Windows11で複数のファイルやフォルダーをまとめて圧縮する方法

こんな人にオススメの記事です

  • 複数のファイルやフォルダーをひとまとめに圧縮したい人

メールで添付ファイルを送る場合や、フォルダー内の整理をしたい時に複数のファイルやフォルダーをひとまとめに圧縮するとスッキリして便利です。

この記事では、Windows11で複数のファイルやフォルダーをまとめて圧縮する方法と、エラーメッセージが表示された場合の対処法を詳しく解説していきます。

目次

Windows11で複数のファイルやフォルダーをまとめて圧縮する方法

Windows11で複数のファイルやフォルダーをまとめて圧縮するには以下の手順で行います。

  1. ひとまとめに圧縮したいファイルやフォルダーを選択する
  2. 選択したファイルの何れかを右クリックし、[ZIPファイルに圧縮する]をクリック

ここからは、サンプルで作成したtset1.txt、tset2.txt、tset3.txt、tset4.txt、tset5.txt、をひとまとめに圧縮していきます。

サンプルで作成したtset1.txt、tset2.txt、tset3.txt、tset4.txt、tset5.txt
サンプルで作成したtset1.txt、tset2.txt、tset3.txt、tset4.txt、tset5.txt

サンプルにはテキストファイルしかありませんが、ワードファイルやエクセルファイル、画像ファイルやフォルダーがあっても手順は同じです。

STEP

ひとまとめに圧縮したいファイルやフォルダーを選択する

まずはひとまとめに圧縮したいファイルをドラッグしながら選択してください。

Windows11で複数のファイルやフォルダーをまとめて圧縮する方法 Step1 ひとまとめに圧縮したいファイルやフォルダーを選択する
Windows11で複数のファイルやフォルダーをまとめて圧縮する方法 Step1 ひとまとめに圧縮したいファイルやフォルダーを選択する
STEP

選択したファイルの何れかを右クリックし、[ZIPファイルに圧縮する]をクリック

ファイルを選択したら、次は選択したファイルの何れかを右クリックしてください。
※ここでは「tset2.txt」を右クリックします。

ここで右クリックしたファイルの名前が圧縮ファイルの名前になります。

右クリックすると右クリックメニューが表示されるので、その中にある[ZIPファイルに圧縮する]をクリックしてください。

Windows11からは右クリックメニューがかなりスリムになりした。
Windows10以前の右クリックメニューに表示を変更したい場合はこちらの「Windows11の右クリックメニューを以前の形に戻す方法」を御覧ください。

Windows11で複数のファイルやフォルダーをまとめて圧縮する方法 Step2 選択したファイルの何れかを右クリックし、[ZIPファイルに圧縮する]をクリック
Windows11で複数のファイルやフォルダーをまとめて圧縮する方法 Step2 選択したファイルの何れかを右クリックし、[ZIPファイルに圧縮する]をクリック
STEP

圧縮ファイルが作成されたことを確認する

[ZIPファイルに圧縮する]をクリックすると、圧縮が始まり、自動的に圧縮ファイルが作成されます。

STEP2で「test2.txt」を右クリックしたため、ファイル名が「test2.zip」になっています。

Windows11で複数のファイルやフォルダーをまとめて圧縮する方法 Step3 圧縮ファイルが作成されたことを確認する
Windows11で複数のファイルやフォルダーをまとめて圧縮する方法 Step3 圧縮ファイルが作成されたことを確認する
STEP

圧縮ファイルの中を確認する

作成された圧縮ファイル(ZIPファイル)をダブルクリックして中を見ると、STEP1で選択したファイルが全て入っている事が確認できます。

圧縮ファイル(ZIPファイル)の名前がSTEP2で選択した「test2」になっているためにわかりにくいですが、中を確認すると全てのファイルがひとまとめに圧縮されていることが確認できます。

Windows11で複数のファイルやフォルダーをまとめて圧縮する方法 Step4 圧縮ファイルの中を確認する
Windows11で複数のファイルやフォルダーをまとめて圧縮する方法 Step4 圧縮ファイルの中を確認する

圧縮時に「圧縮フォルダーで使用できない文字が使われているため…」と表示される場合の対処法

圧縮時に「圧縮フォルダーで使用できない文字が使われているため…」と表示されて圧縮できない場合は、ファイル名を見直してみてください。

圧縮ファイルでは以下の文字を使用することができません。
以下の文字が入っている場合は他の文字に変更してから圧縮してください。

圧縮フォルダーで使用できない文字の種類圧縮フォルダーで使用できない文字の例
全角の英数ABC123
記号¥ / ; ‚ ∗ > < ¦
一部の機種依存文字©
圧縮フォルダーで使用できない文字

また、これらが使われていないように見えるのに関わらず、「圧縮フォルダーで使用できない文字が使われているため…」と表示されて圧縮できない場合もあります。
その場合はファイル名を一度全て削除して付けなおしてみてください。

よくある質問

右クリックしても「ZIPファイルに圧縮する」が表示されません

ひとまとめにしたいファイルやフォルダーを選択後に、空白部分を右クリックすると「ZIPファイルに圧縮する」が表示されません。
選択したファイルのどれかを右クリックしてください。

まとめて圧縮した場合と、個別に圧縮した場合で圧縮率は変わりますか?

まとめて圧縮した方が若干圧縮率が良いですが、誤差の範囲です。
例)64,184 バイトのエクセルファイルを2個まとめて圧縮した場合119,692バイトでした。個別に圧縮した場合は1個あたり59,848バイトであったため、まとめて圧縮した方が4バイト小さくなりました。

圧縮したらファイル名が文字化けしました

機種依存文字が含まれているファイルやWindows以外で作成されたファイルを右クリックして圧縮した場合、文字化けが発生する可能性があります。

その他Windows11に関する記事

その他のWindows11に関する記事はこちらです。ぜひご覧ください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
記事の内容は独自検証に基づくものであり、MicrosoftやAdobeなど各ベンダーの公式見解ではありません。
環境によって結果が異なる場合がありますので、参考のうえご利用ください。

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この記事を書いた人

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社内SE歴15年以上。現在も社内のPC管理・ネットワーク・サーバー運用から、日常的なトラブル対応、プログラム開発まで幅広く従事しています。
「情シスの自由帳」では、パソコンが苦手な方や新人の社内SEの方、テレワーク中に困りごとがある方に向けて、実務経験に基づいた再現性の高い解説を心がけています。

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