【Windows11】コマンドプロンプト上の文字をコピー&ペーストする方法 - できない時の設定確認

この記事では、Windows11のコマンドプロンプト上の文字をコピー&ペーストする方法をわかりやすく解説します。

Windows10以降のコマンドプロンプトでは、Ctrl+CCtrl+Vを使った通常のコピー&ペースト操作が可能です。ただし、コマンドプロンプトの設定が無効になっていると、キーボードショートカットが使えません。

この記事では、コマンドプロンプトでコピー&ペーストするキーボードショートカット、コピー&ペーストができない時の設定確認方法を画像付きで詳しく紹介します。

目次

コマンドプロンプト上の文字をコピー&ペーストする方法

コマンドプロンプト上の文字をコピー&ペーストするには、キーボードショートカットを使います。

コマンドプロンプトでは、テキストをマウスでドラッグして選択した後、Ctrl+Cでコピー、Ctrl+Vで貼り付けができます。

以下では、コマンドプロンプトで利用できるコピー・貼り付け用のキーボードショートカットを詳しく解説します。

コマンドプロンプトからテキストをコピーするキーボードショートカット

コマンドプロンプト上のテキストをコピーするキーボードショートカットは以下の通りです。

キーボードショートカット説明
Ctrl+C選択したテキストをコピー(最も一般的)
Ctrl+Insert選択したテキストをコピー(代替方法)
Ctrl+Shift+C選択したテキストをコピー(設定で有効化が必要)
コマンドプロンプトでテキストをコピーするキーボードショートカット

コピーの手順は以下のとおりです。

  1. コマンドプロンプト上でコピーしたいテキストをマウスでドラッグして選択
  2. Ctrl+Cを押す
  3. 選択が解除されたらコピー完了

テキストをマウスで選択した状態であれば、Enterキーを1回押すだけでもコピーできます。
※テキストの選択が外れた状態でEnterを押すと、入力中のコマンドが実行されてしまうため、慣れていない場合や重要な作業中はCtrl+Cを使う方が安全です。

コマンドプロンプトにテキストを貼り付けるキーボードショートカット

コマンドプロンプトにテキストを貼り付けるキーボードショートカットは以下の通りです。

キーボードショートカット説明
Ctrl+Vクリップボードのテキストを貼り付け(最も一般的)
Shift+Insertクリップボードのテキストを貼り付け(代替方法)
Ctrl+Shift+Vクリップボードのテキストを貼り付け(設定で有効化が必要)
コマンドプロンプトにテキストを貼り付けるキーボードショートカット

貼り付けの手順は以下のとおりです。

  1. あらかじめ別の場所でテキストをコピーしておく
  2. コマンドプロンプト上で貼り付けたい位置にカーソルを移動
  3. Ctrl+Vを押す
  4. テキストが貼り付けられたことを確認

コマンドプロンプトでは、右クリックメニューから「貼り付け」を選択することもできます。
※「簡易編集モード」が有効になっている場合、マウスを右クリックするだけで貼り付けができます。

