Windows11で「このファイルは大きすぎてごみ箱へ移動できません」と表示された場合の対処法

この記事では、Windows11でファイルを削除しようとすると「このファイルは大きすぎてごみ箱へ移動できません 完全に削除しますか?」と表示される原因と、3つの対処法を詳しく解説します。

「大きなファイルを削除するたびにこのメッセージが出てきて煩わしい」「確認なしにそのままごみ箱に移動させたい」といったお問い合わせは、社内PCのサポートをしていると頻繁に寄せられます。特にごみ箱の容量設定が初期値のままになっているPCでは、動画や圧縮ファイルなどを削除する際にこのメッセージが出やすくなります。

Windows11でファイルを削除しようとすると「このファイルは大きすぎてごみ箱へ移動できません 完全に削除しますか?」と表示されているスクリーンショット
「このファイルは大きすぎてごみ箱へ移動できません」と表示された状態

この記事では、「このファイルは大きすぎてごみ箱へ移動できません」と表示される原因から、ごみ箱のサイズ変更・ごみ箱を空にする・ファイルを直接完全削除する設定に変更するという3つの対処法まで、実際の画面を使って詳しく解説します。

目次

ごみ箱のサイズ(容量)を大きくして解決する方法

ごみ箱のサイズ(容量)を大きくすることで、「このファイルは大きすぎてごみ箱へ移動できません」というメッセージが表示されなくなります。削除したファイルをごみ箱に残しておきたい場合や、誤って削除したファイルを復元できる状態にしておきたい場合に向いている方法です。

  1. デスクトップにある「ごみ箱」を右クリックし、「プロパティ」をクリックする
  2. 「ごみ箱のプロパティ」ウィンドウで「カスタムサイズ」の数値をMB単位で入力する
  3. 「OK」をクリックしてウィンドウを閉じる

実際の画面を見ながら詳しく解説していきます。

STEP
ごみ箱を右クリックして「プロパティ」を選択

デスクトップなどにある「ごみ箱」を右クリックしてください。

ごみ箱がデスクトップにない場合は、こちらの「デスクトップからごみ箱が消えた場合の復活方法」を参考にごみ箱を表示させるところから始めてください。

「ごみ箱」を右クリックすると右クリックメニューが表示されるので、その中にある「プロパティ」をクリックしてください。

Windows11からは右クリックメニューがかなりスリムになりました。
Windows10以前の右クリックメニューに表示を変更したい場合はこちらの「Windows11の右クリックメニューを以前の形に戻す方法」をご覧ください。

Windows11のデスクトップでごみ箱を右クリックして右クリックメニューを表示し、「プロパティ」を選択しているスクリーンショット
ごみ箱を右クリックして「プロパティ」を選択する
STEP
ごみ箱のサイズを変更して「OK」をクリック

「プロパティ」をクリックすると「ごみ箱のプロパティ」と書かれたウィンドウが立ち上がります。

その中にある「カスタムサイズ」の数値を変更することで、ごみ箱のサイズ(容量)を変更できます。

以下の早見表を参考にごみ箱のサイズをMB(メガバイト)単位で指定してください。

ギガバイトメガバイト
1G1024MB
2G2048MB
5G5120MB
10G10240MB
20G20480MB
50G51200MB
100G102400MB
GB(ギガバイト)とMB(メガバイト)早見表

入力したら左下にある「OK」をクリックしてウィンドウを閉じてください。

「適用はクリックしなくていいの?」と思ったかたはこちらの「OKボタンと適用ボタンの違いについて」を是非ご覧ください。

以上でごみ箱のサイズ変更は完了です。次回から大きなファイルを削除しても「このファイルは大きすぎてごみ箱へ移動できません」というメッセージは表示されなくなります。

Windows11の「ごみ箱のプロパティ」ウィンドウで「カスタムサイズ」の数値をMB単位で変更し「OK」をクリックしているスクリーンショット
「カスタムサイズ」に任意のMB数を入力して「OK」をクリックする

ごみ箱を空にして容量不足を解消する方法

ごみ箱の空き容量が不足していることが原因でメッセージが表示されている場合は、ごみ箱を空にすることで解決できます。サイズはそのままですぐ解決したい場合や、ごみ箱に不要なファイルが大量に溜まっている場合に向いている方法です。

