【Microsoft Edge】省電力モード・省エネモードを有効にする方法

この記事では、Microsoft Edgeの省電力モード(省エネモード)を有効にする方法を解説します。

「ノートPCのバッテリーがすぐ減る」「Edgeを開いているとファンがうるさくなる」といった場合、Edgeの省電力モードが無効になっている可能性があります。省電力モードはデフォルトでオフになっているため、意識して設定しないと使われないままになっています。

情シスとして社内PCのサポートをしていると、「ノートPCのバッテリーの減りが早い」という相談を受けることがあります。確認すると、Edgeの省電力モードがオフのままというケースが少なくありません。設定は1か所変えるだけで完了します。

この記事では、省電力モードの有効化手順から、「バランス」「最大の節約」の使い分け、有効にできない場合の対処法まで詳しく解説します。

目次

Microsoft Edgeの省電力モード・省エネモードを有効にする方法

省電力モードは、Microsoft Edgeの設定画面から4ステップで有効にできます。設定アプリではなくEdge内の設定から操作します。

  1. Microsoft Edgeを起動し、右上の「…(三点リーダー)」をクリックして「設定」を選択する
  2. 左側メニューの「システムとパフォーマンス」をクリックする
  3. 「パフォーマンス」をクリックする
  4. 「省電力を有効にする」をオンにする

実際の画面を見ながら詳しく解説していきます。

STEP
Microsoft Edge右上の「…(三点リーダー)」→「設定」をクリック

Microsoft Edge右上の「…(三点リーダー)」をクリックし、メニューから「設定」を選択してください。

[…](三点リーダー)などの、よく見かけるけど読み方のわからない記号はこちらで色々ご紹介しています。興味のある方はぜひご覧ください。

Microsoft Edgeの省電力モードを有効にする方法 - 右上の三点リーダー(⋯)をクリックしてメニューを開き、設定を選択しているスクリーンショット
右上の「…(三点リーダー)」をクリックして「設定」を選択する
STEP
「システムとパフォーマンス」をクリック

「設定」を選択すると、Microsoft Edgeの設定画面が表示されます。

左側のメニューから「システムとパフォーマンス」をクリックしてください。

Microsoft Edgeの設定画面で左側メニューの「システムとパフォーマンス」をクリックしているスクリーンショット
左側メニューの「システムとパフォーマンス」をクリックする
STEP
「パフォーマンス」をクリック

「システムとパフォーマンス」をクリックすると「システムとパフォーマンス」と書かれた画面に移動します。

その中にある「パフォーマンス」をクリックしてください。

Microsoft Edgeのシステムとパフォーマンス画面で「パフォーマンス」をクリックしてパフォーマンス設定画面に移動しているスクリーンショット
「パフォーマンス」をクリックしてパフォーマンス設定画面に移動する
STEP
「省電力を有効にする」を有効にする

「パフォーマンス」をクリックすると「システムとパフォーマンス/パフォーマンス」と書かれた画面に移動します。

Microsoft Edgeのアドレスバーにedge://settings/system/managePerformanceと入力してEnterを押してもこの画面を表示できます。

「省電力を有効にする」を有効(緑色の状態)にしてください。これでMicrosoft Edgeの省電力モードが有効になりました。

その他のオプションに関しては、次の「各設定項目の解説(バランス/最大の節約/電源接続時)」で詳しく紹介しています。

Microsoft Edgeのパフォーマンス設定画面で「省電力を有効にする」のトグルをオンにして省電力モードが有効になったスクリーンショット
「省電力を有効にする」のトグルをオンにして省電力モードを有効にする

各設定項目の解説(バランス/最大の節約/電源接続時)

