【Windows11】Windowsアップデートを手動で実行する方法

この記事では、Windows11で「Windows Updateを手動で実行する方法」について、実際の画面に沿ってわかりやすく解説します。

Windows11では、Windows Updateは基本的に自動で実行されます。ただ、「今すぐ最新の状態にしたい」「自動更新を待たずに手動で更新したい」という場面もあります。

Windows Updateを手動で実行する最も基本的な方法は、設定アプリの「Windows Update」画面から「更新プログラムのチェック」をクリックすることです。これにより、利用可能な更新プログラムが自動的にダウンロード・インストールされます。

ただし、Windows Updateには「オプションの更新プログラム」という、通常は自動で適用されないドライバー更新なども存在します。また、企業環境や検証環境では、PowerShellを使ってコマンドで一括実行したいケースもあるでしょう。

そこでこの記事では、基本的な手動実行の手順はもちろん、Windows Updateをより便利に活用するためのおすすめ設定、上級者向けのコマンド実行方法、そして正常に終了しない場合の対処法についても詳しく解説します。

目次

Windowsの設定画面からWindows Updateを実行する方法

Windows11でWindows Updateを手動で実行する最も基本的な方法は、設定アプリの「Windows Update」画面から「更新プログラムのチェック」をクリックする方法です。

この方法では、利用可能な更新プログラムが自動的にダウンロード・インストールされ、必要に応じて再起動が促されます。所要時間は更新内容によって異なりますが、通常は5分~30分程度です。

手順は以下の通りです。

  1. Windowsキー+Iキーで設定アプリを開く
  2. 「Windows Update」をクリック
  3. 「更新プログラムのチェック」をクリック
  4. ダウンロードとインストールが完了するまで待機
  5. 必要に応じて再起動する

それでは、実際の画面を見ながら詳しい手順を解説していきます。

STEP
キーボードのWindowsキーを押し、「設定」をクリック

キーボードのWindowsキーを押すか、タスクバーにあるWindowsロゴをクリックしてください。

キーボードのWindowsキーを押すとスタートメニューが表示されます。

メニュー内にある歯車アイコンの「設定」をクリックしてください。

Windows 11のスタートメニューから「設定(歯車アイコン)」を選択する画面
Windowsの設定画面からWindows Updateを実行する方法 Step1:スタートメニューから「設定」アイコンをクリック
STEP
「Windows Update」をクリック

「設定」をクリックすると、「ホーム」と大きく書かれたWindowsの設定アプリが開きます。

キーボードのWindowsキー+Iキーを押すことでも、Windowsの設定アプリを開けます。
また、Windowsの設定アプリを開くショートカットをデスクトップに作成すると便利です。

左側のメニュー一覧から「Windows Update」をクリックしてください。

Windows 11の設定画面左側メニューにある「Windows Update」の項目
Windowsの設定画面からWindows Updateを実行する方法 Step2:左側のメニュー一覧から「Windows Update」を選択
STEP
「更新プログラムのチェック」と書かれたボタンをクリック

「Windows Update」をクリックするとWindows Updateの設定画面に移動します。

この画面は、Windows+Rを押して「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを開き、その中にms-settings:windowsupdateと入力してEnterを押すことで直接開けます。
その他「ファイル名を指定して実行」で使用できるコマンドは「ファイル名を指定して実行で使えるコマンド一覧 - Windows 11」で詳しく解説しています。

Windows Updateの設定画面右上にある、「更新プログラムのチェック」と書かれたボタンをクリックしてください。

Windows Update設定画面の右上にある「更新プログラムのチェック」ボタン
Windowsの設定画面からWindows Updateを実行する方法 Step3:画面右上の「更新プログラムのチェック」をクリックして開始
STEP
更新プログラムのチェックが完了するのを待機する

「更新プログラムのチェック」ボタンをクリックすると、更新プログラムがあるか無いか自動でチェックが始まります。

更新プログラムのチェックは数分かかる場合があるため、表示が変わるまでそのまま待機してください。

Windows Updateの画面に「最新の状態です」と表示された場合は、その時点でインストール可能な更新プログラムがないということです。

Windowsが更新プログラムをチェックしている状態
Windowsの設定画面からWindows Updateを実行する方法 Step4:更新プログラムのチェックが完了するのを待機する
STEP
更新プログラムのダウンロードとインストールが完了するのを待機する

