【Chrome】生体認証でID・パスワードを自動入力|Windows Hello活用術

【Chrome】生体認証でID・パスワードを自動入力|Windows Hello活用術

ChromeでIDやパスワードを自動入力できたら便利だと思いませんか?

実は、Windows Helloの生体認証を使えば、ChromeでのID・パスワード入力を自動化できます。

この記事では、Windows Helloの設定方法から、もしものトラブルシューティング、よくある質問まで、Chromeでの生体認証活用術を徹底解説。面倒なログイン作業から解放されましょう。

目次

ChromeでWindows Hello(生体認証)を使用してID・パスワードを自動入力する方法

ChromeでWindows Helloの生体認証を使うには、いくつかの準備が必要です。
Chromeの設定前に確認しておきたいこと」をチェックしてから、ChromeでWindows Hello(生体認証)を有効(オン)にする設定手順に進みましょう。

Chromeの設定前に確認しておきたいこと

以下の点を確認しておくことで、ChromeでのWindows Helloの設定がスムーズに進み、トラブルを未然に防ぐことができます。快適な生体認証ログインのために、ぜひチェックしてください。

Windows Helloが有効になっていることを確認する

ChromeでWindows Helloの生体認証(指紋認証や顔認証など)を利用するには、あらかじめWindows側でWindows Helloが有効(オン)になっている必要があります。

もしWindows Helloの設定がお済みでない場合は、以下の記事を参考に、パソコンでWindows Helloを有効(オン)にしてください。

Chromeに最新のログイン情報が保存されていることを確認する

Windows Helloの生体認証で自動入力を行うには、あらかじめChromeに最新のログイン情報(ID・パスワード)が保存されている必要があります。

以下の記事を参考に、Chromeに正しいログイン情報(ID・パスワード)が保存されているか確認してください。

ChromeでWindows Hello(生体認証)を有効(オン)にする方法

それでは、ChromeでWindows Hello(生体認証)を有効にする手順を見ていきましょう。
設定は簡単です。以下の手順に従って、Chromeで生体認証による自動ログインを有効にしてください。

  1. Chromeを起動し、右上の「︙」→「設定」を選択
  2. 「自動入力とパスワード」を選択
  3. 「Google パスワード マネージャー」を選択
  4. 「設定」を選択
  5. 「Windows Helloを使用してパスワードを入力する」を有効(オン)にする
  6. Windows Helloの認証を完了し、「OK」ボタンをクリック

ここからは、ChromeでWindows Hello(生体認証)を有効(オン)にする方法を、実際の画面を使いながらわかりやすく解説していきます。

STEP
Chromeを起動し、右上の「︙」→「設定」を選択

最初に、Chromeを起動してください。

次に、画面右上にある「︙」(三点リーダー(縦))のメニューアイコンをクリックします。

するとメニューが表示されますので、その中から「設定」を選択してください。

[︙](三点リーダー(縦))などの、よく見かけるけど読み方のわからない記号はこちらで色々ご紹介しています。興味のある方はぜひご覧ください。

ChromeでWindows Hello(生体認証)を有効(オン)にする方法 Step1 Chromeを起動し、右上の「︙」→「設定」を選択
ChromeでWindows Hello(生体認証)を有効(オン)にする方法 Step1 Chromeを起動し、右上の「︙」→「設定」を選択
STEP
「自動入力とパスワード」を選択

「設定」を選択すると、Chromeの設定画面が表示されます。

画面左側のメニューから「自動入力とパスワード」を選択してください。

ChromeでWindows Hello(生体認証)を有効(オン)にする方法 Step2 「自動入力とパスワード」を選択
ChromeでWindows Hello(生体認証)を有効(オン)にする方法 Step2 「自動入力とパスワード」を選択
STEP
「Google パスワード マネージャー」を選択

「自動入力とパスワード」を選択すると、「自動入力とパスワード」と書かれた画面が表示されます。

「Google パスワード マネージャー」を選択してください。

ChromeでWindows Hello(生体認証)を有効(オン)にする方法 Step3 「Google パスワード マネージャー」を選択
ChromeでWindows Hello(生体認証)を有効(オン)にする方法 Step3 「Google パスワード マネージャー」を選択
STEP
「設定」を選択

「Google パスワード マネージャー」選択すると、Google パスワード マネージャーの設定画面が表示されます。

画面左側のメニューから「設定」を選択してください。

ChromeでWindows Hello(生体認証)を有効(オン)にする方法 Step4 「設定」を選択
ChromeでWindows Hello(生体認証)を有効(オン)にする方法 Step4 「設定」を選択
STEP
「Windows Helloを使用してパスワードを入力する」を有効(オン)にする

次に、「Windows Helloを使用してパスワードを入力する」を有効(オン)にしてください。

Chromeのアドレスバーに chrome://password-manager/settings と入力してEnterキーを押すと、この設定画面を直接開くことができます。

ChromeでWindows Hello(生体認証)を有効(オン)にする方法 Step5 「Windows Helloを使用してパスワードを入力する」を有効(オン)にする
ChromeでWindows Hello(生体認証)を有効(オン)にする方法 Step5 「Windows Helloを使用してパスワードを入力する」を有効(オン)にする
STEP
Windows Helloの認証を完了し、「OK」ボタンをクリック

「Windows Helloを使用してパスワードを入力する」を有効(オン)にすると、Windows Helloの認証画面が表示されます。

Windows Helloの認証画面が表示されたら、画面の指示に従って認証を完了し、「OK」ボタンをクリックしてください。

ChromeでWindows Hello(生体認証)を有効(オン)にする方法 Step6 Windows Helloの認証を完了し、「OK」ボタンをクリック
ChromeでWindows Hello(生体認証)を有効(オン)にする方法 Step6 Windows Helloの認証を完了し、「OK」ボタンをクリック
STEP
「Windows Helloを使用してパスワードを入力する」を有効(オン)になっていることを確認

