【Windows11】Bluetoothが突然使えない時の原因と対処法6選

この記事では、Windows11でBluetoothが突然使えなくなった場合の原因と対処法を、実際の画面付きでわかりやすく解説します。

マウスやキーボード、イヤホンなどを無線で接続できるBluetoothは、作業を快適にするために欠かせない機能ですが、昨日まで問題なく使えていたのに突然接続できなくなることがあります。

「Bluetoothマウスが反応しなくなって作業が止まってしまった…」
「スマホとペアリングしていたのに、いつの間にか接続が切れている…」

こうした突然の不具合は、多くの場合簡単な設定の見直しで解決します。
情報システム担当の私も、業務でBluetoothトラブルの相談を受けるたびに、今回ご紹介する方法で解決してきました。

この記事では、Windows11でBluetoothが突然使えなくなったときに試すべき原因と対処法を6つに絞り、初心者にもわかりやすく解説します。

特別なソフトや複雑な操作は不要です。ぜひ最後までご覧いただき、すぐにBluetoothを復旧させましょう。

ノートパソコンでBluetoothマウスを使っている方は、接続できなくなると操作ができず困ってしまうことがあります。万一に備えて、事前に「Windows11でタッチパッドを無効/有効にする方法」を確認し、タッチパッドをオンにしておくことをおすすめします。

目次

PCが機内モードになっていないか確認する

機内モードが有効になっていると、Wi-FiやBluetoothなどの無線通信がすべて遮断されます。
画面右下の通知領域に飛行機マークのアイコンが表示されている場合は、機内モードがオンになっている状態です。

機内モードのオン/オフはキーボード操作でも切り替えられるため、誤操作で機内モードがオン(繋がらない状態)になっている可能性があります。

この場合は「Windows11で機内モードを有効/無効にする方法」を参考に、機内モードをオフにしてください。

PCが機内モードになっていないか確認する
PCが機内モードになっていないか確認する

機内モードがオフなのにBluetooth機器が全く使えない場合は、次の手順に進みましょう。

PCを完全にシャットダウンして再度起動する

Bluetooth接続している機器がすべて繋がらなくなった場合、一時的にPCのBluetooth機能がフリーズしている可能性があります。

このようなときは、Shiftキーを押しながらシャットダウンして完全に電源を切り、再度起動してみましょう。
これにより、一部のキャッシュやシステム情報がリセットされ、Bluetoothが正常に動作する場合があります。

通常のシャットダウンと完全シャットダウンの違い
  • 通常のシャットダウン(初期値):一部のシステム情報を保存した後に終了し、次回起動が高速になる(高速スタートアップ有効時)。
  • 完全シャットダウン:システム情報を保存せず完全に終了するため、起動はやや遅くなるが、不安定な動作が改善されることがある。

完全にシャットダウンした後にPCを起動してもBluetoothが正常に動作していない場合は次に進んでください。

高速スタートアップが有効になっていると、Windowsが「疑似休止」状態でシャットダウンし、完全な再起動とならないことがあります。
このため、Bluetoothなどデバイスのトラブル時は、高速スタートアップを無効にしてから完全シャットダウンを行うことをおすすめします。
詳しい無効化手順は「Windows11で高速スタートアップを無効にする方法」をご覧ください。

WindowsサービスからBluetoothサポートサービスを再起動する

Bluetooth機能は「Bluetoothサポートサービス」がバックグラウンドで動作することで利用できます。
このサービスが停止していると、機器を検出できなかったり接続できなかったりするため、以下の手動で再起動してみましょう。

  1. Windowsキー+Rキーを押して「ファイル名を指定して実行」を開く
  2. services.msc と入力してOKをクリック
  3. 一覧から「Bluetoothサポートサービス」を右クリックし、「再起動」を選択
  4. ステータスが「実行中」になっていることを確認