コマンドプロンプト上でコピー&ペーストを使う場合の注意点

コマンドプロンプトでのコピペは便利ですが、一歩間違えると予期せぬコマンドが実行されてしまう危険性があります。

特に以下の2つのポイントには十分に注意しましょう。

1. Webからのコピペは「即実行」されるリスクがある

Webサイトやチャットツールからコマンドをコピーして貼り付ける際、見えない「改行コード」が含まれていることがあります。

コマンドプロンプトは改行を「Enterキー(実行)」として認識するため、改行が含まれたテキストを貼り付けると、貼り付けた瞬間にコマンドが実行されてしまいます。

ファイルの削除や設定変更などの重要なコマンドを扱う際は、必ず一度「メモ帳」などに貼り付けて、改行が含まれていないか確認するクセをつけましょう。

2. 「Enterキー」での誤送信に注意

簡易編集モードが有効な場合、テキストを選択してEnterキーを押すとコピーができます。

しかし、マウス操作を誤ってテキストの選択範囲が外れた状態でEnterを押すと、入力中のコマンドが実行されてしまいます。

操作に慣れていない場合や、サーバー操作などの重要な場面では、誤操作を防ぐためにCtrl+Cを使ってコピーすることをおすすめします。

コマンドプロンプト上でコピー&ペーストができない時の対処法

コマンドプロンプトでコピー&ペーストできない場合は、設定が無効になっているか、キーボードショートカットの操作が正しくない可能性があります。

以下の方法で対処してください。

コマンドプロンプトの設定を確認する

コマンドプロンプトでコピー&ペーストができない場合、まずコマンドプロンプトの設定を確認してください。

「Ctrlキーショートカットを有効にする」の設定がオフになっていると、Ctrl+CCtrl+Vが使えません。以下の手順で設定を確認します。

STEP
コマンドプロンプトを「管理者として実行」で開く

まず、スタートメニューで「cmd」と検索し、「コマンドプロンプト」が表示されたら、「管理者として実行」をクリックしてください。

コマンドプロンプトを管理者で開く具体的な方法は、「コマンドプロンプトを管理者として開く方法」をご覧ください。

Windows11のスタートメニュー検索でコマンドプロンプトを「管理者として実行」する画面
スタートメニューで「cmd」と検索し、表示されたメニューから「管理者として実行」をクリックします。
STEP
コマンドプロンプトの左上にあるロゴをクリックし、「プロパティ(P)」を選択

コマンドプロンプトを管理者として起動したら、次はコマンドプロンプトの左上にあるロゴをクリックし、「プロパティ(P)」を選択してください。

コマンドプロンプトのウィンドウ左上のアイコンをクリックしメニューからプロパティを選択する手順
ウィンドウ左上のアイコンをクリックしてメニューを開き、「プロパティ(P)」を選択します。
STEP
「Ctrlキーショートカットを有効にする」にチェックを入れて「OK」をクリック

「プロパティ(P)」を選択すると「コマンドプロンプトのプロパティ」が表示されます。

その中にある「Ctrlキーショートカットを有効にする(K)」にチェックを入れて「OK」ボタンをクリックしてください。

Ctrl+Shift +C/Vを使いたい場合は、「Ctrl+Shift+C/Vをコピー/貼り付けとして使用する(C)」にチェックを入れてください。
ここにチェックを入れてもCtrl+C/Vでコピー/貼り付けをすることはできます。

コマンドプロンプトのプロパティ画面で「Ctrlキーショートカットを有効にする」にチェックを入れる設定
「Ctrlキーショートカットを有効にする」にチェックを入れて、「OK」ボタンをクリックします。

キーボードショートカットが間違っていないか確認する

コマンドプロンプトの設定を確認しても解決しない場合、キーボードショートカットが間違っている可能性があります。

以下の表で、正しいキーボードショートカットを確認してください。

操作正しいキーボードショートカット
コピーCtrl+C または Ctrl+Insert
貼り付けCtrl+V または Shift+Insert
コマンドプロンプトで使える基本的なキーボードショートカット

よくある間違いは以下のとおりです。

  • Ctrl+Xでコピーしようとしている(これは切り取りのショートカット)
  • Altキーを組み合わせている(コマンドプロンプトではAltは不要)
  • テキストを選択せずにCtrl+Cを押している

キーボードが正常に動作しているか確認するには、メモ帳などの別のアプリケーションでCtrl+CCtrl+Vが使えるか試してください。

コマンドプロンプトのコピー&ペーストに関するよくある質問と答え

コマンドプロンプトのコピー&ペーストに関するよくある質問と答えをまとめました。

コマンドプロンプトでCtrl+Cが使えないのはなぜですか?

コマンドプロンプトの設定で「Ctrlキーショートカットを有効にする」がオフになっている可能性があります。

コマンドプロンプトのプロパティを開き、「Ctrlキーショートカットを有効にする」にチェックを入れてください。詳しい手順は、この記事の「コマンドプロンプトの設定を確認する」をご覧ください。

コマンドプロンプトでコピーするキーボードショートカットは何ですか?

コマンドプロンプトでコピーするキーボードショートカットは、Ctrl+CまたはCtrl+Insertです。

テキストをマウスでドラッグして選択した状態で、これらのキーを押すとコピーできます。

コマンドプロンプトで貼り付けするキーボードショートカットは何ですか?

コマンドプロンプトで貼り付けするキーボードショートカットは、Ctrl+VまたはShift+Insertです。

カーソルを貼り付けたい位置に移動してから、これらのキーを押すとテキストが貼り付けられます。

コマンドプロンプトでマウスの右クリックでコピー&ペーストできますか?

はい、できます。

テキストを選択した状態で右クリックするとコピーされ、カーソル位置で右クリックすると貼り付けが実行されます。ただし、コマンドプロンプトのプロパティで「簡易編集モード」がオンになっている必要があります。

コマンドプロンプトでCtrl+Cを押すとコマンドが中断されるのはなぜですか?

