e-Gov電子申請サービスからの電子公文書(xmlファイル)の開き方

e-Gov電子申請サービスからの電子公文書(xmlファイル)の開き方

こんな人にオススメの記事です

  • e-Gov電子申請サービスからの電子公文書(.xml)の開き方を知りたい人
  • e-Gov電子申請サービスからの電子公文書(.xml)を開くと真っ白になってしまう人

e-Gov電子申請サービスからの電子公文書はxmlやxsl、csvなどのファイルで構成されています。

文書はxmlで保存されていますが、Windows11でxmlファイルをダブルクリックすると「このファイルには、この操作を実行するように関連付けられたアプリがありません。アプリをインストールするか、または既にインストールされている場合は既定のアプリの設定ページで関連付けを作成してください。」と表示されます。

この記事では、誰でも簡単に無料でe-Gov電子申請サービスからの電子公文書(.xml)を開くことができる方法を実際の画面ももちいながらわかりやすく解説していきます。

目次

e-Gov電子申請サービスからの電子公文書(.xml)の開き方

e-Gov電子申請サービスからの電子公文書(.xml)は2024年5月時点ではInternet Explorerで開くように設計されており、Internet Explorerのサポートが終了してしまったために開くことができない(開いても真っ白になる)状態になっています。

この記事では、Microsoft EdgeのInternet Explorerモードを使ってe-Gov電子申請サービスからの電子公文書(.xml)を開いていきます。

STEP
ファイルの拡張子を表示する

e-Gov電子申請サービスからの電子公文書はzipファイル形式で送られてきますが、中身にはxmlファイル以外のファイルもあるため、予めファイルの拡張子を表示しておくと便利です。

ファイルの拡張子・隠しファイルの表示方法 Windows11をご覧いただき、ファイルの拡張子を表示させてください。

STEP
公文書が入ったZipファイルを開く

次に、公文書が入ったZipファイルを右クリックしてください。

公文書が入ったZipファイルを右クリックすると、右クリックメニューが展開されます。

Windows11からは右クリックメニューがかなりスリムになりした。
Windows10以前の右クリックメニューに表示を変更したい場合はこちらの「Windows11の右クリックメニューを以前の形に戻す方法」を御覧ください。

右クリックメニューにある[すべて展開...]をクリックしてください。

e-Gov電子申請サービスからの電子公文書(.xml)の開き方
e-Gov電子申請サービスからの電子公文書(.xml)の開き方
STEP
[展開(E)]をクリック

[すべて展開...]をクリックすると、「圧縮(ZIP形式)フォルダーの展開」と書かれたウィンドウが立ち上がります。

そのウィンドウの右下にある[展開(E)]をクリックしてください。

「完了時に展開されたファイルを表示する(H)」にチェックを入れておくと、展開後に自動的にフォルダーを開いてくれます。

e-Gov電子申請サービスからの電子公文書(.xml)の開き方
e-Gov電子申請サービスからの電子公文書(.xml)の開き方
STEP
展開されたファイルを確認する

[展開(E)]をクリックしてZipファイルを開くと、その中にいくつかのファイルが入っていることが確認できます。

開く必要があるのは末尾が.xmlファイルだけです。

それ以外のファイルは公文書(.xmlファイル)を構成するためのファイルになるため開く必要はありません。

e-Gov電子申請サービスからの電子公文書(.xml)の開き方
e-Gov電子申請サービスからの電子公文書(.xml)の開き方
STEP
公文書(xmlファイル)を右クリックし、[プログラムから開く]→[Microsoft Edge]をクリック

次に開きたい公文書(xmlファイル)を右クリックしてください。

xmlファイルを右クリックすると、右クリックメニューが展開されます。

その中にある[プログラムから開く]をクリックしてください。

次に[Microsoft Edge]をクリックしてください。

e-Gov電子申請サービスからの電子公文書(.xml)の開き方
e-Gov電子申請サービスからの電子公文書(.xml)の開き方
STEP
Microsoft Edgeが立ち上がり、真っ白なページが表示される

[Microsoft Edge]をクリックすると、Microsoft Edgeが立ち上がります。

この時点では真っ白なページで、まだ中身を確認することはできません。

e-Gov電子申請サービスからの電子公文書(.xml)の開き方
e-Gov電子申請サービスからの電子公文書(.xml)の開き方
STEP
右上の[三点リーダ]→[Internet Explorerモードで再読み込みする]をクリック

次に、Microsoft Edgeの右上にある[三点リーダ](…)をクリックしてください。

[三点リーダ](…)をクリックすると下に向かってメニューが展開されます。

展開されたメニューの中にある[Internet Explorerモードで再読み込みする]をクリックしてください。

[Internet Explorerモードで再読み込みする]が見当たらない場合は、Microsoft EdgeのInternet Explorerモード(IEモード)でサイトの再読み込みを許可するを参考にInternet Explorerモード(IEモード)でサイトの再読み込みを許可してください。

e-Gov電子申請サービスからの電子公文書(.xml)の開き方
e-Gov電子申請サービスからの電子公文書(.xml)の開き方
STEP
[完了]をクリック

[Internet Explorerモードで再読み込みする]をクリックするとページが再読み込みされ、「このページはInternet Explorerモードで開かれています」と書かれたポップアップがMicrosoft Edgeの左上に表示されます。

[完了]をクリックしてください。

「次回、このページをInternet Explorerモードで開く」を有効にしておくと次回以降この作業が不要になります。

e-Gov電子申請サービスからの電子公文書(.xml)の開き方
e-Gov電子申請サービスからの電子公文書(.xml)の開き方
STEP
e-Gov電子申請サービスからの電子公文書(.xml)が開けたことを確認する