ここからは、上記の手順を実際の画面を使って、より詳しく解説していきます。

STEP

ファイル名を指定して実行ウィンドウから「サービス」を起動

キーボードのWindowsキーとRキーを押し、「ファイル名を指定して実行」と書かれたウィンドウを表示してください。

その中にservices.mscと入力して「OK」をクリックしてください。

「ファイル名を指定して実行」で使用できるその他のコマンドについては、こちらの「ファイル名を指定して実行で使えるコマンド一覧 - Windows 11」で詳しく解説していますので、興味のある方はぜひご覧ください。

WindowsサービスからBluetoothサポートサービスを再起動する Step1 ファイル名を指定して実行ウィンドウから「サービス」を起動
WindowsサービスからBluetoothサポートサービスを再起動する Step1 ファイル名を指定して実行ウィンドウから「サービス」を起動
STEP

「Bluetoothサポートサービス」を右クリックして「再起動」をクリック

「OK」をクリックすると「サービス」と書かれたウィンドウが起動します。

サービス一覧から「Bluetoothサポートサービス」を右クリックし、「再起動(E)」を選択します。

WindowsサービスからBluetoothサポートサービスを再起動する Step2 [Bluetoothサポートサービス]を右クリックして[再起動]をクリック
WindowsサービスからBluetoothサポートサービスを再起動する Step2 [Bluetoothサポートサービス]を右クリックして[再起動]をクリック
STEP

「はい」ボタンをクリックしてBluetoothサポートサービスを再起動する

「再起動(E)」をクリックすると「別のサービスの再起動」と書かれたウィンドウが立ち上がる場合があります。

これはBluetoothサポートサービスを再起動すると同時に再起動されるサービスがある場合に表示されます。

「はい(Y)」ボタンをクリックしてください。

WindowsサービスからBluetoothサポートサービスを再起動する Step3 [はい]をクリックしてBluetoothサポートサービスを再起動する
WindowsサービスからBluetoothサポートサービスを再起動する Step3 [はい]をクリックしてBluetoothサポートサービスを再起動する
STEP

Bluetoothサポートサービスが「実行中」になっていることを確認する

「はい(Y)」ボタンをクリックすると画面が元に戻ります。

「Bluetoothサポートサービス」が「実行中」になっていることを確認してください。

これでBluetooth機能が再び動作する可能性があります。Bluetoothサポートサービスが「実行中」にもかかわらずBluetoothが全く使えない場合は、次の手順に進みましょう。

WindowsサービスからBluetoothサポートサービスを再起動する Step4 Bluetoothサポートサービスが「実行中」になっていることを確認する
WindowsサービスからBluetoothサポートサービスを再起動する Step4 Bluetoothサポートサービスが「実行中」になっていることを確認する

Windows UpdateでWindowsを最新の状態にし、PCを再起動する

Bluetoothサポートサービスが「実行中」にもかかわらずBluetoothが全く使えない場合、Windows自体に問題がある可能性を考え、Windows Updateを実行してください。

OSのバグ修正やデバイスドライバーの更新はWindows Updateを通じて配信されるため、適用することで問題が解消されるケースは少なくありません。

「時間がかかるし面倒…」と感じるかもしれませんが、システムの根本的な問題を解決し、安定性を確保するためには不可欠な手順です。

同時に、Windows Updateの詳細オプションからドライバーの更新も行ってください。

Windows Updateの詳細オプションからドライバーの更新も行ってください
Windows Updateの詳細オプションからドライバーの更新も行ってください

Windows Update後は、再起動を促すメッセージが表示されていない場合でも、PCを再起動しておいてください。

これでBluetooth機能が再び動作する可能性があります。再起動後、Bluetoothが全く使えない場合は、次の手順に進みましょう。

WindowsのBluetoothトラブルシューティング機能を利用する

Windows UpdateでOSやドライバーを最新の状態にしてもBluetoothが全く使えない場合は、以下の手順でWindowsのトラブルシューティング機能を利用してBluetooth機能が再び動作するか試してみてください。

