ディスククリーンアップの方法をわかりやすく解説

ディスククリーンアップの使い方、ディスククリーンアップを管理者として実行した場合に出来ること、ディスククリーンアップを管理者として実行する方法、タスクスケジューラを使って定期的にディスククリーンアップを実行する方法を詳しく解説していきます。

こんな人にオススメの記事です

  • ディスクの空き領域を増やしたい人
  • ディスククリーンアップの方法を知りたい人
  • もっと便利でにディスククリーンアップを活用したい人

Windowsを日々使っていると、WindowsUpdateのための古いファイルや、キャッシュ、エラーログなど目に見えないさまざまなデータが蓄積されています。

個別に削除することも可能ですが、ファイルが多岐にわたることから現実的には困難です。

ここでは、ディスククリーンアップの使い方ディスククリーンアップを管理者として実行した場合に出来ることディスククリーンアップを管理者として実行する方法タスクスケジューラを使って定期的にディスククリーンアップを実行する方法を詳しく解説していきます。

最も効果的にディスクの空き容量を増やしたい場合は「ディスククリーンアップを管理者として実行」してください。

目次

ディスククリーンアップで不要なファイルを削除し、空き容量を増やす方法

ここからはディスククリーンアップを起動し、ファイルを削除するまでの具体的な流れを実際の画面を用いながら詳しく解説していきます。

STEP
スタートメニューから[ディスク クリーンアップ]を検索する

タスクバーの[Windowsボタン]をクリックして(キーボードのWindowsキーを押して)ください。

[Windowsボタン]をクリックすると上に向かってスタートメニューが展開されます。

その最上部の検索バーに[ディスク クリーンアップ]と入力してください。

「ディスク」と「クリーンアップ」の間に半角スペースが必要です。

「最も一致する検索結果」に表示される[ディスク クリーンアップ]をクリックしてください。

ディスククリーンアップを起動する方法
ディスククリーンアップを起動する方法
STEP
ディスク クリーンアップの起動を待機する

[ディスク クリーンアップ]をクリックすると以下のようなウィンドウが立ち上がります。

これはディスク クリーンアップが起動時に削除しても問題ないファイルを検索している状態なので、このまま待機してください。

使用しているディスクのサイズが大きい場合は少し時間がかかる場合があります。
この画面では何も削除されないので安心してください。

ディスククリーンアップを起動する方法
ディスククリーンアップを起動する方法
STEP
ディスク クリーンアップの起動を確認する

削除しても問題ないファイルの検索が終わると、以下のようなディスク クリーンアップが起動します。

ディスク クリーンアップは、Windowsキー+Rを押して「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを立ち上げ、その中にcleanmgrと入力してEnterを押すことでも開くことができます。
「ファイル名を指定して実行」はコマンドを使用してアプリケーションの起動や、設定画面を簡単に開くことができる非常に便利な機能です。
「ファイル名を指定して実行」で使えるその他のコマンドはこちらの「ファイル名を指定して実行で使えるコマンド一覧 - Windows11」で詳しく解説しているので、興味がある人は是非ご覧ください。

