ワードやエクセルなどのOfficeソフトには表示する言語を追加・変更する機能があり、「エクセルやワードを英語表記にする方法」で紹介しているように、いつでも無料で言語表示を簡単に切り替えることができます。
このページでは、ワードやエクセルなどのOfficeソフト内に使わなくなった言語がある場合や、インストールした覚えがない言語が入っている場合に知っておきたい「ワードやエクセルにインストールされている不要な言語を削除する方法」を詳しく解説していきます。
不要な言語がOfficeにインストールされていると、突然言語が日本語以外に切り替わって混乱する可能性があるため、早めに削除しておきましょう。
Officeにインストールされている言語を確認する方法
まずは今Officeにどの言語がインストールされているか確認してみましょう。
どの言語がOfficeインストールされているかはそれぞれのオプション画面で確認することができます。
この記事ではエクセルの画面を使用して解説していますが、ワードやパワーポイントでも同じ操作方法でインストールされている言語を確認することが可能です。

まずはエクセルを開き、左上の[ファイル]をクリックしてください。

[ファイル]をクリックすると、エクセルのホーム画面が開きます。
左側のメニューにある[オプション]をクリックしてください。
エクセルのウィンドウを縮小している場合、[オプション]が見当たらない場合があります。
その場合はエクセルのウィンドウを最大化してみてください。

[オプション]をクリックすると、「Excelのオプション」と書かれたウィンドウが立ち上がります。
そのウィンドウの左側のメニューにある[言語]をクリックしてください。

[言語]をクリックすると、「Officeの表示言語」と書かれた画面に移動します。
この画面の中の赤枠で囲った部分に、現在Officeにインストールされている言語が表示されています。
ここでは、日本語と英語がインストールされていることが確認できます。
Officeにインストールされている不要な言語を削除する方法
ここでは、Officeで英語を使わなくなったと仮定して、英語を削除する流れで解説を進めていきます。
この操作にはパソコンの管理者権限が必要になります。

まず、タスクバーに表示されているウィンドウズのロゴをクリックして(キーボードのWindowsキーを押して)ください。
ウィンドウズのロゴをクリックすると、上に向かってメニューが展開されます。
展開されたメニューの一番左上にある検索バーに[コントロールパネル]と入力してください。
「もっとも一致する検索結果」と書かれた欄に「コントロールパネル」と表示されるのでそれをクリックしてください。
[コントロールパネル]と全部入力しなくても検索結果にコントロールパネルが表示される場合があります。

[コントロールパネル]をクリックすると、「コントロールパネル」と書かれたウィンドウが開きます。
その中にある[プログラムのアンインストール]をクリックしてください。
右上の表示方法は「カテゴリ」「大きいアイコン」「小さいアイコン」の3種類から選択できます。
上記画面は表示方法を「カテゴリ」にしています。

[プログラムのアンインストール]をクリックすると、「プログラムのアンインストールまたは変更」と書かれた画面に移動します。
その中にある[Microsoft Office XXXXXXXX -en-XX]をダブルクリックしてください。
[Microsoft Office XXXXXXXX -en-XX]のXには、Officeのエディション(HomeとかProfessional)やバージョン(2019とか2017)が記載されています。

[Microsoft Office XXXXXXXX -en-XX]をダブルクリックすると、「ユーザーアカウント制御」のウィンドウが立ち上がります。
左下の[はい]をクリックしてください。

[はい]をクリックすると、「Ready to uninstall?」という画面が表示されます。
選択した言語を削除(アンインストール)しても良い場合は、右下にある[Uninstall]をクリックしてください。
Officeから言語を削除(アンインストール)には、開いているエクセルやワード、パワーポイントなどを閉じておく必要があります。

[Uninstall]をクリックすると、言語の削除(アンインストール)が始まります。
画面が切り替わるまでこのまま待ってください。

「Done uninstalling!」と表示されれば言語の削除(アンインストール)は終了です。
引き続きOfficeから不要な言語が削除(アンインストール)されていることを確認しましょう。
Officeから不要な言語が削除(アンインストール)されていることを確認する
最後に、削除(アンインストール)した言語が残っていないか確認していきます。
コントロールパネルから確認する方法
まずはコントロールパネル上で確認してみましょう。
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まずは、「プログラムのアンインストールまたは変更」の画面で確認していきます。
一覧の中に末尾が「-en」となっているMicrosoft Officeのプログラムが無いことを確認してください。
Officeのオプション画面で確認する
次に、Officeのオプション画面で確認してみましょう。
されていることを確認する2-1024x576.png)
「Officeの表示言語」欄から英語[English]が無くなっていることを確認してください。
コントロールパネル上と、Officeのオプション画面それぞれから英語のOfficeがなくなっていれば削除は成功です。
今後またワードやエクセルといったOfficeソフトに言語を追加したい場合は、こちらの「エクセルやワードを英語表記にする方法」を参考に追加してください。
一度削除した言語を再度インストールする場合も同様の手順です。

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