Windows11でタスクバーの時計に秒まで表示する方法

2023年6月10日

こんな人にオススメの記事です

タスクバー（システムトレイ）の時計に秒まで表示したい人
タスクバー（システムトレイ）の設定を変更したのに秒が表示されない場合の対処法を知りたい人

Windows11ではこれまでタスクバー（システムトレイ）の時計に秒を表示させる設定がありませんでしたが、バージョン2H2のビルド22621.1778からは設定画面が用意され、簡単にタスクバー（システムトレイ）の時計に秒まで表示させることができるようになりました。

タスクバー（システムトレイ）の時計に秒まで表示するためには、2023年5月24日に配信されたKB5026446 (OS ビルド 22621.1778)が必要です。

この記事では、Windows11でタスクバーの時計に秒まで表示する方法と、設定を変更しても秒が表示されない場合の対処法を詳しく解説していきます。

Windows11でタスクバー（システムトレイ）の時計に秒まで表示する方法

Windows11でタスクバー（システムトレイ）の時計に秒まで表示するには以下の手順で行います。

Windowsの設定画面を開く
[個人用設定]をクリック
[タスクバー]をクリック
[タスクバーの動作]をクリック
[システムトレイの時計に秒を表示する（電力消費が増加します）]にチェックを入れる

ここからは、実際の画面を用いながらWindows11でタスクバー（システムトレイ）の時計に秒まで表示する方法を詳しく解説していきます。

STEP

Windowsの設定画面を開く

キーボードのWindowsを押して（タスクバーにあるWindowsロゴをクリックして）ください。

キーボードのWindowsを押すと上に向かってメニューが展開されます。

展開されたメニューの中にある[設定]をクリックしてください。

STEP

[個人用設定]をクリック

[設定]をクリックすると「システム」と大きく書かれたWindowsの設定画面が開きます。

その中にある[個人用設定]をクリックしてください。

STEP

[タスクバー]をクリック

[個人用設定]をクリックすると「個人用設定」と書かれた画面に移動します。

その中にある[タスクバー]をクリックしてください。

STEP

[タスクバーの動作]をクリック

[タスクバー]をクリックすると「個人用設定 > タスクバー」と大きく書かれた画面に移動します。

その中にある[タスクバーの動作]をクリックしてください。

STEP

[システムトレイの時計に秒を表示する（電力消費が増加します）]にチェックを入れる

[タスクバーの動作]をクリックすると、メニューが下に向かって展開されます。

その中にある[システムトレイの時計に秒を表示する（電力消費が増加します）]にチェックを入れてください。

[システムトレイの時計に秒を表示する（電力消費が増加します）]の表示がない場合はWindowsアップデートをしてKB5026446 (OS ビルド 22621.1778)を取得してください。
参考：Windows11でWindowsアップデートを手動で実行する方法を徹底解説

STEP

タスクバー（システムトレイ）の時計に秒が表示されていることを確認する

[システムトレイの時計に秒を表示する（電力消費が増加します）]にチェックを入れると、すぐにタスクバー（システムトレイ）の時計に秒が表示されます。

タスクバー（システムトレイ）の時計に曜日や元号を表示したい場合はこちらの「タスクバーにある時計に曜日や元号を表示する方法　Windows11」を御覧ください。

Windows11でタスクバー（システムトレイ）の時計に秒まで表示する方法 Step6 タスクバー（システムトレイ）の時計に秒が表示されていることを確認する

Powershellのコマンドを使ってタスクバー（システムトレイ）の時計の秒表示を切り替える方法

複数台のパソコンの時計に秒まで表示するには、以下のコマンドを使うと便利です。

Powershellを管理者として起動し、以下のコマンドを実行してください。

Set-ItemProperty -Path HKCU:\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advanced -Name ShowSecondsInSystemClock -Value 1 -Force

Powershellを管理者として起動する方法

タスクバーにあるWindowsのロゴをクリックして（キーボードのWindowsキーを押して）ください。

Windowsのロゴをクリックすると上に向かってメニューが展開されるので、その一番上にある検索バーをクリックしてください。

検索バーをクリックしたら、検索バーの中に[powershell]と入力してください。

[powershell]と入力すると右側の枠内に「Windows PowerShell」と表示されます。

その下に書かれている[管理者として実行する]をクリックしてください。

反対にタスクバー（システムトレイ）の時計に表示した秒を非表示にするコマンドは以下のとおりです。

Set-ItemProperty -Path HKCU:\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advanced -Name ShowSecondsInSystemClock -Value 0 -Force

設定を変更してもタスクバー（システムトレイ）の時計に秒が表示されない場合の対処法

Windowsの設定を変更してもタスクバー（システムトレイ）の時計に秒が表示されない場合、時計の表示設定を以下の手順で見直すことで秒が正しく表示される場合があります。

「ファイル名を指定して実行ウィンドウ」から「地域」を開く
[追加の設定(D)]をクリック
[時刻]タブをクリック
「時刻(長い形式)」に[:ss]を追加して[OK]をクリック

ここからは実際の画面も用いながら、Windowsの時計の設定を「秒」を表示するために必要な設定方法について詳しく解説していきます。

STEP

「ファイル名を指定して実行ウィンドウ」から「地域」を開く

キーボードのWindowsキーとRキーを押し、「ファイル名を指定して実行」と書かれたウィンドウを表示してください。

その中にintl.cplと入力して[OK]をクリックしてください。

その他「ファイル名を指定して実行」で使えるコマンドはこちらの「ファイル名を指定して実行で使えるコマンド一覧 - Windows11」で詳しく解説しているので是非ご覧ください。

STEP

[追加の設定(D)]をクリック

intl.cplと入力して[OK]をクリックすると「地域」と書かれたウィンドウが立ち上がります。

その中にある[追加の設定(D)]をクリックしてください。

設定を変更してもタスクバー（システムトレイ）の時計に秒が表示されない場合の対処法 Step2 [追加の設定(D)]をクリック

タスクバー（システムトレイ）に表示されるのは「長い形式」

時刻には「短い形式」と「長い形式」がありますが、タスクバー（システムトレイ）に表示されるのは「長い形式」です。
ここはH:mmになっている場合は10:30と表示されます。H:mm:ssに変更することで10:30:29と秒まで表示されるようになります。

STEP

[時刻]タブをクリック

[追加の設定(D)]をクリックすると「形式のカスタマイズ」と書かれたウィンドウが新たに立ち上がります。

その中にある[時刻]タブをクリックしてください。

STEP

「時刻(長い形式)」に[:ss]を追加して[OK]をクリック

[時刻]タブをクリックすると時刻の表示設定画面に切り替わります。

その中にある「時刻(長い形式)(L)」を以下のように編集してください。

H:mm:ss

末尾に:ssを追加することで「秒」を表示させるように設定を変更します。

編集を終えたら最下部にある[OK]をクリックしてウィンドウを閉じてください。

「適用はクリックしなくていいの？」と思ったかたはこちらの「OKボタンと適用ボタンの違いについて」を是非ご覧ください。

設定を変更してもタスクバー（システムトレイ）の時計に秒が表示されない場合の対処法 Step4 「時刻(長い形式)」に[:ss]を追加して[OK]をクリック

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