ディスククリーンアップを起動する方法
ディスククリーンアップを起動する方法
STEP
削除するファイルの種類にチェックを入れて[OK]をクリック

ディスククリーンアップが起動したら不要なファイルの種類を選択して削除していきます。

ディスククリーンアップで削除できるファイルの種類は以下のものがあります。

スクロールできます
項目名ファイルの中身・重要性削除のオススメ度
ダウンロードされたプログラムファイルインターネットから自動的にダウンロードされるActive Xコントロールや、Javaなどのプログラムです。
重要なファイルではないので、ファイルサイズが大きくなりすぎている場合は削除してみましょう。
C:\Windows\Downloaded Program Filesに保存されているファイルです。
★★★★★
インターネット一時ファイルディスクに保存されているWebページのデータです。これらはWebサイトへのアクセスを早くする目的にパソコンに保存されています。
いわゆる「キャッシュのクリア」と同じです。
重要なファイルではないので、ファイルサイズが大きくなりすぎている場合は削除してみましょう。
C:\Users\%username%\AppData\Local\Microsoft\Windows\INetCache\IEに保存されているファイルです。
★★★
Windowエラー報告とフィードバックの診断Windowsエラーなどが含まれている診断ファイルです。
エラーログを見返さない場合は重要性はありません。削除してしまって問題ありません。
★★★★★
DirectXシュレッダーキャッシュこれらのファイルにより、アプリケーションの読み込み時間が短くなりアプリケーションの応答速度が向上します。
重要なファイルですが、削除しても再生成されるので削除しても問題ありません。
★★
配信の最適化ファイルこのファイルはWindowsUpdateなどをスムーズに行うためのファイルです。
重要度が高いため頻繁な削除はおすすめしませんが、ファイルのサイズが大きくなりすぎてディスクを圧迫している場合は削除しても良いと思います。
★★★★★
ごみ箱ごみ箱に一時的に削除されているファイルです。
不要であれば削除(ごみ箱を空に)しましょう。
★★★
一時ファイルインターネット一時ファイルとは異なり、主にWindowsUpdateやドライバーのアップデートなどで使われている一時ファイルです。
アップデートに必要なファイルは再度ダウンロードが可能なため重要性は低いです。
WindowsUpdateやドライバーアップデート後に不具合がなければ、削除してしまって問題ありません。
★★★★★
縮小表示画像、動画などのファイルやアプリケーションで使われているアイコンなどのサムネイル画像です。
一度削除しても再度ファイルを開くと作成されるため削除してしまって問題ありません。
★★★★★
ディスククリーンアップで削除できるファイルの種類

チェックを入れたら右下にある[OK]をクリックしてクリーンアップを実行してください。

ディスククリーンアップで不要なファイルを削除する
ディスククリーンアップで不要なファイルを削除する
STEP
[ファイルの削除]をクリック

[OK]をクリックすると「これらのファイルを完全に削除しますか?」とメッセージが表示されます。

ここで削除したファイルはゴミ箱に一次保存されずに完全に削除されます。

問題無ければ[ファイルの削除]をクリックしてください。

ディスククリーンアップで不要なファイルを削除する
ディスククリーンアップで不要なファイルを削除する

ディスククリーンアップを管理者として実行して不要なファイルを削除する

ディスククリーンアップはユーザー権限で削除できるファイルの種類と、管理者として削除できるファイルの種類が異なります。

ここからは管理者としてディスククリーンアップを実行する方法と、ユーザー権限で実行した場合との違いを詳しく解説していきます。

ディスククリーンアップを管理者として実行した場合に出来ること その1

ディスククリーンアップを管理者として実行した場合、以下の画像のとおりユーザー権限で実行するよりも多くのファイルを削除することができます。

管理者として実行した場合とユーザー権限で実行した場合の違い その1
管理者として実行した場合とユーザー権限で実行した場合の違い その1

以下にそれぞれの項目を書きだして比較してみます。

管理者として実行した場合ユーザー権限で実行した場合
Microsoft Defender ウイルス対策
Windowsアップグレードログファイル
ダウンロードされたプログラムファイルダウンロードされたプログラムファイル
インターネット一時ファイルインターネット一時ファイル
Windowエラー報告とフィードバックの診断Windowエラー報告とフィードバックの診断
DirectXシュレッダーキャッシュDirectXシュレッダーキャッシュ
配信の最適化ファイル配信の最適化ファイル
デバイス ドライバー パッケージ
言語リソースファイル
ごみ箱ごみ箱
一時ファイル一時ファイル
縮小表示縮小表示
以前のWindowsのインストール
ディスククリーンアップの項目 管理者として実行した場合と、ユーザー権限で実行した場合の違い

上記のとおり、管理者として実行したほうが以下の5項目多いことがわかります。

スクロールできます
項目名ファイルの中身・重要性削除のオススメ度
Microsoft Defender ウイルス対策Microsoft Defenderで使用されている重要性の低いファイルです。
削除してしまって問題ありません。
★★★★★
WindowsアップグレードログファイルWindowsアップデート中に書き出されたログです。トラブルシューティングには有用なファイルですが、日常的には使いません。
削除してしまって問題ありません。
★★★★★
デバイス ドライバー パッケージWindowsUpdateやメーカーサイトからインストールされた古いドライバーパッケージです。
古いドライバーに戻すことがないのであれば削除してしまって問題ありません。
★★★★★
言語リソースファイルキーボードや音声入力などで使われている言語用のファイルです。
削除してしまって問題ありません。
★★★★★
以前のWindowsのインストールWindows10からWindows11にアップグレードした場合などに作成される非常に重要性の高いファイルです。
容量が大きいからといって削除してしまうとWindows11からWindows10などへのダウングレードができなくなる場合があります。
要注意
ディスククリーンアップを管理者として実行した場合にのみ削除出来るファイル

