スリープモードを解除するための設定方法 Windows11

こんな人にオススメの記事です

  • パソコンをスリープモードにしたくない人
  • パソコンがスリープモードになると困る人

Windows11でスリープモードを解除(スリープモードにならないように)するには以下の4通りの設定があります。

この記事では、Windows11のスリープモードを解除するための設定方法を詳しく解説していきます。

Windowsへ自動ログインをすることで、スリープモードから戻ったときのパスワード入力を省略することができます。
こちらの「Windows11でログイン時のパスワード入力を省略する方法2選」ではWindowsログイン時のパスワード入力を省略し、自動ログインする方法を詳しく解説しています。興味がある方はぜひご覧ください。

目次

Windowsの設定画面からスリープモードを解除する方法

Windowsの設定画面からスリープモードを解除するには以下の手順で行います。

  1. Windowsのホーム画面を開く
  2. Windowsのホーム画面で[システム]をクリック
  3. [電源とバッテリー]をクリック
  4. [画面とスリープ]をクリック
  5. スリープ状態にならないように設定を変更する

ここからは実際の画面も用いながら、Windowsの設定画面からスリープモードを解除する方法を詳しく解説していきます。

STEP
Windowsのホーム画面を開く

キーボードのWindowsを押して(タスクバーにあるWindowsロゴをクリックして)ください。

キーボードのWindowsを押す(タスクバーにあるWindowsロゴをクリックする)と上に向かってメニューが展開されます。

展開されたメニューの右上にある[設定]をクリックしてください。

Windowsの設定画面からスリープモードを解除する方法
Windowsの設定画面からスリープモードを解除する方法
STEP
Windowsのホーム画面で[システム]をクリック

[設定]をクリックすると「ホーム」と大きく書かれたWindowsのホーム画面が表示されます。

ホーム画面の左側にある[システム]をクリックしてください。

Windowsの設定画面からスリープモードを解除する方法
Windowsの設定画面からスリープモードを解除する方法
STEP
[電源とバッテリー]をクリック

[システム]をクリックすると「システム」と大きく書かれた画面に移動します。

その中にある[電源とバッテリー]をクリックしてください。

Windowsの設定画面からスリープモードを解除する方法
Windowsの設定画面からスリープモードを解除する方法
STEP
[画面とスリープ]をクリック

[電源とバッテリー]をクリックするとバッテリーの残量等が表示された画面に移動します。

その中にある[画面とスリープ]をクリックしてください。

Windowsの設定画面からスリープモードを解除する方法
Windowsの設定画面からスリープモードを解除する方法
STEP
スリープ状態にならないように設定を変更する

[画面とスリープ]をクリックすると下に向かってメニューが展開されます。

スリープ状態にしたくない場合は、「バッテリー駆動時に、次の時間が経過した後にデバイスをスリープ状態にする」と「電源接続時に、次の時間が経過した後にデバイスをスリープ状態にする」の右側のプルダウンメニューで[なし]を選択してください。

これでスリープモードが解除され、これ以降Windowsがスリープモードになることはありません。

プルダウンメニューで5時間を選択すると、パソコンの操作がなくなってから5時間後にスリープモードに切り替わる設定になります。

コントロールパネルからスリープモードを解除する方法
Windowsの設定画面からスリープモードを解除する方法

コントロールパネルからスリープモードを解除する方法

次に、コントロールパネルからスリープモードを解除する方法を詳しく解説していきます。

コントロールパネルからスリープモードを解除する方法は以下のとおりです。

  1. 「ファイル名を指定して実行」ウィンドウからコントロールパネルを開く
  2. [システムとセキュリティ]をクリック
  3. [コンピューターがスリープ状態になる時間を変更]をクリック
  4. スリープ状態にならないように設定を変更して[変更を保存]をクリック

ここからは、実際の画面も用いながらコントロールパネルからスリープモードを解除する方法を詳しく解説していきます。

STEP
「ファイル名を指定して実行」ウィンドウからコントロールパネルを開く

キーボードのWindows+Rでファイル名を指定して実行ウィンドウを立ち上げ、その中に[control]と入力してEnterを押してください。

「ファイル名を指定して実行」はコマンドを使用してアプリケーションの起動や、設定画面を簡単に開くことができる非常に便利な機能です。
「ファイル名を指定して実行」で使えるコマンドはこちらの「ファイル名を指定して実行で使えるコマンド一覧 - Windows11」で詳しく解説しているので、興味がある人は是非ご覧ください。

コントロールパネルからスリープモードを解除する方法
コントロールパネルからスリープモードを解除する方法
STEP
[システムとセキュリティ]をクリック

コントロールパネルが開いたら、左上にある[システムとセキュリティ]をクリックしてください。
※コントロールパネルの見た目が異なる場合は、右上の「表示方法」をカテゴリに変更してみてください。

コントロールパネルを頻繁に利用する場合はコントロールパネルのショートカットを作成しておくと便利です。
こちらの「Windows11のデスクトップ等にコントロールパネルのショートカットを作成する方法」では、コントロールパネルのショートカットを作成する方法を詳しく解説しているのでぜひご覧ください。

コントロールパネルからスリープモードを解除する方法
コントロールパネルからスリープモードを解除する方法
STEP
[コンピューターがスリープ状態になる時間を変更]をクリック

次に、[コンピューターがスリープ状態になる時間を変更]をクリックしてください。

コントロールパネルからスリープモードを解除する方法
コントロールパネルからスリープモードを解除する方法
STEP
スリープ状態にならないように設定を変更して[変更を保存]をクリック