基本的に「更新プログラムのチェック」をクリックすると自動的にインストールまで進みます。
再起動が必要な場合は画面に再起動を促すメッセージが表示されるので、「今すぐ再起動する」をクリックしてください。

再起動中にアップデートがインストールされることもあります。
PCのスペックによっては再起動に10分以上かかることもあるため、十分な時間を確保しておくと安心です。

更新プログラムのインストールが0%から進まない場合や、エラーメッセージが表示されて正常に終了しない場合は「Windows Updateが正常に終了しない場合の対処法」に進んでください。

Windows Updateで更新プログラムの「ダウンロード中」「インストール中」と表示されている画面
Windowsの設定画面からWindows Updateを実行する方法 Step5:自動的にダウンロードとインストールが進むので待機

Windows Updateを活用するためのおすすめ設定

Windows Updateは、セキュリティとシステムの安定性のために非常に重要です。しかし、設定を工夫することで、より便利で効率的に活用できます。

ここでは、Windows Updateをより快適に利用するための4つのおすすめ設定を紹介します。最新機能をいち早く入手する設定、Office製品も同時に更新する設定、業務中の突然の再起動を防ぐ設定、そしてドライバー更新を手動で管理する方法です。

「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」をオンにする

1つ目が、Windows Update画面にある「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」をオンにすることです。

「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」をオンにすることで、手間をかけずにWindowsを常に最新の状態に保つことができます。

「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」のスイッチ設定
最新機能をいち早く使いたい場合は「オン」に設定

「その他のMicrosoft製品の更新プログラムを受け取る」をオンにする

2つ目が、「その他のMicrosoft製品の更新プログラムを受け取る」をオンにすることです。

「その他のMicrosoft製品の更新プログラムを受け取る」をオンにすることで、Windows(OS)だけでなく、OfficeやOneDrive、Edgeなどの他のMicrosoft製品のセキュリティパッチやバグ修正を適時受け取ることができます。これにより、全体的なシステムの安定性とセキュリティが向上します。

STEP
「詳細オプション」をクリック

Windows Updateの設定画面の中にある「詳細オプション」をクリックしてください。

Windows Update画面の「詳細オプション」メニュー
その他の設定を行うため「詳細オプション」へ移動
STEP
「その他のMicrosoft製品の更新プログラムを受け取る」をオンにする

「詳細オプション」をクリックすると、「Windows Update > 詳細オプション」と書かれた画面に移動します。

その中にある「その他のMicrosoft製品の更新プログラムを受け取る」をオンにしてください。

これだけでOfficeやOneDrive、Edgeなどの他のMicrosoft製品も最新の状態を保てます。

詳細オプションにある「その他のMicrosoft製品の更新プログラムを受け取る」のスイッチ
Office製品なども同時に更新したい場合は「オン」にする

「最新の状態にしてください」をオフにする

3つ目におすすめしたいのが「最新の状態にしてください」をオフにすることです。
「最新の状態にしてください」がオンの状態では、突然「15分後に再起動します」と表示されてしまい業務が中断される場合があります。

Windows Updateによる再起動を防ぎたい場合は「Windowsアップデート後にPCを再起動させない方法 - Windows11」も参考にしてください。

「Windows Update > 詳細オプション」と書かれた画面にある「最新の状態にしてください」をオフにして、突然のメッセージを防ぐことができます。

「最新の状態にしてください」のスイッチをオフにしている画面
業務中の急な再起動を防ぐなら「オフ」がおすすめ

「オプションの更新プログラム」を活用する

最後におすすめしたいのが「オプションの更新プログラム」の活用です。

「オプションの更新プログラム」とは、通常のWindows Updateとは別に提供されるドライバーの更新や軽微なバグ修正、新機能のテスト版など、必須ではないがシステム改善に役立つ更新のことです。

基本的にはメーカーのWebサイトやメーカー独自のツール(例:富士通アップデートナビ)からアップデートすることが望ましいですが、メーカーによっては独自のツールを用意していない場合もあります。
そういったPCを使っているユーザーにとっては、Windows Updateの「オプションの更新プログラム」かIntelなどパーツメーカーの公式サイトからドライバーソフトをダウンロードする必要があります。詳しくは「Windows11でドライバーソフトを最新版に更新する方法(Intel編)」をご覧ください。