「以前のWindowsのインストール」は容量が数ギガバイトになっていることもありますが、削除して良いかは慎重に考えましょう。

ディスククリーンアップを管理者として実行した場合に出来ること その2

ディスククリーンアップを管理者として実行すると「その他のオプション」タブが選択できるようになっています。

ディスククリーンアップを管理者として実行した場合に出来ること その2
ディスククリーンアップを管理者として実行した場合に出来ること その2

ディスククリーンアップの「その他のオプション」タブには2つの項目があります。

ディスククリーンアップを管理者として実行した場合に出来ること その2
ディスククリーンアップを管理者として実行した場合に出来ること その2

「その他のオプション」の中には、プログラムと機能のクリーンアップと、システム復元とシャドウコピーのクリーンアップがあります。

まずは[プログラムと機能]のクリーンアップをクリックしてみます。

ディスククリーンアップを管理者として実行した場合に出来ること その2

[プログラムと機能]のクリーンアップをクリックすると、コントロールパネルの「プログラムのアンインストールまたは変更」というウィンドウが開きます。

コントロールパネルからプログラムを削除する方法は「コントロールパネルからプログラムを削除する方法」で詳しく解説しているため、ここでの解説は省略します。

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次にシステム復元とシャドウコピーのクリーンアップです。

ディスククリーンアップを管理者として実行した場合に出来ること その2
ディスククリーンアップを管理者として実行した場合に出来ること その2

システム復元とシャドウコピーのクリーンアップでは、古いイメージバックアップや、古い復元ポイントなどを削除してディスクの空き容量を増やす機能です。

復元する場合は基本的に直近の復元ポイントを使うことが多いため、ディスククリーンアップ機能で削除しても問題ありませんが、万が一直近の復元ポイントでも復旧しない場合は過去に遡る必要もあります。

ディスクに余裕がある場合は削除しないほうが良いです。

復元ポイントと、Windowsの復元機能についてはこちらの「システムの復元を有効にする方法」で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。

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ディスク容量が逼迫している場合は、システム復元とシャドウコピーのクリーンアップをクリックしてください。

ディスククリーンアップを管理者として実行した場合に出来ること その2
ディスククリーンアップを管理者として実行した場合に出来ること その2

システム復元とシャドウコピーのクリーンアップをクリックすると、「最新のシステム復元ファイル以外の古い復元ファイルを削除しますか?」と確認メッセージが表示されます。

[削除]をクリックすると、削除が開始され、ディスククリーンアップが終わるとこのウィンドウが閉じられます。

ディスククリーンアップを管理者として実行し、不要なファイルを削除して空き容量を増やす方法

ここまででディスク クリーンアップを管理者として実行した場合に出来ることを説明しました。

ここからは具体的に管理者としてディスククリーンアップを実行する方法を詳しく解説していきます。

STEP
スタートメニューから[ディスク クリーンアップ]を検索する

タスクバーの[Windowsボタン]をクリックして(キーボードのWindowsキーを押して)ください。

[Windowsボタン]をクリックすると上に向かってスタートメニューが展開されます。

その最上部の検索バーに[ディスク クリーンアップ]と入力してください。

「ディスク」と「クリーンアップ」の間に半角スペースが必要です。

右側の枠に表示される「ディスク クリーンアップ」をの中にある[管理者として実行]をクリックしてください。

ディスククリーンアップを管理者として実行し、不要なファイルを削除して空き容量を増やす
ディスククリーンアップを管理者として実行し、不要なファイルを削除して空き容量を増やす方法
STEP
ディスク クリーンアップの起動を待機する