「省電力を有効にする」をオンにすると、以下の3つの設定項目が表示されます。使い方に合わせて設定を選択してください。

バランス

デバイスがバッテリー駆動に切り替わったとき、またはバッテリー残量が少なくなったときに、自動的に省電力が有効になる設定です。

通常の閲覧では速度の低下をほとんど感じることなく使用できるため、迷った場合はこちらを選択してください。

最大の節約

バッテリー駆動中は常時、より積極的に省電力を適用する設定です。充電器が使えない外出先での長時間作業など、とにかくバッテリーを持たせたい場面に向いています。

ただし、動画の再生がなめらかでなくなるなど、閲覧時に動作の遅さを感じる場合があります。

電源に接続している場合でも省電力を使用する

電源に接続している状態でも省電力モードを有効にするオプションです。デフォルトではオフになっています。

電力消費を抑えたい場合や、PCの発熱を抑えたい場合に有効にしてください。ただし「最大の節約」と組み合わせた場合、閲覧時に動作の遅さが出る可能性があります。

Microsoft Edgeの省電力モードが有効にできない場合の対処法

Microsoft Edgeの省電力モードが表示されない場合や、有効にしても反映されない場合は、以下の対処法を上から順にお試しください。

Microsoft Edgeを最新版にアップデートする

古いバージョンのMicrosoft Edgeでは、省電力モードの設定が正常に反映されない場合があります。まずMicrosoft Edgeを最新版にアップデートしてから再度お試しください。

  1. Microsoft Edgeのアドレスバーにedge://settings/helpと入力してEnterキーを押す
  2. 「Microsoft Edgeについて」画面が開き、自動的に更新プログラムの確認が始まる
  3. 更新プログラムがある場合は自動でダウンロードとインストールが始まる
  4. 完了後に「再起動」ボタンが表示されたらクリックしてEdgeを再起動する

詳しい手順は【Microsoft Edge】最新版にアップデートする方法をご覧ください。

Microsoft Edgeの設定を初期化(リセット)する

アップデートで解決しない場合は、Microsoft Edgeの設定を初期化することで改善する場合があります。スタートアップページや検索エンジンなどが既定値に戻り、拡張機能が無効になります。お気に入り・履歴・保存済みパスワードは通常保持されます。

  1. Microsoft Edgeのアドレスバーにedge://settings/resetと入力してEnterキーを押す
  2. 「設定のリセット」ページが開いたら「設定を復元して既定値に戻します」をクリックする
  3. 「設定がリセットされました。」と表示されたら完了

詳しい手順は【Microsoft Edge】設定を初期化(リセット)する方法をご覧ください。

Microsoft Edgeを修復インストールする

設定の初期化でも解決しない場合は、Microsoft Edgeの修復インストールをお試しください。お気に入りやパスワードなどの個人データは保持されたまま、プログラムファイルの問題を修正できます。修復インストール後は、再度省電力モードを有効にしてください。

  1. Windowsキー+Iキーを押して設定アプリを開き、「アプリ」をクリックする
  2. 「インストールされているアプリ」をクリックする
  3. 一覧から「Microsoft Edge」を探し、右側の「…」→「変更」をクリックする
  4. ユーザーアカウント制御の画面で「はい」をクリックする
  5. 「修復」を選択して「修復」ボタンをクリックする

詳しい手順は【Windows11】Microsoft Edgeを修復インストールする2つの方法をご覧ください。

Microsoft Edgeの省電力モードを有効にする方法にする方法に関するよくある質問と答え

Microsoft Edgeの省電力モードを有効にする方法にする方法に関するよくある質問と答えをまとめました。

Microsoft Edgeの省電力モードはどこから設定できますか?

Microsoft Edgeの右上にある「…(三点リーダー)」をクリックして「設定」を開き、左側メニューの「システムとパフォーマンス」→「パフォーマンス」の順に進んでください。
「省電力を有効にする」のトグルをオンにすると有効になります。
アドレスバーにedge://settings/system/managePerformanceと入力してEnterを押すと、この画面を直接開くこともできます。

Microsoft Edgeの省電力モードをオンにしたのに効果がわかりません。なぜですか?

「バランス」設定を選択している場合、バッテリー駆動中またはバッテリー残量が少なくなったときだけ省電力が働きます。電源に接続している状態では動作しないため、変化を感じにくい場合があります。
電源接続中でも省電力を有効にしたい場合は、「電源に接続している場合でも省電力を使用する」をオンにしてください。

Microsoft Edgeの省電力モードとWindowsの省電力機能は違うものですか?

