照」をクリックしてください。
「参照」をクリックすると、ファイルを選択する画面が表示されます。
修復したいWordファイルを選択し、「開く(O)」の右にある「▼」をクリックしてください。
最後に「開いて修復(E)」をクリックしてください。
「開いて修復(E)」をクリックすると、破損したWordファイルの自動修復が始まります。
これで破損したWordファイルの修復は完了です。
リンクの自動更新を無効化してWordファイルの破損を防ぐ方法
リンクを多用しているWord文書は、起動時に自動更新が行われる場合があります。
特にネットワークドライブ(LAN上にある共有フォルダなど)を参照するリンクはエラーが発生しやすく、最悪の場合、Wordファイルが破損して修復が必要になることも少なくありません。こうしたトラブルを防ぐには、リンクの自動更新を無効にするのが効果的です。
- Wordを起動して「ファイル」をクリック
- 「オプション」をクリック
- 「Wordのオプション」で「詳細設定」をクリック
- 「文書を開いたときにリンクを自動的に更新する(U)」のチェックを外し、右下の「OK」をクリック
- 破損したWordファイルを開く
ここからは、実際の画面を用いながら具体的な設定手順を紹介し、Wordファイルの破損を未然に防ぎ、修復の手間を減らすための予防策をわかりやすく解説します。
まずは、何も書かれていない新規文書(空のファイル)を開いてください。
次に、左上の「ファイル」をクリックしてください。
「ファイル」をクリックすると、Wordのホーム画面が表示されます。
次に、ホーム画面左側にある「オプション」をクリックしてください。
「オプション」をクリックすると、「Wordのオプション」と書かれたウィンドウが開きます。
左側にある「詳細設定」をクリックしてください。
次に、詳細設定画面を下にスクロールし、「文書を開いたときにリンクを自動的に更新する(U)」のチェックを外してください。
最後に右下の「OK」をクリックして設定を保存してください。
これでリンクの自動更新がオフになり、Wordファイルの破損リスクを減らして正常にファイルが開ける可能性があります。
アドイン・テンプレートを無効にしてWordファイルを安全に開く方法
一部のアドインやテンプレートファイルが原因でエラーが起こり、Word文書が破損して修復が必要になる場合があります。
疑わしいときは、Windowsの「ファイル名を指定して実行」で「winword /a」と入力し、Wordを初期状態で起動してみてください。
アドインやテンプレートを読み込まずに立ち上げられるため、原因の切り分けがしやすくなります。
- ファイル名を指定して実行ウィンドウに「winword.exe /a」と入力して「OK」をクリック
- 「開く」をクリック
- 「参照」をクリックし、開きたいWordファイルを選択
ここからは、アドイン・テンプレートを無効にしてWordファイルを安全に開く具体的な方法を、実際の画面を使いながらわかりやすく解説します。
キーボードのWindows
+R
を押して、「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを起動してください。
次に、その中にwinword.exe /a
と入力して「OK」をクリックしてください。
「OK」を押すと、Wordが初期状態で起動し、ホーム画面が表示されます。
次に、左側の「開く」をクリックしてください。
次に「参照」をクリックし、開きたいWordファイルを選択して開いてください。
アドインやテンプレートが初期設定に戻ることで、Wordファイルの破損が修復され、正常に読み込める可能性が高まります。
Wordで破損したファイルを開く方法に関するよくある質問と答え
Wordファイルが「開けない」「エラーで落ちる」「文字化けする」といったトラブルは、作業効率を大幅に下げてしまいます。
ここでは、Wordファイルの破損を修復する具体的な方法や、起きやすい原因への対策をQ&A形式でまとめました。
基本的なトラブルと対処法
リンクの自動更新に関する疑問
破損を防ぐための予防策やバックアップ関連
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