STEP
「オプションの更新プログラム」をクリック

「Windows Update > 詳細オプション」と書かれた画面を少し下にスクロールして「オプションの更新プログラム」をクリックしてください。

詳細オプション画面内の「オプションの更新プログラム」項目
ドライバーの手動更新が必要な場合はここをクリック
STEP
「ドライバー更新プログラム」をクリック

「オプションの更新プログラム」をクリックすると、「Windows Update > 詳細オプション > オプションの更新プログラム」と書かれた画面に移動します。

その中にある「ドライバー更新プログラム」をクリックしてください。

オプションの更新プログラム画面で「ドライバー更新プログラム」を展開した状態
「ドライバー更新プログラム」をクリックして一覧を表示
STEP
更新するプログラムを選択して「ダウンロードとインストール」をクリック

「ドライバー更新プログラム」をクリックすると、下に向かってメニューが展開されます。

その中から更新するプログラムをクリックして選択してください。

PCの環境によってはドライバーの更新が不具合を引き起こすこともあります。
事前に復元ポイントを作成しておくことをおすすめします。

次に「ダウンロードとインストール」をクリックし、選択したプログラムのダウンロードとインストールを実行してください。

特定のドライバーにチェックを入れて「ダウンロードとインストール」ボタンを押す画面
必要なドライバーのみチェックを入れてインストールを実行

Windows Updateをコマンドで実行する方法

PowerShellを使うことで、Windows Updateの設定画面を開くことなくコマンドでWindows Updateを実行できます。複数台のPCに同じ更新を一括適用したい場合などに便利です。

PowerShellを管理者として開き、以下のコマンドを実行してください。

Set-ExecutionPolicy -ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope CurrentUser -Force; Install-Module -Name PSWindowsUpdate -Force; Get-WindowsUpdate -Install -AcceptAll -AutoReboot

Windows Update後の再起動まで強制的に実行されるので注意してください。

Windows Updateが正常に終了しない場合の対処法

Windows Updateを実行した際、0%で止まったりエラーが表示されたりして正常に終了しない場合があります。症状によって対処法が異なるため、まず以下のどちらに該当するか確認してください。

Windows Updateが進まない・終わらない場合の対処法

Windows Updateが0%や99%で止まったまま進まない、または何時間待っても終わらないという場合は、フリーズ判定や特別な対処法が必要になります。

この場合の詳しい対処法については、以下の記事で画像付きで解説しています。

Windows Updateでエラーが発生する場合の対処法

Windows Updateを実行した際にエラーコードが表示されたり、「不明なエラーです」「問題が発生しました」というメッセージが表示されて更新できない場合があります。

エラーの種類や症状によって対処法が異なりますので、詳しい解決方法については以下の記事で画像付きで解説しています。

Windows Updateを手動で実行する方法に関するよくある質問と答え

最後に、Windows Updateを手動で実行する方法に関するよくある質問と答えをまとめました。

Windows Updateを手動で実行する方法は?

設定アプリを開き(Windowsキー+Iキー)、左側メニューから「Windows Update」をクリックします。画面右上の「更新プログラムのチェック」ボタンをクリックすれば、利用可能な更新プログラムが自動的にダウンロード・インストールされます。所要時間は5分~30分程度です。

Windows Updateの画面を直接開く方法は?

Windowsキー+Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、ms-settings:windowsupdateと入力してEnterキーを押すと、Windows Update画面が直接開きます。詳しくは「ファイル名を指定して実行で使えるコマンド一覧」をご覧ください。

Windows Updateで「最新の状態です」と表示されたらどうすればいい?

「最新の状態です」と表示された場合、その時点でインストール可能な更新プログラムはありません。システムは最新の状態なので、特に何もする必要はありません。

Windows Updateの再起動を防ぐ方法は?

「詳細オプション」から「最新の状態にしてください」をオフにすることで、突然の再起動通知を防げます。詳しい設定方法は「Windowsアップデート後にPCを再起動させない方法」で解説しています。

オプションの更新プログラムとは何ですか?

通常のWindows Updateとは別に提供される、ドライバー更新や軽微なバグ修正、新機能のテスト版など、必須ではないがシステム改善に役立つ更新プログラムです。設定アプリ(Windowsキー+Iキー)→「Windows Update」→「詳細オプション」→「オプションの更新プログラム」から手動でインストールできます。

ドライバーの更新はWindows Updateで行うべきですか?

基本的にはメーカーの公式サイトやメーカー独自のツールからアップデートすることが望ましいです。ただし、独自ツールがない場合は、Windows Updateの「オプションの更新プログラム」で更新できます。

Windows Updateの所要時間はどのくらい?