はい、別々の機能です。
Microsoft Edgeの省電力モード(省エネ機能)はEdgeのみに作用するブラウザー専用の機能で、Windowsの省電力機能とは独立して動作します。
Edgeの省電力モードをオフにしてもWindowsの省電力機能はオフになりません。Windowsの電源設定についてはWindows11の電源オプションの開き方もあわせてご覧ください。

Edge省電力モードの「バランス」と「最大の節約」はどちらを選べばよいですか?

迷った場合は「バランス」を選んでください。
「バランス」はバッテリー駆動時や残量低下時だけ省電力が働くため、通常の閲覧で速度低下をほとんど感じません。
「最大の節約」は長時間充電できない外出時などバッテリーを最優先にしたい場合に向いていますが、動画の滑らかさが落ちるなど閲覧時に動作の遅さを感じることがあります。

ノートPCのバッテリーがすぐ減ります。Edgeの省電力モードで改善しますか?

Edgeを多用している場合は改善が期待できます。ただしバッテリー自体の劣化が原因の場合は効果が限定的です。
Windowsのバッテリーレポートを確認すると、現在のバッテリーの最大容量と設計容量を比較でき、劣化度合いを把握できます。
詳しくはノートPCのバッテリーの寿命や交換時期を確認する方法をご覧ください。

「電源に接続している場合でも省電力を使用する」はどんな時にオンにすればよいですか?

PCの発熱を抑えたい場合や、意識的に消費電力を減らしたい場合にオンにしてください。
デフォルトではオフになっています。「最大の節約」と組み合わせると、電源接続中でも閲覧時に動作の遅さが出る可能性があるため、通常は「バランス」との組み合わせを推奨します。

Edge省電力モードとスリープタブ機能は何が違いますか?

省電力モードはブラウザー全体の消費電力を抑える機能で、バックグラウンド処理や一部の表示処理を制限します。 スリープタブは、しばらく操作していないタブを自動的にスリープ状態にしてメモリとCPUを解放する機能です。 省電力モードがオンのときはバックグラウンドタブが通常より短い時間でスリープするようになるなど、両機能が連動して動作します。 スリープタブの設定方法についてはMicrosoft Edgeのスリープタブを有効にする方法をご覧ください。

Edge省電力モードは、ウェブサイトの読み込みが遅くなりますか?

「バランス」設定では、通常の閲覧でページの読み込み速度への影響はほとんどありません。
「最大の節約」設定では、動画の滑らかさの低下やアニメーションの遅延が発生する場合があります。ページの読み込み自体よりも、読み込み後の動的コンテンツや動画再生に影響が出やすい傾向があります。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
記事の内容は独自検証に基づくものであり、MicrosoftやAdobeなど各ベンダーの公式見解ではありません。

記事内で紹介している手順はあくまで一例です。OSのバージョンやPC環境によって操作画面・手順が異なる場合があり、目的に応じた最適な方法も環境ごとに異なります。参考のうえご利用ください。

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※Microsoft、Windows、Adobe、Acrobat、Creative Cloud、Google Chromeほか記載の製品名・サービス名は各社の商標または登録商標です。

公式情報・関連資料と検証環境
公式情報・関連資料
実行環境詳細と検証日
  • OS:Windows 11 Home 25H2(64bit)
    ※本記事の手順は Windows11 Home / Pro / Enterpriseで共通です(ポリシーで制限された環境を除く)。
  • ハードウェア:Intel(R) Core(TM) Ultra 7 155H (1.40 GHz) / 32GB RAM
  • Microsoft Edge:バージョン 148.0.3967.83 (公式ビルド) (64 ビット)
  • 最終検証日:2026年6月1日
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この記事を書いた人

情シスの自由帳管理人のアバター 情シスの自由帳管理人 情シスの自由帳管理人

社内SE歴15年以上。現在も社内のPC管理・ネットワーク・サーバー運用から、日常的なトラブル対応、プログラム開発まで幅広く従事しています。
「情シスの自由帳」では、パソコンが苦手な方や新人の社内SEの方、テレワーク中に困りごとがある方に向けて、実務経験に基づいた再現性の高い解説を心がけています。

【基本検証環境】
Windows 11 Home(64bit)/Intel(R) Core(TM) Ultra 7 155H(1.40GHz)/32GB RAM

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