Internet Explorerのサポートが2022年6月15日(日本時間で2022年6月16日)に終了したことに伴い、Microsoft EdgeのInternet Explorerモードの需要が増えてきていると思います。
このページでは、Microsoft EdgeのInternet Explorerモードでページを開いた時に「Internet Explorerが見つかりません。Internet Explorerをもう一度インストールするか、もう一度有効にする必要があります。」と表示された場合の対処方を画像付きで詳しく解説していきます。

ここで紹介する手順を実施する前にWindowsを最新の状態にしておくことをオススメします。
Windows11でWindows Updateを手動で実行する方法を参考に最新の状態にしてください。
Internet ExplorerモードをWindowsに追加する方法
Microsoft EdgeのInternet Explorerモードでページを開いた時に「Internet Explorerが見つかりません。Internet Explorerをもう一度インストールするか、もう一度有効にする必要があります。」と表示された場合は、Windowsの機能にInternet Explorerモードを追加する必要があります。

タスクバーにある[Windowsボタン]をクリックして(キーボードのスタートボタンを押して)ください。
[Windowsボタン]をクリックすると上に向かってメニューが展開されます。
展開されたメニューの中にある歯車のアイコン[設定]をクリックしてください。

[設定]をクリックすると「システム」と書かれたウィンドウが立ち上がります。
左側のメニューの中にある[アプリ]をクリックしてください。

[アプリ]をクリックすると「アプリ」と表示されたページに移動します。
その中にある[オプション機能]をクリックしてください。

[オプション機能]をクリックすると、「アプリ > オプション機能」と書かれたページに移動します。
その中にある「オプション機能を追加する」の右側の[機能を表示]をクリックしてください。

[機能を表示]をクリックすると、オプション機能として追加できる機能の一覧が表示されます。
その中から「Internet Explorerモード」を見つけてチェックを入れてください。
チェックを入れたら[次へ]をクリックしてください。

[次へ]をクリックすると「インストール」ボタンが押せる画面に移動します。
[インストール]をクリックしてください。

[インストール]をクリックすると「アプリ > オプション機能」の画面に戻り、インストールが開始されます。
インストールは1~2分程度で終わります。

インストールが完了すると再起動を求めるメッセージが表示されるので、Windowsを再起動してください。
Windowsの機能を追加するための再起動になるので、2~3分程度かかります。

再起動後にMicrosoft EdgeのInternet Explorerモードでページを開くと、正常にIEモードでページが開きます。
コマンドプロンプトからInternet ExplorerモードをWindowsに追加する方法
コマンドプロンプトからInternet Explorerモードを有効にするには、コマンドプロンプトを管理者として起動してコマンドを入力する必要があります。
コマンドプロンプトを管理者として立ち上げる方法はこちらの「Windows11でコマンドプロンプトを開く方法」で詳しく解説しているのでぜひご覧ください。

コマンドプロンプトを管理者として起動したら以下のコマンドを入力して、エンターキーを押してください。
dism /online /Enable-Feature /FeatureName:Internet-Explorer-Optional-amd64

エンターキーを押すと「操作は正常に完了しました。」と表示されます。
表示はされませんが、コマンドプロンプトからInternet ExplorerモードをWindowsに追加したあとにWindowsを再起動する必要があります。
再起動後にMicrosoft EdgeのInternet Explorerモードでページを開くと、正常にIEモードでページが開きます。
Microsoft EdgeやInternet Explorerに関する記事
Microsoft EdgeやInternet Explorerに関する記事はこちらです。ぜひご覧ください。