  1. デスクトップにある「ごみ箱」を右クリックし、「ごみ箱を空にする」をクリックする
  2. 確認メッセージで[はい(Y)]をクリックする

ごみ箱は容量が足りなくなると、削除した順番で古いファイルから自動的に消去されるため、普段はあまり意識する必要はありません。

定期的にごみ箱の中を空にしたい場合は、Windowsのストレージセンサーを使うと便利です。ストレージセンサーの使い方は「ディスクの空き容量が足りない時に試してほしいストレージセンサーの使い方を徹底解説 Windows11」で詳しく解説しているので是非ご覧ください。

以下の手順でごみ箱を空にしてください。

STEP
ごみ箱を右クリックして「ごみ箱を空にする」を選択

デスクトップにある「ごみ箱」を右クリックしてください。

ごみ箱がデスクトップにない場合は、こちらの「デスクトップからごみ箱が消えた場合の復活方法」を参考にごみ箱を表示させるところから始めてください。

「ごみ箱」を右クリックすると右クリックメニューが表示されるので、その中にある「ごみ箱を空にする」を選択してください。

Windows11からは右クリックメニューがかなりスリムになりました。
Windows10以前の右クリックメニューに表示を変更したい場合はこちらの「Windows11の右クリックメニューを以前の形に戻す方法」をご覧ください。

Windows11のデスクトップでごみ箱を右クリックして右クリックメニューを表示し、「ごみ箱を空にする」を選択しているスクリーンショット
ごみ箱を右クリックして「ごみ箱を空にする」を選択する
STEP
確認メッセージで「はい(Y)」をクリック

「ごみ箱を空にする」をクリックすると「これらのXX個の項目を完全に削除しますか?」と確認メッセージが表示されます。

問題なければ「はい(Y)」をクリックしてください。

「はい(Y)」をクリックすると、ごみ箱内のファイルやフォルダーが全て完全に消去されます。

Windows11でごみ箱を空にする際に表示される「これらのXX個の項目を完全に削除しますか?」という確認ダイアログで「はい(Y)」をクリックしているスクリーンショット
確認ダイアログで「はい(Y)」をクリックするとごみ箱内のファイルが完全に消去される

ごみ箱を経由せずファイルを直接完全削除する方法

ごみ箱を経由せず、削除と同時にファイルを完全消去する設定に変更する方法です。「このファイルは大きすぎてごみ箱へ移動できません」というメッセージ自体が表示されなくなります。ごみ箱にファイルを残す必要がない場合や、メッセージを完全になくしたい場合に向いています。

  1. デスクトップにある「ごみ箱」を右クリックし、「プロパティ」をクリックする
  2. 「ごみ箱のプロパティ」ウィンドウで「ファイルをごみ箱に移動しないで、削除と同時にファイルを消去する」を選択する
  3. 「OK」をクリックしてウィンドウを閉じる

詳しい手順は以下の記事で解説しています。

「このファイルは大きすぎてごみ箱へ移動できません」と表示された場合の対処法に関するよくある質問と答え

「このファイルは大きすぎてごみ箱へ移動できません」と表示された場合の対処法に関するよくある質問と答えをまとめました。

「このファイルは大きすぎてごみ箱へ移動できません」と表示されるのはなぜですか?

削除しようとしたファイルのサイズが、ごみ箱に設定されている容量の上限を超えているか、ごみ箱の空き容量が不足しているために表示されます。ごみ箱のサイズを大きくするか、ごみ箱を空にすることで解消できます。

「このファイルは大きすぎてごみ箱へ移動できません」と毎回表示されないようにするにはどうすればいいですか?

ごみ箱のサイズ(容量)を大きくすることで、毎回表示されなくなります。デスクトップの「ごみ箱」を右クリックして「プロパティ」を開き、「カスタムサイズ」の数値をMB単位で大きい値に変更して「OK」をクリックします。

ごみ箱のサイズは何GB(何MB)に設定すればいいですか?

動画や圧縮ファイルをよく削除する場合は20GB(20480MB)以上、一般的なオフィス用途であれば10GB(10240MB)程度が目安です。ごみ箱のサイズはディスクの空き容量を圧迫するため、大きくしすぎず用途に合わせて設定してください。

ごみ箱の初期設定の容量はどのくらいですか?

Windows11の初期設定では、ディスク容量の約10%を上限としてごみ箱の容量が自動設定される場合が多いです。500GBのディスクであれば約50GBが割り当てられます。ただし、ディスクの容量やメーカー設定によって異なるため、実際の設定値は「ごみ箱のプロパティ」で確認してください。

ごみ箱を空にせずに自動で管理する方法はありますか?