最後に、「Windows Helloを使用してパスワードを入力する」を有効(オン)になっていることを確認してください。

これで、Chromeに保存されているID・パスワードの入力時に、Windows Helloの生体認証(指紋認証や顔認証など)が利用できるようになります。

ChromeでWindows Hello(生体認証)を有効(オン)にする方法 Step7 「Windows Helloを使用してパスワードを入力する」を有効(オン)になっていることを確認
ChromeでWindows Hello(生体認証)を有効(オン)にする方法 Step7 「Windows Helloを使用してパスワードを入力する」を有効(オン)になっていることを確認

ChromeでWindows Hello(生体認証)がオンに出来ない場合の対処法

ChromeでWindows Helloの生体認証をオンにしようとしても、うまくいかない…。

そんな時は、いくつかの原因と対処法が考えられます。

ここからは、ChromeでWindows Helloがオンにならない場合の主な原因と、それぞれの解決策を詳しく解説します。

パソコン側のWindows Helloが有効になっていることを確認する

ChromeでWindows Helloの生体認証が使えない場合、最も多い原因の一つが、パソコン側のWindows Helloが無効になっていることです。

以下の記事を参考に、Windows Helloの設定を確認してください。

Chromeを最新の状態にアップデートする

Chromeのバージョンが古いと、Windows Helloの生体認証が正常に動作しないことがあります。以下の手順で、Chromeが最新版になっているか確認し、必要であればアップデートしてください。

  1. Chromeのアドレスバーに chrome://settings/helpと入力してEnterを押してください。
  2. 「Google Chrome を更新」をクリック
  3. Chromeの再起動

詳しい手順は、こちらの「Google Chromeを最新バージョンにする」をご覧ください。

Chromeをリセットして初期化する

上記の方法を試しても問題が解決しない場合は、Chromeの設定をリセット(初期化)することで、問題が解消されることがあります。

以下の記事を参考に、Chromeをリセットして初期化してください。

ChromeでWindows Hello(生体認証)を使う方法に関連するよくある質問と答え

ChromeでWindows Hello(生体認証)を使う方法に関連するよくある質問と答えをまとめました。

Windows Helloとは何ですか? どのような認証方法がありますか?

Windows Helloは、Windowsパソコンに搭載されている生体認証機能です。
パスワードの代わりに、指紋認証、顔認証、PIN(暗証番号)などを使って、安全かつ簡単にログインできます。

ChromeでWindows Helloを使うメリットは何ですか?

パスワード入力の手間が省け、素早くログインできるのが最大のメリットです。
また、指紋や顔などの生体情報はパスワードよりも安全性が高く、セキュリティの向上にもつながります。

ChromeでWindows Helloの生体認証を使う設定方法を教えてください。

まず、パソコン側でWindows Helloの設定を完了させてください。
次に、Chromeの設定で「Windows Helloを使用してパスワードを入力する」をオンにすると、Webサイトへのログイン時にWindows Helloの生体認証を利用できるようになります。

ChromeにID・パスワードを保存しないと、Windows Helloは使えませんか?

はい、その通りです。
Windows Helloの生体認証で自動入力を行うには、Chromeにログイン情報(ID・パスワード)が保存されている必要があります。

Chromeのパスワードマネージャーとは何ですか? どこで設定できますか?

Chromeのパスワードマネージャーは、WebサイトのID・パスワードを安全に保存・管理する機能です。Chromeのアドレスバーに chrome://password-manager/settings と入力すると、設定画面を開くことができます。

Chromeにパスワードを保存するのは安全ですか?

はい、Chromeに保存されたパスワードは暗号化されて保護されています
さらに、Windows Helloの生体認証と組み合わせることで、セキュリティをより強化することができます。

ChromeでWindows Helloをオンにできない場合の対処法は?

まず、パソコン側でWindows Helloが有効になっているか確認してください。
次に、Chromeが最新版であるかを確認します。
これらが問題ない場合は、Chromeの拡張機能が影響している可能性もあります。
それでも解決しない場合は、Chromeの設定をリセット(初期化)すると改善することがあります。

「Windows Helloはこのデバイスでは利用できません」というエラーが表示される場合の対処法は?

お使いのパソコンがWindows Helloに対応していない可能性があります。
パソコンのメーカーのWebサイトなどで、Windows Helloの対応状況を確認してください。
また、Windows Updateで最新の更新プログラムが適用されているかどうかも確認してください。

Windows Helloでログインした後、Webサイトで再度パスワードを求められるのはなぜですか?

Chromeに保存されているID・パスワードが間違っているか、古い情報のままになっている可能性があります。
Chromeのパスワードマネージャーで、保存されているログイン情報を確認し、必要に応じて更新してください。
それでもログインできない場合は、一時的なエラーの可能性もあります。
時間を置いて再度試すか、Webサイトの管理者にお問い合わせください。

ChromeでWindows Helloを使っていると、特定のWebサイトだけ自動入力されません。

Chromeの自動入力機能で除外されている可能性があります。Chromeの設定画面(chrome://password-manager/settings)で、「不承認のサイトとアプリ」の設定を確認し、問題のWebサイトが除外リストに入っていないか確認してください。

スマホでWindows Helloは使えますか? Chromeのパスワード自動入力はできますか?

いいえ、Windows HelloはWindowsパソコンの機能です。スマートフォンでは利用できません。
ただし、スマートフォンに搭載されている指紋認証や顔認証を使って、Chromeに保存したパスワードを自動入力することは可能です。

その他Google Chromeに関する記事

その他Google Chromeに関する記事はこちらです。ぜひご覧ください。

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