Google 日本語入力を日々使っていると様々な変換履歴が蓄積され、より自分にあった変換候補を提示してくれるなど便利なツールになっていきます。
しかし、誤って変換した履歴も蓄積されてしまうことで不便になってしまうケースもあります。
ここでは、Google 日本語入力のサジェストが邪魔な場合の対処方法を4通り詳しく解説していきます。
- Google 日本語入力の変換履歴を削除(リセット)する
単語登録をしているもの以外の変換候補(サジェスト)が全て削除されるため邪魔な変換候補(サジェスト)もなくなります。 - Google 日本語入力のサジェスト機能を無効(オフ)にする
変換候補(サジェスト)の表示そのものを無くします。 - 不要な変換候補(サジェスト)を個別に削除する
一番手間はかかりますが、邪魔な変換候補(サジェスト)だけを確実に削除する方法です。 - 単語登録を使って正しい変換候補(サジェスト)を表示させる
邪魔な変換候補(サジェスト)の表示順位を下げる方法です。
それぞれの状況に応じて使い分けてみてください。
Google 日本語入力の変換履歴を削除(リセット)する方法
Google 日本語入力の変換履歴をリセットすることで、誤って変換した履歴がクリアされ、邪魔な変換候補(サジェスト)が表示されなくなります。
邪魔な変換候補(サジェスト)が数少ない場合はオススメしません。
変換履歴をリセットすると邪魔な変換候補以外も全て削除されてしまうので注意してください。

タスクバーに表示されている言語バーの[A]または[あ]と表示されているところを[右クリック]してください。
言語バーがタスクバーの外に出てしまっている場合は「Windows11で言語バーの配置を元の位置に戻す方法」で紹介している手順でタスクバーの中に戻すことができます。

[A]または[あ]と表示されているところを[右クリック]すると、上に向かってメニューが展開されます。
その中にある[プロパティ]をクリックしてください。

[プロパティ]をクリックすると「Google 日本語入力 プロパティ」と書かれたウィンドウが表示されます。
その中にある[サジェスト]タブをクリックしてください。

[サジェスト]タブの中にある[全入力履歴を削除]をクリックしてください。

「すべての入力履歴が削除されます。実行しますか?」と問いかけられます。
変換履歴をリセットすると邪魔な変換候補以外も全て削除されてしまうので注意してください。
問題なければ[OK]をクリックしてください。
これでGoogle 日本語入力の変換履歴をリセットすることができました。
誤って変換した履歴も削除されたので、変な候補はもう出てきません。
Google 日本語入力のサジェスト機能をオフにする方法
そもそもGoogle 日本語入力のサジェストが不要な場合は、その機能をオフにしてしまいましょう。
サジェスト機能をオフにすることで不要なサジェストが表示されなくなります。

「Google 日本語入力 プロパティ」と書かれたウィンドウの中にある[サジェスト]タブをクリックしてください。
「Google 日本語入力 プロパティ」と書かれたウィンドウへの進み方はページ上部の「Google 日本語入力の変換履歴をリセットする」で解説しています。
その中に、「入力履歴からのサジェスト自動表示を有効にする」「システム辞書からのサジェスト自動表示を有効にする」「リアルタイム変換を有効にする」と3個の項目があります。
これら全てのチェックを外してください。
チェックを全て外したら右下にある[OK]をクリックしてください。
適用を押さないで大丈夫?と思った方は、OKボタンと適用ボタンの違いについてこちらで詳しく解説していますので是非ご覧ください。
不要な変換候補(サジェスト)を個別に削除する方法
サジェスト機能を無効にするのも、これまでの全ての変換履歴が消えてしまっても困る場合は不要なサジェスト(変換候補)を個別に削除していきましょう。

私は何故か「やま」で変換すると「やマイクロソフトエッジ」という単語が出てきてしまいます。
今回は「やま」で変換すると出てきてしまう「やマイクロソフトエッジ」というサジェスト(変換候補)を削除していきます。
「やま」と入力するとサジェスト(変換候補)が自動で表示されます。
キーボードの[Tab]キーで削除したい候補を選んで[Ctrl]+[Delete]キーを押してください。
これで「やマイクロソフトエッジ」というサジェスト(変換候補)を削除することができました。
この方法で削除できるサジェスト(変換候補)は変換履歴から学習したもののみです。
元からGoogle 日本語入力に組み込まれているサジェストや単語登録されている情報は削除することはできません。
単語登録を使って正しい変換候補(サジェスト)を表示させる
Google 日本語入力の単語登録を使うことで、不要な変換候補の表示順位を下げ、正しい変換候補を表示させることができます。
Google 日本語入力で単語登録をする方法はこちらの記事で詳しく解説しているので是非ご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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