はい、Windows11のストレージセンサーを使うと、設定した日数が経過したごみ箱内のファイルを自動的に削除できます。手動でごみ箱を空にする手間が省けるため便利です。詳しくはストレージセンサーの使い方をご覧ください。

「このファイルは大きすぎてごみ箱へ移動できません」のメッセージを完全に表示させなくする方法はありますか?

はい、ごみ箱を経由せずファイルを直接完全削除する設定に変更することで、メッセージ自体が表示されなくなります。「ごみ箱」を右クリックして「プロパティ」を開き、「ファイルをごみ箱に移動しないで、削除と同時にファイルを消去する」を選択して「OK」をクリックします。詳しい手順はごみ箱を経由せずファイルを完全に削除する方法をご覧ください。

ごみ箱を経由しない設定にするとどんなリスクがありますか?

削除したファイルがごみ箱に残らず即座に完全削除されるため、誤って削除してしまった場合に復元できなくなります。重要なファイルを扱う機会が多い場合や、社内PCに一括設定する場合は慎重に判断することをおすすめします。

「Shift」キーを押しながら削除するとごみ箱に入らないのはなぜですか?

Shiftキーを押しながらDeleteキーを押してファイルを削除すると、ごみ箱を経由せず直接完全削除されます。設定変更なしで使える操作ですが、削除後の復元はできないため注意が必要です。「このファイルは大きすぎてごみ箱へ移動できません」のメッセージも表示されません。

ごみ箱を空にするとディスクの空き容量は増えますか?

はい、ごみ箱を空にするとごみ箱内のファイルが完全に削除され、その分だけディスクの空き容量が増えます。ごみ箱に大量のファイルが溜まっている場合は、空にするだけで数GB〜数十GB単位で空き容量を確保できることがあります。ディスクの空き容量をさらに増やしたい場合はディスクの空き容量をWindows標準機能で増やす方法や、ディスクのクリーンアップも参考にしてください。

どのフォルダーがディスク容量を圧迫しているか確認する方法はありますか?

Windows11のエクスプローラーではフォルダーのサイズは直接表示されませんが、フォルダーを右クリックして「プロパティ」を開くとサイズを確認できます。より見やすく確認したい場合はインストール不要のディスク使用状況チェックツールを使うと便利です。

ごみ箱がデスクトップに表示されていない場合はどうすればいいですか?

デスクトップの設定からごみ箱アイコンを表示させることができます。詳しくはデスクトップにごみ箱を表示する方法をご覧ください。

ごみ箱が「壊れています」と表示された場合はどうすればいいですか?

「ごみ箱が壊れています。このドライブのごみ箱を空にしますか?」と表示された場合は、ごみ箱のデータが破損している可能性があります。詳しくはごみ箱が壊れていますと表示された場合の対処法をご覧ください。

このメッセージはWindows10でも表示されますか?

はい、同様のメッセージはWindows10でも表示されます。対処法もごみ箱のプロパティからサイズを変更する手順はほぼ同じですが、右クリックメニューの見た目がWindows11とは異なります。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
記事の内容は独自検証に基づくものであり、MicrosoftやAdobeなど各ベンダーの公式見解ではありません。

記事内で紹介している手順はあくまで一例です。OSのバージョンやPC環境によって操作画面・手順が異なる場合があり、目的に応じた最適な方法も環境ごとに異なります。参考のうえご利用ください。

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※Microsoft、Windows、Adobe、Acrobat、Creative Cloud、Google Chromeほか記載の製品名・サービス名は各社の商標または登録商標です。

公式情報・関連資料と検証環境
公式情報・関連資料
実行環境詳細と検証日
  • OS:Windows 11 Home 25H2(64bit)
    ※本記事の手順は Windows11 Home / Pro / Enterpriseで共通です(ポリシーで制限された環境を除く)。
  • ハードウェア:Intel(R) Core(TM) Ultra 7 155H (1.40 GHz) / 32GB RAM
  • 最終検証日:2026年5月3日
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この記事を書いた人

情シスの自由帳管理人のアバター 情シスの自由帳管理人 情シスの自由帳管理人

社内SE歴15年以上。現在も社内のPC管理・ネットワーク・サーバー運用から、日常的なトラブル対応、プログラム開発まで幅広く従事しています。
「情シスの自由帳」では、パソコンが苦手な方や新人の社内SEの方、テレワーク中に困りごとがある方に向けて、実務経験に基づいた再現性の高い解説を心がけています。

【基本検証環境】
Windows 11 Home(64bit)/Intel(R) Core(TM) Ultra 7 155H(1.40GHz)/32GB RAM

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