[ディスク クリーンアップ]をクリックすると以下のようなウィンドウが立ち上がります。

これはディスク クリーンアップが起動時に削除しても問題ないファイルを検索している状態なので、このまま待機してください。

使用しているディスクのサイズが大きい場合は少し時間がかかる場合があります。
この画面では何も削除されないので安心してください。

ディスククリーンアップを管理者として実行し、不要なファイルを削除して空き容量を増やす方法
ディスククリーンアップを管理者として実行し、不要なファイルを削除して空き容量を増やす方法
STEP
ディスク クリーンアップの起動を確認する

削除しても問題ないファイルの検索が終わると、以下のようなディスク クリーンアップが起動します。

ディスク クリーンアップを管理者として起動するには、Windowsキー+Rを押して「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを立ち上げ、その中にcleanmgrと入力してCtrlShiftEnterを押すことでも開くことができます。
「ファイル名を指定して実行」はコマンドを使用してアプリケーションの起動や、設定画面を簡単に開くことができる非常に便利な機能です。
「ファイル名を指定して実行」で使えるその他のコマンドはこちらの「ファイル名を指定して実行で使えるコマンド一覧 - Windows11」で詳しく解説しているので、興味がある人は是非ご覧ください。

ディスククリーンアップを管理者として実行し、不要なファイルを削除して空き容量を増やす方法
ディスククリーンアップを管理者として実行し、不要なファイルを削除して空き容量を増やす方法
STEP
削除するファイルの種類にチェックを入れて[OK]をクリック

ディスククリーンアップが起動したら不要なファイルの種類を選択して削除していきます。

ディスククリーンアップで削除できるファイルの種類は以下のものがあります。

項目名ファイルの中身・重要性削除のオススメ度
Microsoft Defender ウイルス対策Microsoft Defenderで使用されている重要性の低いファイルです。
削除してしまって問題ありません。
★★★★★
WindowsアップグレードログファイルWindowsアップデート中に書き出されたログです。トラブルシューティングには有用なファイルですが、日常的には使いません。
削除してしまって問題ありません。
★★★★★
ダウンロードされたプログラムファイルインターネットから自動的にダウンロードされるActive Xコントロールや、Javaなどのプログラムです。
重要なファイルではないので、ファイルサイズが大きくなりすぎている場合は削除してみましょう。
C:\Windows\Downloaded Program Filesに保存されているファイルです。
★★★★★
インターネット一時ファイルディスクに保存されているWebページのデータです。これらはWebサイトへのアクセスを早くする目的にパソコンに保存されています。
いわゆる「キャッシュのクリア」と同じです。
重要なファイルではないので、ファイルサイズが大きくなりすぎている場合は削除してみましょう。
C:\%username%\AppData\Local\Microsoft\Windows\INetCache\IE に保存されているファイルです。
★★★
Windowエラー報告とフィードバックの診断Windowsエラーなどが含まれている診断ファイルです。
エラーログを見返さない場合は重要性はありません。削除してしまって問題ありません。
★★★★★
DirectXシュレッダーキャッシュこれらのファイルにより、アプリケーションの読み込み時間が短くなりアプリケーションの応答速度が向上します。
重要なファイルですが、削除しても再生成されるので削除しても問題ありません。
★★
配信の最適化ファイルこのファイルはWindowsUpdateなどをスムーズに行うためのファイルです。
重要度が高いため頻繁な削除はおすすめしませんが、ファイルのサイズが大きくなりすぎてディスクを圧迫している場合は削除しても良いと思います。
★★★★★
デバイス ドライバー パッケージWindowsUpdateやメーカーサイトからインストールされた古いドライバーパッケージです。
古いドライバーに戻すことがないのであれば削除してしまって問題ありません。
★★★★★
言語リソースファイルキーボードや音声入力などで使われている言語用のファイルです。
削除してしまって問題ありません。
★★★★★
ごみ箱ごみ箱に一時的に削除されているファイルです。
不要であれば削除(ごみ箱を空に)しましょう。
★★★
一時ファイルインターネット一時ファイルとは異なり、主にWindowsUpdateやドライバーのアップデートなどで使われている一時ファイルです。
アップデートに必要なファイルは再度ダウンロードが可能なため重要性は低いです。
WindowsUpdateやドライバーアップデート後に不具合がなければ、削除してしまって問題ありません。
★★★★★
縮小表示画像、動画などのファイルやアプリケーションで使われているアイコンなどのサムネイル画像です。
一度削除しても再度アクセスすると再作成されるため削除してしまって問題ありません。
★★★★★
以前のWindowsのインストールWindows10からWindows11にアップグレードした場合などに作成される非常に重要性の高いファイルです。
容量が大きいからといって削除してしまうとWindows11からWindows10などへのダウングレードができなくなる場合があります。
要注意
ディスククリーンアップを管理者とし実行した場合に削除できるファイルの種類

