Windows11でごみ箱にファイルを移動せず、削除と同時にファイルを完全に消去する方法

この記事では、ファイルの削除をしたときにごみ箱にファイルを移動せず、削除と同時にファイルを完全に消去する方法と、ファイルを完全に消去する時に確認メッセージを表示させる方法を詳しく解説していきます。

この記事では、「削除」をごみ箱に移動する、「消去」をパソコンから完全に消去するという意味で使い分けています。

ごみ箱にファイルを移動せず、削除と同時にファイルを完全に消去する方法

ごみ箱にファイルを移動せず、削除と同時にファイルを完全に消去するには、ごみ箱の設定を変更して削除と同時にファイルを完全に消去する方法と、ファイルの削除時にキーボードのShiftを押しながら削除アイコンをクリックする方法があります。

ごみ箱の設定を変更して削除と同時にファイルを完全に消去する方法

まずはごみ箱の設定を変更して削除と同時にファイルを完全に消去する方法を詳しく解説していきます。

ファイルの削除時にキーボードのShiftを押しながら削除アイコンをクリックして削除と同時にファイルを完全に消去する方法

ごみ箱の設定を変えずに、ファイルを完全に消去したい場合はファイルの削除時にキーボードのShiftを押しながら削除してください。

ファイルの削除でキーボードのDELETEを使う場合は、ファイルを選択後、Shiftを押しながらDELETEを押すことでファイルを完全に消去することができます。

「このファイルを完全に削除しますか？」と警告メッセージを表示させたい場合

[ごみ箱にファイルを移動しないで、削除と同時にファイルを消去する(R)]にチェックを入れると、ファイルを選択してDELETEキーを押すと即ファイルが消去されて、復活できない状態になります。

ごみ箱に移動はしたくないけど、警告メッセージを表示させたい場合は[ごみ箱にファイルを移動しないで、削除と同時にファイルを消去する(R)]にチェックを入れ、[削除の確認メッセージを表示する(D)]にもチェックを入れてください。

これでファイルを削除した時に上記のような警告メッセージが表示され、[はい(Y)]をクリックするとごみ箱にファイルが移動せずに完全に消去されます。

やっぱり安全なのは一度ごみ箱にファイルを移動してから削除すること

ファイルを削除した瞬間に消去してくれると、ごみ箱に余計なファイルが貯まらず、ディスクの容量を圧迫しないので気が楽といえば楽ですが、やはり個人的には「ごみ箱に一時保管されている」という安心感があるからガシガシとファイルを削除することができているような気がします。

なので、個人的には[ごみ箱にファイルを移動しないで、削除と同時にファイルを消去する(R)]のチェックを外し、削除したファイルをごみ箱一時的に移すことをおすすめします。

Windowsに搭載されているストレージセンサーはごみ箱の中身を自動的に整理してくれるので、この機能を使えばごみ箱にファイルが貯まらずに、ディスク容量も圧迫しません。

ストレージセンサーには、「ごみ箱に移動してから◯日が経過したファイルを削除する」という機能があるので、是非試してみてください。

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