Chromeが更に快適に!タブを沢山開いても重くならない方法を徹底解説

Chromeが更に快適に!タブを沢山開いても重くならない方法を徹底解説

こんな人にオススメの記事です

  • Google Chromeを普段使っている人
  • Google Chromeで常にたくさんのタブを開いている人
  • Google Chromeの動作が遅いと感じる人

Chromeのバージョン110.0.XXXXX.XXX以降で、パソコンのメモリ使用量を節約するためのメモリセーバー機能が搭載されました。

これによりアクティブなタブ(見ているタブ)以外が一時的にスリーブ状態になり、パソコンのメモリを使わなくなることからChromeの速度低下を抑えることができます

Youtubeなどの動画はメモリセーバーを有効にしてもバックグラウンドで再生されます。

メモリセーバーの詳しい内容についてはGoogle chromeの公式サイトでも以下のように公表されています。

パソコンのメモリを節約して、アクティブなタブがスムーズに動作するよう、しばらく使用していないタブを無効にします。アクティブでないタブにアクセスすると、自動的に再読み込みされます。

Chrome のパフォーマンスをカスタマイズする

この記事では、そんなメモリセーバーの使い方を詳しく解説していきます。

目次

メモリ使用量を節約するためのメモリセーバー機能を有効にする方法

メモリセーバー機能を有効にするには、flagsと呼ばれる試験運用版の機能を有効にする必要があります。

flags(試験運用版の機能)には、公開されていないGoogle Chromeの機能が数多く用意されています。
試験運用中の機能であるため、機能を使うことでGoogle Chromeの動作が不安定になる場合もあります。
設定変更後にChromeの動作がおかしくなってしまった場合はこちらの「Google Chromeの試験段階の機能(flags)をリセットする」を参考にすぐに元に戻してください。

STEP
Chromeを最新版にアップデートする

メモリセーバー機能はChromeのバージョン110.0.XXXXX.XXX以降に搭載されています。

まずはこちらの「Google Chromeを最新バージョンにする」を参考にChromeを最新版にアップデートしてください。

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Google Chromeを最新バージョンにする
STEP
flagsのhigh efficiency modeを有効にする

次に、flagsでhigh efficiency mode(高効率モード)を有効にします。

まずは以下のURLをコピーして、Chromeのアドレスバーに貼り付け、Enterを押してください。

chrome://flags/#high-efficiency-mode-available
メモリ使用量を節約するためのメモリセーバー機能を有効にする方法 Step1 flagsのhigh efficiency modeを有効にする
メモリ使用量を節約するためのメモリセーバー機能を有効にする方法 Step1 flagsのhigh efficiency modeを有効にする

Enterを押すと以下のような画面に移動します。

黄色くハイライトされているEnable the high efficiency mode feature in the settingsの右のプルダウンメニューを[Enabled]に変更してください。

メモリ使用量を節約するためのメモリセーバー機能を有効にする方法 Step1 flagsのhigh efficiency modeを有効にする
メモリ使用量を節約するためのメモリセーバー機能を有効にする方法 Step1 flagsのhigh efficiency modeを有効にする
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Chromeを再起動する

Enable the high efficiency mode feature in the settingsの右のプルダウンメニューを[Enabled]に変更したら、[Relaunch]をクリックしてChromeを再起動してください。

Enable the high efficiency mode feature in the settingsを[Enabled]に変更しても、再起動しないと設定が反映されません。

メモリ使用量を節約するためのメモリセーバー機能を有効にする方法 Step2 Chromeを再起動する
メモリ使用量を節約するためのメモリセーバー機能を有効にする方法 Step3 Chromeを再起動する
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Chromeの設定画面を開く

Chromeの再起動が終わったら次はChromeの設定画面を開きます。

Chromeの右上にある[三点リーダ]をクリックしてください。

[三点リーダ]をクリックすると下に向かってメニューが展開されます。

その中にある[設定]をクリックしてください。

メモリ使用量を節約するためのメモリセーバー機能を有効にする方法 Step4 Chromeの設定画面を開く
メモリ使用量を節約するためのメモリセーバー機能を有効にする方法 Step4 Chromeの設定画面を開く
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[パフォーマンス]をクリック

[設定]をクリックすると左上に「設定」と大きく書かれたChromeの設定画面が開きます。

左側のメニューにある[パフォーマンス]をクリックしてください。

メモリ使用量を節約するためのメモリセーバー機能を有効にする方法 Step5 [パフォーマンス]をクリック
メモリ使用量を節約するためのメモリセーバー機能を有効にする方法 Step5 [パフォーマンス]をクリック
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メモリセーバーを有効にする

[パフォーマンス]をクリックすると「パフォーマンス」と書かれた画面に移動します。

Chromeのアドレスバーにchrome://settings/performanceと入力してEnterを押すことでもこのページへ移動することができます。

その中にあるメモリセーバーを有効にしてください。

メモリ使用量を節約するためのメモリセーバー機能を有効にする方法 Step6 メモリセーバーを有効にする
メモリ使用量を節約するためのメモリセーバー機能を有効にする方法 Step6 メモリセーバーを有効にする

これでChromeのメモリセーバーが有効になり、Chromeで使用するメモリ量が減り、パソコンの動作が快適になることが見込めます。

特定のサイトをアクティブでない状態でもスリープにしない方法

Google Driveやカレンダーなど、アクティブでない状態でもリアルタイムに更新しておいてい欲しいページも多々あります。

Chromeのメモリセーバーには、特定のサイトがアクティブでない状態でもスリープしないための除外設定が用意されています。

ここでは、例としてGoogle Driveがアクティブではない状態でも、スリーブにしないための設定(常にアクティブにする)を詳しく解説していきます。

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Chromeのパフォーマンスページにある[追加]をクリック

Chromeのパフォーマンスページを開き、「メモリセーバー」の枠内にある[追加]をクリックしてください。

Chromeのアドレスバーにchrome://settings/performanceと入力してEnterを押すことでもこのページへ移動することができます。

特定のサイトをアクティブでない状態でもスリープにしない方法 Step1 Chromeのパフォーマンスページにある[追加]をクリック
特定のサイトをアクティブでない状態でもスリープにしない方法 Step1 Chromeのパフォーマンスページにある[追加]をクリック
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スリープを除外したいサイトのドメインを入力し、[追加]をクリック

[追加]をクリックすると「サイトの追加」と書かれたポップアップが表示されます。

その中に除外したいサイトのドメインを入力してください。

ここでは例としてdrive.google.comと入力していますが、google.comと入力することでGoogle関連のサービス全てを除外することも可能です。

ドメインを入力したら右下の[追加]をクリックしてください。

特定のサイトをアクティブでない状態でもスリープにしない方法 Step2 スリープを除外したいサイトのドメインを入力し、[追加]をクリック
特定のサイトをアクティブでない状態でもスリープにしない方法 Step2 スリープを除外したいサイトのドメインを入力し、[追加]をクリック
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常にアクティブにするサイトに追加したドメインが表示されていることを確認する

[追加]をクリックすると一つ前の「パフォーマンス」と書かれたページに戻ります。

常にアクティブにするサイトに追加したドメインが表示されていることを確認してください。

特定のサイトをアクティブでない状態でもスリープにしない方法 Step3 常にアクティブにするサイトに追加したドメインが表示されていることを確認する
特定のサイトをアクティブでない状態でもスリープにしない方法 Step3 常にアクティブにするサイトに追加したドメインが表示されていることを確認する

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