チェックを入れたら右下にある[OK]をクリックしてクリーンアップを実行してください。

ディスククリーンアップを管理者として実行し、不要なファイルを削除して空き容量を増やす方法
ディスククリーンアップを管理者として実行し、不要なファイルを削除して空き容量を増やす方法
STEP
[ファイルの削除]をクリック

[OK]をクリックすると「これらのファイルを完全に削除しますか?」とメッセージが表示されます。

ここで削除したファイルはゴミ箱に一次保存されずに完全に削除されます。

問題無ければ[ファイルの削除]をクリックしてください。

ディスククリーンアップを管理者として実行し、不要なファイルを削除して空き容量を増やす方法
ディスククリーンアップを管理者として実行し、不要なファイルを削除して空き容量を増やす方法

タスクスケジューラを使って定期的にディスク クリーンアップを実行する方法

定期的にディスク クリーンアップを実行してパソコンの空き容量を増やしたい場合は、タスクスケジューラを使って設定しておくと便利です。

ここからは、実際の画面も用いながらタスクスケジューラを使って定期的にディスク クリーンアップを実行する方法を詳しく解説していきます。

ここでは例として、毎週月曜日の23時にディスク クリーンアップが実行されるように設定していきます。
※パソコンを起動してログインしている必要があります。

STEP
ファイル名を指定して実行ウィンドウからタスクスケジューラを起動する

キーボードのWindowsキー+Rを押し、「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを立ち上げてください。

「ファイル名を指定して実行」ウィンドウが立ち上がったら、その中にtaskschd.mscと入力してEnterを押してください。

「ファイル名を指定して実行」はコマンドを使用してアプリケーションの起動や、設定画面を簡単に開くことができる非常に便利な機能です。
「ファイル名を指定して実行」で使えるコマンドはこちらの「ファイル名を指定して実行で使えるコマンド一覧 - Windows11」で詳しく解説しているので、興味がある人は是非ご覧ください。

タスクスケジューラを使って定期的にディスク クリーンアップを実行する方法
タスクスケジューラを使って定期的にディスク クリーンアップを実行する方法
STEP
タスクスケジューラで[操作]→[基本タスクの作成]をクリック

Enterを押すと「タスクスケジューラ」と書かれたウィンドウが立ち上がります。

左上にある[操作]→[基本タスクの作成]をクリックしてください。

タスクスケジューラを使って定期的にディスク クリーンアップを実行する方法
STEP
タスクの名前と説明を入力して[次へ]をクリック

[基本タスクの作成]をクリックすると「基本タスクの作成」と大きく書かれた「基本タスクの作成ウィザード」が立ち上がります。

タスク(ディスク クリーンアップ)の名前と説明を入力してください。

タスクの名前と説明は今後も使うため、わかりやすい名前にしておくことをオススメします。

入力したら右下にある[次へ(N)]をクリックしてください。

タスクスケジューラを使って定期的にディスク クリーンアップを実行する方法
タスクスケジューラを使って定期的にディスク クリーンアップを実行する方法
STEP
タスクを実行する頻度を選択して[次へ]をクリック

[次へ(N)]をクリックすると次は「タスク トリガー」と大きく書かれた画面に移動します。

ここでタスク(ディスク クリーンアップ)の実行頻度を選択してください。
※この記事では毎週月曜日の23時にディスク クリーンアップが実行されるように設定していくため、毎週を選択しています。

実行頻度を選択したら右下にある[次へ(N)]をクリックしてください。

タスクスケジューラを使って定期的にディスク クリーンアップを実行する方法
タスクスケジューラを使って定期的にディスク クリーンアップを実行する方法
STEP
スケジュールされたタスクを開始する日時や実行する曜日、間隔を選択して[次へ]をクリック