  1. Windowsの設定画面を開く
  2. 「システム」→「トラブルシューティング」→「その他のトラブルシューティングツール」をクリック
  3. Bluetoothの枠内にある「実行する」をクリック
  4. 「はい」→「続ける」をクリックしてBluetoothのトラブルシューティングを開始する

ここからは、上記の手順を実際の画面を使って、より詳しく解説していきます。

操作の注意点は Microsoft 公式ヘルプ「Windows の Bluetooth の問題を解決する」にも要点がまとまっています。
この記事の手順と合わせて確認すると、原因の切り分けが速くなります。

STEP

キーボードのWindowsキーを押し、歯車のアイコンの「設定」をクリック

キーボードのWindowsキーを押すか、タスクバーにあるスタートボタン(Windowsロゴ)をクリックしてスタートメニューを開いてください。

その中にある歯車のアイコンの「設定」をクリックしてください。

キーボードのWindowsキーを押し、歯車のアイコンの「設定」をクリック
Windowsのトラブルシューティング機能を利用する Step1
STEP

左側にある「システム」をクリック

「設定」をクリックすると、「ホーム」と大きく書かれたWindowsの設定アプリが開きます。

キーボードのWindowsIを押すことでも、Windowsの設定アプリを開くことができます。
また、Windowsの設定アプリを開くショートカットをデスクトップに作成すると便利です。

左側にある「システム」をクリックしてください。

左側にある「システム」をクリックしてください。
Windowsのトラブルシューティング機能を利用する Step2
STEP

「トラブルシューティング」→「その他のトラブルシューティングツール」をクリック

「システム」をクリックすると「システム」と書かれたWindowsの設定画面が開きます。

その画面を少し下にスクロールし、「トラブルシューティング」をクリックしてください。

「トラブルシューティング」→「その他のトラブルシューティングツール」をクリック
Windowsのトラブルシューティング機能を利用する Step3

「トラブルシューティング」をクリックすると「システム > トラブルシューティング」と書かれた画面に移動します。

その中にある「その他のトラブルシューティングツール」をクリックしてください。

「トラブルシューティング」→「その他のトラブルシューティングツール」をクリック
Windowsのトラブルシューティング機能を利用する Step3
STEP

Bluetoothの枠内にある「実行する」をクリック

「その他のトラブルシューティング」をクリックすると「システム > トラブルシューティング > その他のトラブルシューティングツール」と書かれた画面に移動します。

その画面にあるBluetoothの枠内にある「実行する」をクリックしてください。

Bluetoothの枠内にある「実行する」をクリック
Windowsのトラブルシューティング機能を利用する Step4
STEP

「はい」→「続ける」をクリックしてBluetoothのトラブルシューティングを開始する

Bluetoothの枠内にある[実行する]をクリックすると「私たちがお手伝いいたします。」と書かれたWindowsのBluetooth接続の問題に関するトラブルシューティングツールが開きます。

その中にある「はい」をクリックして次に進んでください。

「はい」→「続ける」をクリックしてBluetoothのトラブルシューティングを開始する
Windowsのトラブルシューティング機能を利用する Step4

「はい」をクリックすると「ご同意ありがとうございます!」と表示されます。

その下にある「続ける」をクリックしてください。

「はい」→「続ける」をクリックしてBluetoothのトラブルシューティングを開始する
Windowsのトラブルシューティング機能を利用する Step4

「続ける」をクリックするとトラブルシューティングが開始されます。

これ以降はPCの環境によって表示される内容が異なるため、トラブルシューティングツールの指示に従って進んでください。

トラブルシューティングが終わると、Bluetooth機能が再び動作する可能性があります。それでもBluetoothが全く使えない場合は、次の手順に進みましょう。

Windowsのトラブルシューティング機能を利用する Step4 [はい]→[続ける]をクリックしてBluetoothのトラブルシューティングを開始する
Windowsのトラブルシューティング機能を利用する Step4 [はい]→[続ける]をクリックしてBluetoothのトラブルシューティングを開始する