[コンピューターがスリープ状態になる時間を変更]をクリックすると、ディスプレイの電源を切るまでの時間と、コンピューターをスリープ状態にするまでの時間を設定できる画面に移ります。

スリープ状態にしたくない場合は、「バッテリー駆動時に、次の時間が経過した後にデバイスをスリープ状態にする」と「電源接続時に、次の時間が経過した後にデバイスをスリープ状態にする」の右側のプルダウンメニューで[なし]を選択してください。

[なし]を選択した後、[変更の保存]をクリックしてください。

これでスリープモードが解除され、これ以降Windowsがスリープモードになることはありません。

プルダウンメニューで5時間を選択すると、パソコンの操作がなくなってから5時間後にスリープモードに切り替わる設定になります。

コントロールパネルからスリープモードを解除する方法
コントロールパネルからスリープモードを解除する方法

電源オプションから設定を変更する方法

ここからは、ファイル名を指定して実行ウィンドウから電源オプションウィンドウを起動し、スリープモードを解除する方法を詳しく解説していきます。

最も操作手順が少ないためオススメです。

STEP
「ファイル名を指定して実行」ウィンドウから電源オプションを開く

キーボードのWindows+Rでファイル名を指定して実行ウィンドウを立ち上げ、その中に[rundll32.exe shell32.dll,Control_RunDLL powercfg.cpl,,3]と入力してEnterを押してください。

「ファイル名を指定して実行」はコマンドを使用してアプリケーションの起動や、設定画面を簡単に開くことができる非常に便利な機能です。
「ファイル名を指定して実行」で使えるコマンドはこちらの「ファイル名を指定して実行で使えるコマンド一覧 - Windows11」で詳しく解説しているので、興味がある人は是非ご覧ください。

電源オプションから設定を変更する方法
電源オプションから設定を変更する方法
STEP
電源オプション画面のスリープの左にある[+]をクリック

Enterを押すと「電源オプション」と書かれたウィンドウが立ち上がります。

その中のスリープの左にある[+]をクリックしてください。

電源オプションから設定を変更する方法
電源オプションから設定を変更する方法
STEP
[次の時間が経過後にスリープする]を展開し、「バッテリ駆動時(分)」を0に変更して[適用]をクリック

スリープの左にある[+]をクリックするとスリープが展開されます。

展開された項目の中の[次の時間が経過後にスリープする]の左にある[+]をクリックして再度展開してください。

次に、「バッテリ駆動時(分)」を0に変更して[適用]をクリックしてください。

[OK]をクリックするとウィンドウが閉じてしまうので、ここでは[適用]をクリックしてください。

電源オプションから設定を変更する方法
電源オプションから設定を変更する方法
STEP
「電源に接続(分)」を0に変更して[OK]をクリック

次に、「電源に接続(分)」を0に変更して[OK]をクリックしてください。

これでスリープモードが解除され、これ以降Windowsがスリープモードになることはありません。

電源オプションから設定を変更する方法
電源オプションから設定を変更する方法

コマンドプロンプトを使ってスリープモードを解除する方法

最後は上級者編です。コマンドプロンプトを使ってスリープモードを解除する方法を詳しく解説していきます。

まずはコマンドプロンプトを起動してください。
コマンドプロンプトの立ち上げかたは、こちらの「Windows11でコマンドプロンプトを開く方法」で詳しく解説しているので、わからない方はぜひご覧ください。

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コマンドプロンプトを管理者として立ち上げる必要はありません。

コマンドプロンプトを使ってスリープモードを解除する方法
コマンドプロンプトを使ってスリープモードを解除する方法

コマンドプロンプトを立ち上げたらコマンドを入力していきます。

上の画像では電源接続時のスリープモードを0分(なし)にしています。

以下にいくつかコマンドの例を記載します。

コマンドの内容コマンド
電源接続時のスリープモードを0分に設定するコマンドpowercfg /change standby-timeout-ac 0
電源接続時のスリープモードを10分に設定するコマンドpowercfg /change standby-timeout-ac 10
バッテリー駆動時のスリープモードを0分に設定するコマンドpowercfg /change standby-timeout-dc 0
バッテリー駆動時のスリープモードを10分に設定するコマンドpowercfg /change standby-timeout-dc 10
電源接続時にディスプレイの電源を0分でオフに設定するコマンドpowercfg /change monitor-timeout-ac 0
電源接続時にディスプレイの電源を10分でオフに設定するコマンドpowercfg /change monitor-timeout-ac 10
バッテリー駆動時にディスプレイの電源を0分でオフに設定するコマンドpowercfg /change monitor-timeout-dc 0
バッテリー駆動時にディスプレイの電源を10分でオフに設定するコマンドpowercfg /change monitor-timeout-dc 10
スリープモードの設定を変更するコマンド例

コマンドを入力してエンターキーを押すと、即座に設定が反映されます。

powercfg /change standby-timeout-ac 0 と powercfg /change standby-timeout-dc 0 を実行すると電源に接続していても接続していなくてもスリープモードに切り替わることはなくなります。

その他Windows11に関する記事

その他Windows11に関する記事はこちらです。ぜひご覧ください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
記事の内容は独自検証に基づくものであり、MicrosoftやAdobeなど各ベンダーの公式見解ではありません。
環境によって結果が異なる場合がありますので、参考のうえご利用ください。

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この記事を書いた人

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社内SE歴15年以上。現在も社内のPC管理・ネットワーク・サーバー運用から、日常的なトラブル対応、プログラム開発まで幅広く従事しています。
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