ワードとエクセルの初期フォント（既定のフォント）を変更する方法

ワードを開き、ワードがアクティブウィンドウの状態でキーボードのCtrl+Dを押してください。

アクティブウィンドウとはPC画面の一番手前に表示されていて、操作可能なウィンドウを指します。
反対に、一番前以外に表示されていて、操作できないウィンドウを非アクティブウィンドウと呼びます。

ワードがアクティブウィンドウの状態でキーボードのCtrl+Dを押すと、「フォント」と書かれた小さなウィンドウが立ち上がります。

このフォントウィンドウの中でフォントの設定を行います。

既定のフォントを変更するには、[日本語用のフォント(T)]、[英数字用のフォント(F)]と書かれたところのプルダウンメニューから希望のフォントを選択します。

※[日本語用のフォント(T)]と[英数字用のフォント(F)]は同じものにする必要はありませんが、半角数字は[英数字用のフォント(F)]に依存するため、個人的には同じフォントにしておくことをオススメします。

この記事では「日本語用のフォント」をメイリオに変更していきますが、[文字のスタイル]や[文字サイズ]、[フォントの色]等の既定値を設定することもできます。

このウィンドウでは、スタイル（太字（ボールド）、斜め文字（イタリック））や既定のフォントサイズも変更することができます。

フォントの設定を終えたら、左下の[既定に設定] をクリックしてください。

プレビューを確認しながらフォントを選択する事をオススメします

「フォント」ウィンドウの下の方に、変更しようしているフォントのプレビューが表示されます。
希望しているフォント、スタイル、サイズ等はこのプレビューを見ながら調整する事をオススメします。

[既定に設定] をクリックすると、変更したフォントをこのファイルだけ既定にするか、Wordファイル全ての既定にするか尋ねられます。

以降全てのワードに対して既定フォントを変更したい場合は[Normal.dotmテンプレートを使用した全ての文書(A)]にチェックを入れて[OK]をクリックしてください。

開いているワードを閉じて開き直すと、「フォント」ウィンドウで選択した「メイリオ」が初期フォントとして指定された状態になります。

エクセルを立ち上げ、左上にある[ファイル]をクリックしてください。

[ファイル]をクリックすると、エクセルの「ホーム画面」が開きます。

左側のメニューにある[オプション]をクリックしてください。

エクセルのウィンドウを縮小していると[オプション]が見当たらない場合があります。
その場合、エクセルのウィンドウを最大化するか、[その他]→[オプション]の順にクリックしてください。

[オプション]をクリックすると、「Excelのオプション」と書かれたウィンドウが立ち上がります。

[全般]タブにある[新しいブック作成時]内にある[次を既定フォントとして使用(N)]でフォントを選択してください。

ここではフォント以外にも文字サイズや[ブックのシート数]も変更することができます。
ブックを開いた時に毎回５シート開いていて欲しい場合は、[ブックのシート数]の値を５にしてください。

選択したら、右下にある[OK]をクリックしてください。

[OK]をクリックすると、「フォントの変更を有効にするには、Microsoft Excelを閉じてから、再起動してください。」と表示されるので[OK]をクリックしてください。

開いているエクセルを全て閉じて開き直すと、「Excelのオプション」ウィンドウで選択した「メイリオ」が初期フォントとして指定された状態になります。