システムファイルチェッカー(sfc/DISM)を実行する

トラブルシューティングが終わってもBluetoothが全く使えない場合は、システムファイルチェッカー(sfc /scannow)と展開イメージのサービスと管理(DISM)コマンドを実行して問題が解決するか試してみてください。

システムファイルチェッカー(sfc /scannow)とは、Windows のシステムファイルに破損や改ざんがないかチェックし、問題があれば修復を試みるツールです。

展開イメージのサービスと管理(DISM)とは、Windowsのシステム修復機能(sfc)が参照する設計図自体を修復する、より強力なツールです。sfc /scannowで解決しない根深い問題に対処できる場合があります。

各コマンドのより詳細な技術情報については、以下のMicrosoft公式サイトもご覧ください。
システム ファイル チェッカー ツール (SFC.exe) について
Windows イメージを修復する (DISM)

sfc / scannowとDISMコマンドでWindowsを修復する方法は、以下の記事でわかりやすく解説しています。
是非ご覧ください。

Bluetoothが突然使えない時の原因と対処法に関するよくある質問と答え

Bluetoothが突然使えない時の原因と対処法に関するよくある質問と答えをまとめました。

Bluetoothマウスが突然動かなくなった!最初に何をチェックすればいい?

まずマウス本体の電池残量を確認してください。
その後、機内モードの確認やPCの再起動など、この記事で紹介している手順に沿って進めてください。

Windows11で、Bluetoothのオン・オフを切り替えるスイッチ自体が消えました。なぜですか?

最も多い原因は「Bluetoothサポートサービス」の停止です。
サービスを再起動するとスイッチが復活することがあります。記事内のWindowsサービスからBluetoothサポートサービスを再起動するを参考に進めてみてください。

AirPodsだけがPCに接続できません。故障でしょうか?

故障と判断する前に、AirPodsがiPhoneなど他のデバイスに自動接続されていないか確認してみてください。それでも解決しない場合は、AirPodsを接続する方法と接続できない場合の対処法を参考に再接続してみてください。

なぜ普通の再起動ではなく、Shiftキーを押しながらシャットダウン(完全シャットダウン)が良いのですか?

Windowsの「高速スタートアップ」機能を一時的に無効化し、メモリやシステム情報を完全にクリアな状態で終了させるためです。
これにより、通常の再起動では解消されない一時的なフリーズや不具合がリセットされやすくなります。

「Bluetoothサポートサービス」とは何ですか?再起動するとどうなりますか?

WindowsがBluetooth機能を管理するために裏側で動かしている基本プログラムです。
これがフリーズするとBluetoothが使えなくなるため、「再起動」することで正常な状態に戻す効果が期待できます。

Windowsのトラブルシューティングツールで「問題は特定できませんでした」と出ます。意味ないですか?

いいえ、効果がなかったわけではありません。このメッセージは「ツールが自動修復できる範囲の問題ではなかった」ことを示しています。
ツールで解決しない場合は、より根本的な「sfc/DISMコマンド」に進む必要があります。

Bluetoothドライバーを更新するには、Windows Updateとメーカーサイトのどちらが良いですか?

まずは手軽な「Windows Update」を試し、それでも解決しない場合にPCメーカーの公式サイトから最新版をダウンロードして適用するのが最も確実な手順です。
特に、グラフィックやサウンド関連の特殊なBluetooth機能はメーカー製の最新ドライバーが必要になることがあります。

最後までご覧いただきありがとうございました。
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Windows系を主として、ソフトや周辺機器の操作や設定について画像も用いながらわかりやすく解説しています。

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実行環境
Windows11 Home 24H2
64 ビット オペレーティング システム
11th Gen Intel(R) Core(TM) i7-11375H @ 3.30GHz 3.30 GHz
16.0 GB RAM
Microsoft 365

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