[完了]をクリックするとe-Gov電子申請サービスからの電子公文書(.xml)を確認することができます。

e-Gov電子申請サービスからの電子公文書(.xml)の開き方
e-Gov電子申請サービスからの電子公文書(.xml)の開き方

今後電子公文書(.xml)をMicrosoft Edgeで開くように設定する方法

毎回xmlファイルを右クリックしてMicrosoft Edgeで開くのが面倒な場合は、電子公文書(.xml)をMicrosoft Edgeで開くように既定のアプリの設定を変更しておきましょう。

ここからは、今後電子公文書(.xml)をMicrosoft Edgeで開くように設定する方法を実際の画面ももちいながらわかりやすく解説していきます。

電子公文書(.xml)はInternet Explorerモードがあるブラウザーであれば開くことはできますが、個人的にはMicrosoft Edgeをオススメします。

STEP
Windowsのホーム画面を開く

キーボードのWindowsを押して(タスクバーにあるWindowsロゴをクリックして)ください。

キーボードのWindowsを押す(タスクバーにあるWindowsロゴをクリックする)と上に向かってメニューが展開されます。

展開されたメニューの右上にある[設定]をクリックしてください。

今後電子公文書(.xml)をMicrosoft Edgeで開くように設定する方法
今後電子公文書(.xml)をMicrosoft Edgeで開くように設定する方法
STEP
[アプリ]をクリック

[設定]をクリックすると「ホーム」と大きく書かれたWindowsのホーム画面が表示されます。

左側のメニューにある[アプリ]をクリックしてください。

今後電子公文書(.xml)をMicrosoft Edgeで開くように設定する方法
今後電子公文書(.xml)をMicrosoft Edgeで開くように設定する方法
STEP
[既定のアプリ]をクリック

[アプリ]をクリックすると「アプリ」と大きく書かれた画面に移動します。

その中にある[既定のアプリ]をクリックしてください。

今後電子公文書(.xml)をMicrosoft Edgeで開くように設定する方法
今後電子公文書(.xml)をMicrosoft Edgeで開くように設定する方法
STEP
[Microsoft Edge]をクリック

[既定のアプリ]をクリックすると「アプリ > 既定のアプリ」と大きく書かれた画面に移動します。

その中から[Microsoft Edge]を探してクリックしてください。

今後電子公文書(.xml)をMicrosoft Edgeで開くように設定する方法
今後電子公文書(.xml)をMicrosoft Edgeで開くように設定する方法
STEP
[XML Editor]をクリック

[Microsoft Edge]をクリックすると「アプリ > 既定のアプリ > Microsoft Edge」と大きく書かれた画面に移動します。

その中にある[XML Editor]をクリックしてください。

Windowsの初期設定では.xmlはXML Editorで開かれるようになっています。
設定を変更している場合はXML Editor以外になっていることもあるため、.xmlを一覧から探してください。

今後電子公文書(.xml)をMicrosoft Edgeで開くように設定する方法
今後電子公文書(.xml)をMicrosoft Edgeで開くように設定する方法
STEP
[Microsoft Edge]をクリックし、[既定値を設定する]をクリック

[XML Editor]をクリックすると「.xmlファイルの既定のアプリを選択する」と書かれたウィンドウがポップアップします。

その中にある[Microsoft Edge]をクリックし、[既定値を設定する]をクリックしてください。

今後電子公文書(.xml)をMicrosoft Edgeで開くように設定する方法
今後電子公文書(.xml)をMicrosoft Edgeで開くように設定する方法
STEP
.xmlの既定のアプリがMicrosoft Edgeに変更されたことを確認する

[既定値を設定する]をクリックすると、.xmlの既定のアプリがMicrosoft Edgeに変更されます。

これでこれ以降、電子公文書(.xml)はMicrosoft Edgeで開かれます。

電子公文書(.xml)をMicrosoft Edgeで開いても真っ白な場合は、右上の[三点リーダ]→[Internet Explorerモードで再読み込みする]をクリックしてください。

今後電子公文書(.xml)をMicrosoft Edgeで開くように設定する方法
今後電子公文書(.xml)をMicrosoft Edgeで開くように設定する方法

よくある質問

毎回電子公文書をMicrosoft Edgeで開くのは面倒です。何かいい方法はありませんか?

電子公文書をMicrosoft Edgeで開いた後にPDFで出力しておくと、次回以降はPDFで電子公文書を閲覧することができます。

電子公文書のフォルダー内にあるXSLファイルはなんですか?

XSLファイルはXMLデータの表示形式を指定するためのスタイルシートです。XMLファイルと組み合わせて使用する物なので削除しないでください。

電子公文書のフォルダー内にあるCSVファイルはなんですか?

電子公文書のフォルダー内にあるCSVファイルには申請者名などのデータベースが格納されています。
エクセルで開くこともできますが、このファイルだけを開いてもあまり意味はないため、その他のXSLファイルやXMLファイルと組み合わせて使います。

Google Chromeで電子公文書(.xml)を開くことはできますか?

Chromeの拡張機能の一つであるIE Tabを使うことで電子公文書(.xml)を開くことはできますが、無料期間が2週間しかないため、個人的にはあまりオススメしません。

その他Microsoft Edgeに関する記事

その他Microsoft Edgeに関する記事はこちらです。是非ご覧ください。

最後までご覧いただきありがとうございました。
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実行環境
Windows11 Home 22H2
64 ビット オペレーティング システム
Microsoft 365

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