更新内容によって異なりますが、通常は5分~30分程度です。大規模な機能更新の場合は1時間以上かかることもあります。PCのスペックによっては再起動に10分以上かかる場合もあるため、十分な時間を確保しておくと安心です。

Windows Updateが0%から進まない場合はどうすればいい?

Windows Updateが0%や99%で止まったまま進まない場合は、フリーズしている可能性があります。詳しい対処法は「Windows Updateが進まない・終わらない場合の対処法」で解説しています。

PowerShellでWindows Updateを実行する方法は?

PowerShellを管理者として開きSet-ExecutionPolicy -ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope CurrentUser -Force; Install-Module -Name PSWindowsUpdate -Force; Get-WindowsUpdate -Install -AcceptAll -AutoRebootを実行します。ただし、再起動まで強制的に実行されるので注意してください。

「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」とは?

この設定をオンにすると、Microsoftが最新の更新プログラムをリリースした際、自動的に最優先でダウンロード・インストールされます。手間をかけずにWindowsを常に最新の状態に保ちたい場合におすすめです。

「その他のMicrosoft製品の更新プログラムを受け取る」とは?

この設定をオンにすると、Windows(OS)だけでなく、Office、OneDrive、Edgeなどの他のMicrosoft製品のセキュリティパッチやバグ修正も自動的に受け取れます。システム全体の安定性とセキュリティが向上します。

「オプションの更新プログラム」では何が更新されますか?

主にハードウェアデバイスのドライバー更新が提供されます。グラフィックカード、Wi-Fiアダプタ、Bluetoothデバイスなどのドライバーが含まれます。メーカー公式サイトから入手するのが最も確実ですが、メーカーが独自ツールを提供していない場合は、オプションの更新プログラムが便利です。

Windows Updateは自動で実行されますか?

はい、Windows11ではWindows Updateは自動で実行されるように設計されています。ただし、「今すぐ最新の状態にしたい」場合は手動で「更新プログラムのチェック」を実行できます。

Windows Updateを一時的に停止する方法は?

Windows Updateを一時的に停止したい場合は「一時停止」機能を使用できます。詳しくは「Windows Updateの自動更新を停止・無効化する方法」をご覧ください。

更新プログラムをアンインストールすることはできますか?

特定の更新プログラムが原因で不具合が発生した場合、その更新プログラムをアンインストールできます。詳しくは「Windows Updateをアンインストール(削除)する方法」で解説しています。

Windows Updateは必ず実行すべきですか?

はい、Windows Updateはセキュリティとシステムの安定性のために非常に重要です。セキュリティパッチを適用しないと、PCがウイルスやマルウェアの攻撃を受けるリスクが高まります。特別な理由がない限り、定期的に実行することを強くおすすめします。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
記事の内容は独自検証に基づくものであり、MicrosoftやAdobeなど各ベンダーの公式見解ではありません。
環境によって結果が異なる場合がありますので、参考のうえご利用ください。

誤りのご指摘・追記のご要望・記事のご感想は、記事のコメント欄またはこちらのお問い合わせフォームからお寄せください。個人の方向けには、トラブルの切り分けや設定アドバイスも実施します。

※Microsoft、Windows、Adobe、Acrobat、Creative Cloud、Google Chromeほか記載の製品名・サービス名は各社の商標または登録商標です。

公式情報・関連資料と検証環境
公式情報・関連資料
実行環境詳細と検証日
  • OS:Windows 11 Home 25H2(64bit)
    ※本記事の手順は Windows11 Home / Pro / Enterpriseで共通です(ポリシーで制限された環境を除く)。
  • ハードウェア:Intel(R) Core(TM) Ultra 7 155H (1.40 GHz) / 32GB RAM
  • 最終検証日:2025年12月19日
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

情シスの自由帳管理人のアバター 情シスの自由帳管理人 情シスの自由帳管理人

社内SE歴15年以上。現在も社内のPC管理・ネットワーク・サーバー運用から、日常的なトラブル対応、プログラム開発まで幅広く従事しています。
「情シスの自由帳」では、パソコンが苦手な方や新人の社内SEの方、テレワーク中に困りごとがある方に向けて、実務経験に基づいた再現性の高い解説を心がけています。

【基本検証環境】
Windows 11 Home(64bit)/Intel(R) Core(TM) Ultra 7 155H(1.40GHz)/32GB RAM

コメント

コメントする

目次