[次へ(N)]をクリックすると「毎週」と大きく書かれた画面に移動します。

Step4のタスクを実行する頻度で「毎週」を選択している場合に表示される画面です。
「毎月」や「毎日」を選択した場合は表示される画面が異なります。

開始(S)の項目でタスクを開始する日付と、タスクを実行する時間を選択してください。
※ここで選択した時間に毎週ディスククリーンアップが実行されます。

間隔(C)に1と入力すると毎週実行され、2と入力すると1週間おきに(2週に1回)タスクが実行されます。

選択したら右下にある[次へ(N)]をクリックしてください。

タスクスケジューラを使って定期的にディスク クリーンアップを実行する方法
タスクスケジューラを使って定期的にディスク クリーンアップを実行する方法
STEP
[プログラムの開始]を選択して[次へ]をクリック

[次へ(N)]をクリックすると「操作」と大きく書かれた画面に移動します。

その中にある[プログラムの開始]を選択してください。

選択したら右下にある[次へ(N)]をクリックしてください。

タスクスケジューラを使って定期的にディスク クリーンアップを実行する方法
タスクスケジューラを使って定期的にディスク クリーンアップを実行する方法
STEP
実行するプログラムを入力して[次へ]をクリック

[次へ(N)]をクリックすると「プログラムの開始」と大きく書かれた画面に移動します。

「プログラム/スクリプト(P)」と書かれた項目に以下の文字列を貼り付けてください。

C:\Windows\System32\cleanmgr.exe

貼り付けたら右下にある[次へ(N)]をクリックしてください。

タスクスケジューラを使って定期的にディスク クリーンアップを実行する方法
タスクスケジューラを使って定期的にディスク クリーンアップを実行する方法
STEP
「要約」画面で[完了]をクリック

[次へ(N)]をクリックすると「要約」と大きく書かれた画面に移動します。

この画面に書かれている「トリガー」と「操作」を確認し、問題無ければ右下にある[完了(F)]をクリックしてください。

タスクスケジューラを使って定期的にディスク クリーンアップを実行する方法
タスクスケジューラを使って定期的にディスク クリーンアップを実行する方法
STEP
タスクが正常に作成されていることを確認する

[完了(F)]をクリックするとタスクスケジューラの画面に戻ります。

一番下までスクロールして、作成したタスクが表示されていることを確認してください。

これで毎週月曜日の23時にディスク クリーンアップが実行されるように設定されました。

タスクスケジューラを使って定期的にディスク クリーンアップを実行する方法
タスクスケジューラを使って定期的にディスク クリーンアップを実行する方法

タスクのトリガー(開始条件)をもっと細かく設定したい場合

タスクのトリガー(開始条件)をもっと細かく設定したい場合は、[条件]タブを開いてください。

条件タブの中では「タスクを開始するまでのコンピューターのアイドル時間」や「電源(ACアダプター)に接続されていない場合の処理」などを選択することができます。

タスクのトリガー(開始条件)をもっと細かく設定したい場合
タスクのトリガー(開始条件)をもっと細かく設定したい場合

タスクを管理者として実行する場合

タスクを管理者として実行したい場合は、作成したタスクのプロパティウィンドウから設定を変更することができます。

STEP
管理者として実行したいタスクを右クリックして[プロパティ]をクリック

管理者として実行したいタスクを右クリックして[プロパティ]をクリックしてください。

タスクを管理者として実行する場合
タスクを管理者として実行する場合
STEP
[最上位の特権で実行する]にチェックを入れて[OK]をクリック

[プロパティ]をクリックすると、そのタスクのプロパティウィンドウが立ち上がります。

[全般]タブの中にある[最上位の特権で実行する]にチェックを入れて[OK]をクリックしてください。

これで、選択したタスク(ここではディスククリーンアップ)が最上位の特権(管理者)として実行されます。

タスクを管理者として実行する場合
タスクを管理者として実行する場合

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最後までご覧いただきありがとうございました。
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実行環境
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11th Gen Intel(R) Core(TM) i7-11375H @ 3.30GHz 3.30 GHz
16.0 GB RAM
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