こんな人にオススメの記事です
- キーボードが突然不調になってしまった人
- 画面に映し出されるスクリーンキーボードを使ってみたい人
- スクリーンキーボードを簡単に起動する方法を知りたい人
キーボードが突然壊れてしまった場合に役立つ、スクリーンキーボードの使い方やショートカットを詳しく解説していきます。
スクリーンキーボードをログイン画面で表示させる方法
キーボードが不調になった場合の最初の難関はログインパスワード(サインイン情報)の入力です。
ここからは、実際の画面も用いながら、ログイン画面にスクリーンキーボードを起動するための方法を詳しく解説していきます。
まずはWindowsのログイン画面(ロック画面)を開いてください。

Windowsのログイン画面の右下か左下にIMEのアイコンや、Wifiのアイコン、人形のアイコンなどが表示されています。
その人形のアイコン(アクセシビリティ)をクリックしてください。
人形のアイコンをクリックすると上に向かってメニューが展開されます。
その中にある[スクリーンキーボード]をクリックしてください。

[スクリーンキーボード]をクリックすると、画面上にスクリーンキーボードが表示されます。
これでログインパスワードの入力をすることができます。

スクリーンキーボードをログイン画面で自動的に起動する方法
キーボードが不調の間はしばらくスクリーンキーボードを使うことになります。
ログイン時に毎回スクリーンキーボードを立ち上げるのは面倒なので、起動時にスクリーンキーボードが表示されるように設定を変更してみましょう。
ここからは、実際の画面も用いながら、ログイン画面で自動的にスクリーンキーボードを起動する方法を詳しく解説していきます。
まずはスクリーンキーボードの右下にある[オプション]をクリックしてください。

[オプション]をクリックすると、「オプション」と書かれた小さなウィンドウが起動します。
そのウィンドウの一番下にある[サインイン時にオンスクリーンキーボードを開始するかどうかの指定]をクリックしてください。

[サインイン時にオンスクリーンキーボードを開始するかどうかの指定]をクリックすると、「マウスやキーボードを使わずにコンピューターを使用します」と書かれたウィンドウが立ち上がります。
その中にある[スクリーンキーボードを使用します(K)]にチェックを入れてください。
[スクリーンキーボードを使用します(K)]にチェックを入れたら、右下にある[OK]をクリックしてください。
これで次回からパソコンの起動時にスクリーンキーボードが自動的に表示されます。

マウス操作だけでスクリーンキーボードを起動する方法
誤ってスクリーンキーボードを閉じてしまった場合は再度スクリーンキーボードを立ち上げる必要があります。
ここからはマウス操作だけでスクリーンキーボードを起動する方法を詳しく解説していきます。
タスクバーにある[Windowsボタン]をクリックしてください。
[Windowsボタン]をクリックすると上に向かってメニューが展開されます。
そのメニューの右上にある[すべてのアプリ]をクリックしてください。

[すべてのアプリ]をクリックすると、パソコンにインストールされているアプリの一覧が表示されます。
その中にある[Windows簡単操作]をクリックしてください。
[Windows簡単操作]をクリックすると下に向かってメニューが展開されます。
その中にある[スクリーンキーボード]をクリックしてください。

[スクリーンキーボード]をクリックすると、画面上にスクリーンキーボードが表示されます。

スクリーンキーボードをタスクバーに固定する方法
毎回すべてのアプリからスクリーンキーボードを立ち上げるのは少し面倒です。
そこで、スクリーンキーボードをタスクバーに固定する方法を紹介します。
タスクバーにある[Windowsボタン]をクリックしてください。
[Windowsボタン]をクリックすると上に向かってメニューが展開されます。
そのメニューの右上にある[すべてのアプリ]をクリックしてください。

[すべてのアプリ]をクリックすると、パソコンにインストールされているアプリの一覧が表示されます。
その中にある[Windows簡単操作]をクリックしてください。

[Windows簡単操作]をクリックすると下に向かってメニューが展開されます。
その中にある[スクリーンキーボード]を右クリックしてください。
[スクリーンキーボード]を右クリックすると、右に向かってメニューが展開されます。
その中にある[詳細]をクリックしてください。
[詳細]をクリックすると、更に右に向かってメニューが展開されます。
その中にある[タスクバーにピン留めする]をクリックしてください。
これでスクリーンキーボードがタスクバーにピン留めされ、1クリックですぐにスクリーンキーボードを起動させることができます。
スタートメニューにピン留めしたい場合は、[スタートにピン留めする]をクリックしてください。

スクリーンキーボードをキーボードショートカットで起動する方法
キーボードが使える状態でスクリーンキーボードを起動させるにはキーボードショートカットが便利です。
ここでは、スクリーンキーボードをキーボードショートカットで起動する方法を詳しく解説していきます。
スクリーンキーボードをキーボードショートカットで起動するには、キーボードのWindows+Ctrl+Oを押してください。

キーボードのWindows+Ctrl+Oを押すと、画面上にスクリーンキーボードが表示されます。

スクリーンキーボードにテンキーを表示する方法
スクリーンキーボードにもテンキーを表示させることができます。
ここからは、実際の画面も用いながらスクリーンキーボードにテンキーを表示する方法を詳しく解説していきます。
スクリーンキーボードを立ち上げ、右下にある[オプション]をクリックしてください。

[オプション]をクリックすると、「オプション」と書かれた小さなウィンドウが立ち上がります。
その中にある[テンキーを有効にする(D)]にチェックを入れてください。
[テンキーを有効にする(D)]にチェックを入れたら、右下にある[OK]をクリックしてください。

[OK]をクリックすると、「オプション」ウィンドウが閉じられ、スクリーンキーボードの右側にテンキーが表示されています。

知っておきたいセキュリティ対策としてのスクリーンキーボードの活用
スクリーンキーボードは、キーロガー対策として非常に有効な手段です。
公共のPCや共有PCでパスワードを入力する際に、物理キーボードではなくスクリーンキーボードを利用することで、このキーロガーによる情報漏洩を防ぐことが可能です。
スクリーンキーボードは、物理的なキー入力を行わないため、キーロガーによる盗難リスクを大幅に減らせます。
しかし、スクリーンキーボードを使用する際も、スクリーンキャプチャによる情報漏洩のリスクが残る点には注意が必要です。
スクリーンキャプチャは、画面上の操作をそのまま撮影する手法であり、入力された情報がそのまま記録される可能性があります。
そのため、スクリーンキーボードを使用する際は、スクリーンキャプチャ対策ソフトを併用するなど、複合的なセキュリティ対策を講じることが望ましいです。
スクリーンキーボードを活用し、セキュリティを強化することで、安全なインターネット利用を心掛けましょう。
スクリーンキーボードに関するよくある質問
スクリーンキーボードに関するよくある質問にお答えします。
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