Microsoft Edge(マイクロソフトエッジ)には、コンピューターのリソース (CPUやメモリ)を節約して、電力消費を最小限に抑えることでバッテリーの寿命を延ばすための効率モードが搭載されています。
効率モード時はタブが非アクティブになった(非表示のタブ)5分後に、そのタブがスリープ状態になります。
また、ブラウザーを操作していないときに、ビデオの滑らかさが低下したり、アニメーションが遅くなる可能性があります。
詳しくは、こちらの「マイクロソフト エッジのパフォーマンス機能について」にて紹介されています。
デスクトップパソコンでは、効率モードのオンとオフが選択でき、ノートパソコンでは以下の設定から選択できます。
1.電源に接続されていない場合でバッテリー残量が低下した場合に効率モードを有効にする
2.電源に接続されていない場合に効率モードを有効にする
3.効率モードを常に有効にする
4.効率モードオフにする
この記事では、ノートパソコンにおける効率モードの設定を解説しています。
デスクトップパソコンの場合でも設定方法が同じですが、電源に接続されていることが前提のデスクトップには1番と2番はありません。
ここからは、Microsoft Edgeの効率モード(バッテリー節約等)を設定する方法について、画像を交えて詳しく解説していきます。
Microsoft Edgeの設定画面から効率モード(バッテリー節約等)を設定する
Microsoft Edgeの効率モード(バッテリー節約等)は、「システムとパフォーマンス」の画面から設定することができます。
を設定する方法2-1024x576.jpg)
Microsoft Edge(マイクロソフトエッジ)を起動し、右上にある[・・・]をクリックしてください。
[・・・]をクリックすると、下に向かってメニューが展開されます。
展開されたメニューの中から[設定]と書かれた歯車のアイコンをクリックしてください。
を設定する方法3-1024x576.png)
[設定]と書かれた歯車のアイコンをクリックすると、左側の一覧に[システムとパフォーマンス]が表示されるので、それをクリックしてください。
を設定する方法4-1024x576.png)
[システムとパフォーマンス]をクリックし、右側の画面を少し下にスクロールすると「パフォーマンスの最適化」と書かれた項目があります。
その中にある「効率モードをオンにする場合」と書かれた右側にプルダウンメニューがあります。
そのプルダウンメニューから効率モードを有効にする条件を選択します。
少し分かりづらいので以下の表にまとめてみました。
接続されていない、バッテリ残量低下 | 電源に接続されていない場合でバッテリー残量が低下した場合に効率モードを有効にする |
接続されていない | 電源に接続されていない場合に効率モードを有効にする |
常に表示 | 効率モードを常に有効にする |
なし | 効率モードオフにする |
この中から、一番あった選択肢を選択してください。
「パフォーマンスの最適化」には、Microsoft Edge(マイクロソフトエッジ)のアドレスバーに edge://settings/system と入力してエンターキーを押すことでも開くことができます。
Microsoft Edgeのツールバーから効率モード(バッテリー節約等)を設定する
設定画面から効率モード(バッテリー節約等)を設定する以外にも、ツールバーから手早く設定することが可能です。
を設定する方法5-1024x576.jpg)
Microsoft Edge(マイクロソフトエッジ)を起動し、右上にある[・・・]をクリックしてください。
[・・・]をクリックすると、下に向かってメニューが展開されます。
展開されたメニューの中から[パフォーマンス]と書かれたハートのアイコンをクリックしてください。
を設定する方法6-1024x576.jpg)
[パフォーマンス]と書かれたハートのアイコンをクリックすると、効率モードを有効にする条件を選択することができます。
少し分かりづらいので以下の表にまとめてみました。
接続されていない、バッテリ残量低下 | 電源に接続されていない場合でバッテリー残量が低下した場合に効率モードを有効にする |
接続されていない | 電源に接続されていない場合に効率モードを有効にする |
常に表示 | 効率モードを常に有効にする |
なし | 効率モードオフにする |
この中から、一番あった選択肢を選択してください。
効率モード(バッテリー節約等)を常にツールバーに表示させる方法
ノートパソコンを使用していて、頻繁に効率モード(バッテリー節約等)のオン・オフを切り替える場合はツールバーに常時表示させておくと便利です。
を常にツールバーに表示させる方法1-1024x576.jpg)
Microsoft Edge(マイクロソフトエッジ)を起動し、右上にある[・・・]をクリックしてください。
[・・・]をクリックすると、下に向かってメニューが展開されます。
展開されたメニューの中にあるハートアイコンの[パフォーマンス]を右クリックしてください。
[パフォーマンス]を右クリックすると、右側に向かってメニューが展開されます。
その中から[ツールバーに表示する]をクリックしてください。
を常にツールバーに表示させる方法-1024x576.jpg)
[ツールバーに表示する]をクリックすると、Microsoft Edge(マイクロソフトエッジ)の右上にハートアイコンの[パフォーマンス]が表示されます。
以降は、このアイコンをクリックすると効率モードが開くので、すぐにオン・オフを切り替えることが出来ます。
CPUやメモリを節約して、電力消費を最小限に抑えてバッテリーの寿命を延ばす便利な機能なので是非使ってみてください。
その他Microsoft Edge(マイクロソフトエッジ)に関する記事
その他Microsoft Edge(マイクロソフトエッジ)に関する記事はこちらです。ぜひご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
情シスの自由帳は、情シスマンが半径3m以内のITに関する情報を掲載してるサイトです。
Windows系を主として、ソフトや周辺機器について思い立った物を色々解説しています。
できる限り詳しく、丁寧に解説していくつもりですが、解説で不明な部分やもっと深く掘り下げたほうが良い記事がありましたら遠慮なくコメント欄でコメントいただけるとありがたいです。
操作環境
Windows11 Home
Microsoft Office 2019