Ctrl+Cは元々コマンドの実行を中断するショートカットです。

テキストをコピーする場合は、必ずマウスでテキストを選択してからCtrl+Cを押してください。選択していない状態でCtrl+Cを押すと、実行中のコマンドが中断されます。

コマンドプロンプトでコピーしたテキストをExcelなどに貼り付けできますか?

はい、できます。

コマンドプロンプトでコピーしたテキストは、ExcelやWordなどの他のアプリケーションにCtrl+Vで貼り付けることができます。

コマンドプロンプトで実行結果全体をコピーする方法はありますか?

マウスでドラッグしてテキストを範囲選択するか、Ctrl+Aですべて選択してからCtrl+Cでコピーできます。

ただし、画面に表示されていない部分はスクロールして選択する必要があります。

コマンドプロンプトでEnterキーを押してもコピーできますか?

はい、できます。

テキストをマウスで選択した状態でEnterキーを1回押すと、選択したテキストがコピーされます。これは簡易編集モードが有効な場合に使える方法です。

コマンドプロンプトの簡易編集モードとは何ですか?

簡易編集モードは、コマンドプロンプトでマウスを使った操作を簡単にする機能です。

簡易編集モードをオンにすると、テキストをマウスでドラッグして選択し、右クリックでコピー・貼り付けができるようになります。Ctrlキーショートカットを使う場合も、簡易編集モードがオンになっている方が便利です。

簡易編集モードはどこでオン(有効)にできますか?

簡易編集モードをオン(有効)にするには、コマンドプロンプトのプロパティを開き、「オプション」タブの「編集オプション」内にある「簡易編集モード」にチェックを入れてください。

詳しい手順は、この記事の「コマンドプロンプトの設定を確認する」をご覧ください。

コマンドプロンプトでコピーしたテキストが文字化けするのはなぜですか?

コマンドプロンプトの文字コードと貼り付け先のアプリケーションの文字コードが異なる場合に発生します。

コマンドプロンプトは通常Shift_JISを使用しているため、UTF-8を使用するアプリケーションに貼り付けると文字化けする場合があります。まずはメモ帳などに貼り付けてみてください。

コマンドプロンプトのコピー&ペースト設定は全ユーザーに適用されますか?

いいえ、コマンドプロンプトのプロパティ設定は、現在ログインしているユーザーにのみ適用されます。

他のユーザーアカウントで使用する場合は、それぞれのアカウントで設定を行う必要があります。

コマンドプロンプトでのコピー&ペーストはどんな時に役立ちますか?

長いコマンドを貼り付けて入力ミスを防いだり、表示されたエラーメッセージをコピーして検索する時に非常に便利です。また、IPアドレスなどの実行結果をメモ帳などに保存したい時にも重宝します。

Windows Terminalとコマンドプロンプトは何が違いますか?

Windows Terminalは、複数のタブでコマンドプロンプトやPowerShellを管理できる最新のターミナルアプリです。

Windows Terminalでは最初からCtrl+C / Vが使える設定になっていることが多く、設定画面もタブの横のメニューから開く点が、本記事で解説している従来の画面とは異なります。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
記事の内容は独自検証に基づくものであり、MicrosoftやAdobeなど各ベンダーの公式見解ではありません。
環境によって結果が異なる場合がありますので、参考のうえご利用ください。

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※Microsoft、Windows、Adobe、Acrobat、Creative Cloud、Google Chromeほか記載の製品名・サービス名は各社の商標または登録商標です。

公式情報・関連資料と検証環境
公式情報・関連資料
実行環境詳細と検証日
  • OS:Windows 11 Home 25H2(64bit)
    ※本記事の手順は Windows11 Home / Pro / Enterpriseで共通です(ポリシーで制限された環境を除く)。
  • ハードウェア:Intel(R) Core(TM) Ultra 7 155H (1.40 GHz) / 32GB RAM
  • 最終検証日:2026年1月20日
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この記事を書いた人

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社内SE歴15年以上。現在も社内のPC管理・ネットワーク・サーバー運用から、日常的なトラブル対応、プログラム開発まで幅広く従事しています。
「情シスの自由帳」では、パソコンが苦手な方や新人の社内SEの方、テレワーク中に困りごとがある方に向けて、実務経験に基づいた再現性の高い解説を心がけています。

【基本検証環境】
Windows 11 Home(64bit)/Intel(R) Core(TM) Ultra 7 155H(1.40GHz)/32GB RAM

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